初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

続・鹿島清兵衛

2012年07月12日 20時47分25秒 | Weblog


鹿島清兵衛が等身大の密着印画を思い立ったのが

明治28年(1895年=117年前)です



等身大のガラス乾板の大きさは

丁度、畳1枚くらいでしょうか



畳は、3尺×6尺(910㎜×1820㎜)あります

馬鹿でかいガラスに感光乳剤を塗布するのです



当時の日本では無理だったのでしょうか

フランスに注文を出しています



次の問題はこのガラス乾板を装填できるカメラです

小西本店(コニカの前身)が設計と製作を

頼まれました



お化けカメラを劇場の客席にセッティングして

ピントを合わせて畳1枚ほどのガラス乾板を

装填するのに何人の助手を使ったのでしょう



撮影現場も大変でしようが

撮影された畳1枚の重くて割れそうなガラス乾板を

暗室の中での現像処理は凄かったでしょう



この巨大な密着印画は今日でも世界一で

早稲田大学の演劇博物館に現存しているそうです









最新の画像もっと見る

コメントを投稿