旅をしたくなるかわいい動画です。この駅舎は、泊まれるのですね。
[HD]駅ねこさん その1 \"Cats at a station\" vol.1
[HD]駅ねこさん その1 \"Cats at a station\" vol.1
函館壊滅!?タワーロボVSイカール星人Vol.1
中空土偶・・・「国宝!土偶師匠」(睡眠時間3300年)
「函館壊滅!?タワーロボVSイカール星人Vol.2~2009年冬~」
函館壊滅!?タワーロボvsイカール星人Vol.3~函館激闘編~
「ついに完成!はこだてCM放送局!~函館のCMのCMです~」
中空土偶・・・「国宝!土偶師匠」(睡眠時間3300年)
「函館壊滅!?タワーロボVSイカール星人Vol.2~2009年冬~」
函館壊滅!?タワーロボvsイカール星人Vol.3~函館激闘編~
「ついに完成!はこだてCM放送局!~函館のCMのCMです~」
腕の痛みは昨日の朝起きた時からありました。本当は、そういう時は、シャントのトラブルを想定して早めに退社しなくてはいけないのですが、野暮用があったりして。行けませんでしたね。シャントは、いつも、音を聴くことが大事です。ゴーって凄い音がするんです。昨日は、脈動だけのようでした。
今日は、運がいいのか、先生たちの連携で日帰り手術が出来ました。以前の血管を活かして、新たに動脈につなげました。血栓がひどくないときは、PTAというカテーテルによる血管の掃除ができるのですが、今回は、新たなシャントを作る手術でした。血管を広げるときは、痛みがあったのですが、まあ、無事に終わって良かったです。
9年間使用できたのは長いほうかも知れません。あわただしい一日でしたが、明日、明後日は透析日は連続してしまいます。今日は、本当は、患者会の役員会で、今度の日曜日の総会に向けて、議事録等を110部作る予定でしたが、他の役員には迷惑をかけてしまいました。明日は、プラネタリウムに行くことにしていましたが、透析しなくては。祝日も透析には、関係ないし。日曜日は、総会に出席します。当日は、別のイベントもありますが、そちらの方は未定です。
術後の痛みを楽しみながら、投稿してみました。
今日は、運がいいのか、先生たちの連携で日帰り手術が出来ました。以前の血管を活かして、新たに動脈につなげました。血栓がひどくないときは、PTAというカテーテルによる血管の掃除ができるのですが、今回は、新たなシャントを作る手術でした。血管を広げるときは、痛みがあったのですが、まあ、無事に終わって良かったです。
9年間使用できたのは長いほうかも知れません。あわただしい一日でしたが、明日、明後日は透析日は連続してしまいます。今日は、本当は、患者会の役員会で、今度の日曜日の総会に向けて、議事録等を110部作る予定でしたが、他の役員には迷惑をかけてしまいました。明日は、プラネタリウムに行くことにしていましたが、透析しなくては。祝日も透析には、関係ないし。日曜日は、総会に出席します。当日は、別のイベントもありますが、そちらの方は未定です。
術後の痛みを楽しみながら、投稿してみました。
ついに9年間使っていた、透析の為に腕の静脈と動脈をつないで作ったシャントにトラブルが起こりました。太い針を刺すために血管を強化したものです。血液も問題がなければ、耳を付けた時にゴーッという勢い強い音がします。
そこの一部が閉塞を起こし、血栓ができてしまいました。本日の透析は中止。すぐ、病院を探して、さっき診断を受けました。
これから、午後にシャントの再生手術を受けることになりました。うまく血液が流れれば、日帰り手術、だめなら入院です。
今回は、カテーテルを入れての煙突掃除のようなPTAではなく、メスを入れての新たな血管の結合手術です。今は、いったん家に帰ってPC売ってますが、もうじき、また、病院に行ってきます。成功したら、明日から、また、クリニックで透析です。
では、行ってきます。今日は、天気も良く、気温も高いですね。
そこの一部が閉塞を起こし、血栓ができてしまいました。本日の透析は中止。すぐ、病院を探して、さっき診断を受けました。
これから、午後にシャントの再生手術を受けることになりました。うまく血液が流れれば、日帰り手術、だめなら入院です。
