初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ステディカム

2010年02月07日 17時34分25秒 | Weblog


ハンディ・カメラは文字通り,手持ちのカメラです。

例えば、町のロングからレポーターがしゃべりながら

カメラに向かって歩いてきます。

やがて、カメラ前を通り過ぎるとカメラはレポーターをフォローして,

後ろ姿を写しながらついて行きます。そして事件現場に着きます。

そこに活けられた花束を指差しながら、事件を説明します。

              … … …

手持ちカメラで歩きながら撮像するとどうしても,カメラブレが生じます。




カメラブレを全く生じない装置が出てきました。

階段を上下してもスムーズな映像が撮れます。




名前をステディカムといいます。

写真は、簡易型のものですが、原理的には同じでしょう。

この装置は簡単に誰でも使えるという装置でなく,

トレーニングが必要だそうです。

私はこの装置が出現したときには,

現場を離れていましたので詳細は知りません。

ヘリコプター、マラソン中継の移動車の防振雲台は

カメラマンはカメラを直接操作することが出来ませんでした。


http://www.arc7.co.jp/steadicam.htm


この「ステディカム」も装置は身体に取り付けるのですが

カメラマンはカメラ本体に触れないで操作するようです。

              … … …

若いカメラマンに使い勝手を聞きました。

カメラ操作に慣れるのにかなりコツがいるそうです。

「腰にきますよ…」

と聞きました。

              … … …

最近の例では,昨年末の「紅白歌合戦」中程で

矢沢永吉の出番がありました。

中居正広の

「エッ…永ちゃんが出るの…」

のきっかけで,画面は切りかわります。

楽屋の入り口から矢沢永吉を半身像で受けて,

楽屋廊下に並んで拍手する出演者たちのなかを歩いて

いったん薄暗くなる舞台入り口から本舞台に送り込む、

長いワンカットがどうやら「ステディカム」らしいです。







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