荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

高校大パニックの巻。

2015年04月08日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



通学していた区立小学校からほど近いトコに【練馬映画劇場】というピンク映画専門の小屋がありました。

確かソコで上映されていた記憶があります。

『ピンク専門なのに一般映画も上映すんだ~』なんて小五のガキが思っていました。

この作品、街にもポスターが貼ってありましたし、『数学出来んのが何で悪いとや~!』とキチガイみたいなCMはインパクトがあり過ぎだったものです。

『一発の銃声が少年を変えた』みたいなCMナレーションもついていた記憶が。

とにかく『いったいどんな映画なんだろ』とちょっと気になる作品でした。

怖いモノ見たさっていうヤツですね。

とはいえ小五のガキの興味なんぞコロコロ変わりますから、すっかり忘却の彼方へ。

ところがその10年後、ハタチを迎えたか迎えてないかくらいの時に深夜放映されたんですよ。

タイトルも忘却の彼方だったのですが【高校大パニック】という文字をラ・テ欄で見かけた時「あっあの小五の時の『数学出来んのが何で悪いとや~!』の映画だ」とピンと来ました。

いざ視聴。

暑い…観ていてホント蒸し暑くなる作品でした。

暑さとストレスにヤられキチガイ化した男子高校生が、銃砲店でパクったライフルで教師や生徒を殺しまくる、っていうお話だったはず。


まぁ、今でもこのテのお話って多いですよね。

三池崇史あたりが撮りそう。

でも往時独特の地方都市を描くのは永遠にムリ。

昔は良かった、っていう事じゃなくて1970年代の混沌をどれほどトレースしようとしても時代が違い過ぎるって事です。


視聴して驚いたのが、浅野温子が出演していた事です。


過去の記事。
あぶない刑事の巻。
あぶない刑事の巻、ふたたび。

【あぶデカ】放映の10年くらい前ですから、異様に浅野温子が若いっつーか幼いんですよね。

ウィキによるとデビューして間もない様です。

いやぁ可愛い。

当時の殿方たちはホントにたまらなかった事でしょう。

オシッコしちゃうシーンまであるんですから。


マイケル・ダグラス主演の米国映画で【フォーリング・ダウン】という作品がありました。

これも暑さとストレスにヤられたキチガイのオッサンがヒトを殺しまくる作品です。

やっぱ“暑い”ってのは危険だと思います。

“暑い”トコではただダラダラ暮らすのがいちばん。

だから、ポリネシア人だってミクロネシア人だってダラダラしているのです。

受験勉強しなきゃならない様なヒトが“暑い”トコで暮らしちゃいけないんでしょうね。そもそも。

ホント、ニッポンって嫌です。

湿度の低いトコに住みたい…。


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