今回は、カテーテルを入れての煙突掃除のようなPTAではなく、メスを入れての新たな血管の結合手術です。今は、いったん家に帰ってPC売ってますが、もうじき、また、病院に行ってきます。成功したら、明日から、また、クリニックで透析です。
では、行ってきます。今日は、天気も良く、気温も高いですね。
久しぶりに、自分の透析関係の記事です。透析はやはり、本物の腎臓の働きには遠く及びません。そのため、合併症が出るリスクが高く、食事制限等の自己管理が必要となります。このことは、なるべく普通の人の生活に近いものを送ろうと思った時に、葛藤を起こす問題となります。タンパク質の取り過ぎは、血中のリンの濃度を高め、副甲状腺機能亢進症という合併症を招くことになります。QOLを上げたいという欲求との兼ね合いが難しい食事管理です。極端な食事量の制限は、かえって体に悪く、適度という判断が人により変わっていきます。長期生存者の話を聞くと、水分制限は厳しく、食事はしっかり取るという傾向があるようです。行き過ぎた禁欲主義は、栄養失調や様々な不都合を招くようです。
透析医療の進歩も、自己管理の負担を少しずつ軽減する方向に働いています。昔の透析では、体内の水分もあまり抜けなかったようです。ですから、今、長期透析者として生き続けられている患者は、当時の厳しい水分管理の時代を生き抜いてきた人たちですから、水分管理はお手本となるくらいの人が多いですね。逆に、最近は、平気で4キロ以上も体重を増やしてくる人が多いです。いくら機械の性能が向上したからといって、やはり除水する量にも限度がありますから、そうした体重増加を続けていれば寿命が縮まる一方です。
食事の管理は、カリウムが最も要注意です。果物や野菜等でカリウムが血中に多くなると心停止することになるからです。
問題は、リンの摂取です。もちろん、一定のリンの摂取は身体にとって必要なことですが、高リン血症が長期にわたった場合、先に述べたような合併症を起こし、血管を含む全身に石灰化が起こってしまいます。
以前から、「リン結合剤」として沈降炭酸カルシウムが使用されてきましたが、血清カルシウム濃度の上昇という問題点があり、多くの量を服用することができませんでした。強い結合作用があるアルミニウム剤が使われていたことがありましたが、体内にアルミニウムが蓄積して様々な障害を起こすことが判明してからは使用されなくなりました。
その後、塩酸セベラマーが日本でも使用可能になりました。おいらの服用している商品名はフォスブロックといいます。これには、カルシウムが含まれていないので、作用はカルシウム剤に劣りますが、カルシウムの体内への蓄積を心配する必要がないわけです。ただし、便秘などの副作用により投与量が制限されることが問題となっています。
透析患者を含めて、難病といわれる人々は、一日でも長生きするように頑張ってみようと言われることがあります。それは、医学的な進歩の恩恵にあずかれることがあるからです。結核も、昔は不治の病とされ、安楽死の問題においても取り上げられた時代がありました。病気の苦しみから死にたい患者もいたわけです。しかし、抗生物質の登場により、いつの間にか安楽死の問題も消え去ってしまったということがありました。だから、安易に諦めることは慎むべきなのかも知れません。
副甲状腺機能亢進症に有効なレグパラ錠が登場したのも、つい最近のことです。日本で認可されるまで、患者は期待して待ち続けました。
「リン結合剤」も、QOL向上に寄与します。おいらは、レグパラ錠の服用により、副甲状腺ホルモンの値は順調に安定しています。以前は高かったのですが。でも、どうしても、血中のリンの濃度が高くなってしまいます。
今日から、非アルミニウム・非カルシウム性リン結合剤である高リン血症治療薬の炭酸ランタン水和物(商品名:ホスレノール®チュアブル錠250mg、同500mg)が発売されることになりました。昨日の透析時に、この新薬について主治医に聴こうとする前に、医師の方から服用の提案がありました。ただし、発売が今日なので、投薬は明日の透析日からということになりました。
ただし、やはり食事の自己管理が第一目標なのですが。
