荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ミニマリストの巻、やたび。

2015年10月24日 | 華麗な生活に極めたシンプルを




すっかり【ミニマリスト】って言葉も浸透した様ですね。

ビジネス誌にしては異様に低価格の【Wedge(ウェッジ)】2015年10月号では『全所有物たった10点 ミニマリストが捨てて得たもの』という特集が組まれたとか。

また、テレビ朝日系【ビートたけしのTVタックル】でもミニマリストネタが取り上げられたそうであります。

わけの分からない芸人が、【ぼくたちに、もうモノは必要ない。】でお馴染みの佐々木典士氏のお家に泊まるという内容。

もっとも、たけしのミニマリストに対する意見は

『金ないやつだろ』

とか

『お金がなくて、何も買えないやつじゃないの?』

とか

『文化ってのは無駄だからね』

とか

『慎ましく生きたら「文化ってあるのかな?」って(思っちゃう)』

と、終始否定意見だった様です。

まぁ、たけしならそう言うだろうなぁ、と思います。

自身も凄ぇ高価なクルマを何台も所持してますし、ミニマリストを肯定したら自動的に所ジョージを否定する事になっちゃいますからねぇ。

佐々木典士氏からすりゃ世田谷ベースなんて、モノが多過ぎて発狂間違い無し。

こればかりは考え方の違いですから、永遠に平行線でしょう。

宗教を肯定するヒト、否定するヒト…仕舞にゃ宗教戦争ですよ。

上記、たけしの見解は少々理解度が低過ぎるとは正直思いました。

また、【文化】って言葉は便利だなぁ、とも。

もちろん、佐々木氏他の考えを諸々読めば、必ずたけしも分かるとは思います。

ミニマリスト(自称ミニマリストを名乗る似非ミニマリストは除く)って元来はモノ持ちだったヒトが多いですからね。

いずれにせよ、【お金持ち=モノ持ち】って思考は、明らかに古い。

高城剛や紀里谷和明といったセレブ系ミニマリストの、より一層のご活躍を期待したいトコであります。



『すべての女は男よりもずっと物質的なものです』レフ・トルストイ(ロシアの小説家/思想家・1828~1910)

さて、【ミニマリスト】って言葉が広まるにつれ、ネット記事を書いている様な三流ライターにまでネタにされております。

『ミニマリストになれば、ムダなお金を使わない。お金が貯まる体質になれるかも?』という問いを設けてるのですが、その解答としては『ミニマリストの注意点は「買い物の単価が上がる」こと』とかホザいてます。

要するにモノを買わなくなる分、何かを買う際には精査を重ねた上で、高額なモノを買っちゃう可能性がある…と言うのです。

あ~、この記事書いたのってオンナだろうな~って思いましたよ。

『数は少ないけど、ひとつひとつ吟味して良いモノだけに囲まれてステキに暮らしてるの』

って言うババアとおんなじ。

何で思考がそっちに行くのかな~?

まぁ、消費を担うのはオンナですからね。

【オンナの無駄遣い=文化】ってか…。

下らねぇけど、そんなモンかも知れねぇな。

モノに溢れてるクセにミニマリストを名乗ってる【似非ミニマリストオンナ】って凄ぇいっぱいいらっしゃいますから。

恥っ、恥ずかしいっ。

『女ほどあさましく心の変わるものはなし』井原西鶴(ニッポンの浮世草子/人形浄瑠璃作者・1642~1693)

過去の記事。
ミニマリストの巻。
ミニマリストの巻、ふたたび。
ミニマリストの巻、みたび。
ミニマリストの巻、よたび。
ミニマリストの巻、いつたび。
ミニマリストの巻、むたび。
ミニマリストの巻、ななたび。



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