※慢性腎疾患(CKD)では、腎機能の低下によりリンの排泄が低下することで、腎臓におけるビタミンDの活性化が障害され、血清カルシウム濃度が上昇します。その結果、骨線維症や骨軟化症が起こるほか、長期的には、血管を含む全身の石灰化が引き起こされます。
リンの摂取制限は、透析に至った腎不全患者でも必須です。透析では、透析液の拡散に依存してリンを血液中から除去しますが、十分な除去は無理です。そこで、食事制限による血清リン濃度の抑制を目指すわけですが、それだけでは十分な抑制ができない患者が多いのが現実です。QOLを上げたいという患者の要望も無視できません。
ホスレノールに関しては、炭酸ランタンは、食事から摂取されるリン酸に高い親和性を持つ非アルミニウム・非カルシウム性のリン結合剤です。リン酸と結合すると、極めて難溶性のリン酸ランタンが生成され、そのまま消化管を通過して排泄される仕組みになっています。
なお、副作用に関しては、国内の臨床試験では26.9%に副作用が認められており、主な副作用は、嘔吐(12.5%)、悪心(10.2%)、胃不快感(3%)、便秘(2.3%)などが挙げられています。
透析医療の進歩も、自己管理の負担を少しずつ軽減する方向に働いています。昔の透析では、体内の水分もあまり抜けなかったようです。ですから、今、長期透析者として生き続けられている患者は、当時の厳しい水分管理の時代を生き抜いてきた人たちですから、水分管理はお手本となるくらいの人が多いですね。逆に、最近は、平気で4キロ以上も体重を増やしてくる人が多いです。いくら機械の性能が向上したからといって、やはり除水する量にも限度がありますから、そうした体重増加を続けていれば寿命が縮まる一方です。
食事の管理は、カリウムが最も要注意です。果物や野菜等でカリウムが血中に多くなると心停止することになるからです。
問題は、リンの摂取です。もちろん、一定のリンの摂取は身体にとって必要なことですが、高リン血症が長期にわたった場合、先に述べたような合併症を起こし、血管を含む全身に石灰化が起こってしまいます。
以前から、「リン結合剤」として沈降炭酸カルシウムが使用されてきましたが、血清カルシウム濃度の上昇という問題点があり、多くの量を服用することができませんでした。強い結合作用があるアルミニウム剤が使われていたことがありましたが、体内にアルミニウムが蓄積して様々な障害を起こすことが判明してからは使用されなくなりました。
その後、塩酸セベラマーが日本でも使用可能になりました。おいらの服用している商品名はフォスブロックといいます。これには、カルシウムが含まれていないので、作用はカルシウム剤に劣りますが、カルシウムの体内への蓄積を心配する必要がないわけです。ただし、便秘などの副作用により投与量が制限されることが問題となっています。
透析患者を含めて、難病といわれる人々は、一日でも長生きするように頑張ってみようと言われることがあります。それは、医学的な進歩の恩恵にあずかれることがあるからです。結核も、昔は不治の病とされ、安楽死の問題においても取り上げられた時代がありました。病気の苦しみから死にたい患者もいたわけです。しかし、抗生物質の登場により、いつの間にか安楽死の問題も消え去ってしまったということがありました。だから、安易に諦めることは慎むべきなのかも知れません。
副甲状腺機能亢進症に有効なレグパラ錠が登場したのも、つい最近のことです。日本で認可されるまで、患者は期待して待ち続けました。
「リン結合剤」も、QOL向上に寄与します。おいらは、レグパラ錠の服用により、副甲状腺ホルモンの値は順調に安定しています。以前は高かったのですが。でも、どうしても、血中のリンの濃度が高くなってしまいます。
今日から、非アルミニウム・非カルシウム性リン結合剤である高リン血症治療薬の炭酸ランタン水和物(商品名:ホスレノール®チュアブル錠250mg、同500mg)が発売されることになりました。昨日の透析時に、この新薬について主治医に聴こうとする前に、医師の方から服用の提案がありました。ただし、発売が今日なので、投薬は明日の透析日からということになりました。
ただし、やはり食事の自己管理が第一目標なのですが。
※慢性腎疾患(CKD)では、腎機能の低下によりリンの排泄が低下することで、腎臓におけるビタミンDの活性化が障害され、血清カルシウム濃度が上昇します。その結果、骨線維症や骨軟化症が起こるほか、長期的には、血管を含む全身の石灰化が引き起こされます。
リンの摂取制限は、透析に至った腎不全患者でも必須です。透析では、透析液の拡散に依存してリンを血液中から除去しますが、十分な除去は無理です。そこで、食事制限による血清リン濃度の抑制を目指すわけですが、それだけでは十分な抑制ができない患者が多いのが現実です。QOLを上げたいという患者の要望も無視できません。
ホスレノールに関しては、炭酸ランタンは、食事から摂取されるリン酸に高い親和性を持つ非アルミニウム・非カルシウム性のリン結合剤です。リン酸と結合すると、極めて難溶性のリン酸ランタンが生成され、そのまま消化管を通過して排泄される仕組みになっています。
なお、副作用に関しては、国内の臨床試験では26.9%に副作用が認められており、主な副作用は、嘔吐(12.5%)、悪心(10.2%)、胃不快感(3%)、便秘(2.3%)などが挙げられています。
睡眠時間が最近足りないので、日常生活に無理が生じてきています。という訳で、だんだんと就寝時間を早めるつもりです。
寝る前のブログも短めに書きます。
透析の帰りによく花屋をのぞいていきます。おとといは、畑わさびの鉢植えが売られていました。形は普通のわさびと同じなのですが、畑の土でも栽培ができる品種です。値段も380円なので買おうとしましたが、また、植物の数を増やすだけなので断念しました。根っこが太くなるまでは、葉を摘んで食べられるのですが。また、バレンタイン用に、ハートホヤ(ホヤ・カーリー)が売られています。斑入りのものもありました。ただ心配なのは、葉っぱ挿しの可能性が高いことです。本来、ホヤはツル性の植物で、繁殖させるためには葉っぱに茎が付いているものを植える必要があります。葉っぱには成長点がないために、葉を挿しただけのものは根っこが出ても、葉の寿命が来れば、子どもの葉をつけることもなく枯れてしまいます。花屋で売られているのは、どうも葉っぱだけを挿したもののように見えてしまいます。本当は、蔓に葉が何枚も付いた苗を買って植えるべきなのでしょう。ハートが枯れた時に、がっかりしますよね、もし買うのなら、葉っぱ刺しは枯れることを覚悟して買うことです。
大きな苗を育てて、花を咲かせてその香りを楽しむのが、本当の園芸マニアなんでしょうが。
さて、今、むずむず脚症候群は薬の服用で抑えています。でも、この薬は喉が渇きます。朝起きた時は、口の中がカラカラ状態です。透析患者は、身体に取り入れた水分を体外に完全に排出することができないので、水分の摂取も前日の尿量+500ccとなっています。食事に使う水も入れての量ですから、無尿に近い場合はかなり負担の多い管理となります。幸いというか、透析の機械の性能が良くなっているので、余分な体内の水分を除水することが昔と比べて楽になっています。そうは言っても、決められた時間に多量の除水を行うと、血圧低下や筋痙攣といった症状が起こります。命にかかわる事態を招くこともあります。そんな訳で、多くても中2日の透析時は、決められた体重の5%の体重増加が限度です。目安としては、体重50kgの人は、次の透析まで、中1日の時は1kgの体重増加でしょう。中2日で2kgですね。体重の少ない人は、それに比例して、増加量も低く見ればいい訳です。でも、あくまでも目安なので。※実際は、平気で体重を4kgも5kgも増やして来て、透析中と後に苦しんでいる人がいます。時間内に耐えられないと、食塩注射やブドウ糖注射を行って対処しますが、それでも駄目な時は、途中で中止します。次回までに、身体の中に余分の水分を残すことになります。こうしたことを何度も繰り返すと、ボディブロー同様に、後から時間をかけて心臓にダメージが来ます。
という訳で、透析患者にとっては、水分がごちそうなのです。制限されるから、余計に飲みたくなるわけです。ある程度は慣れることができますが、透析導入直後は、川のせせらぎの音にも心を奪われてしまいました。ビールの好きな人にも、テレビのCMは見るのがつらいでしょうね。
では
寝る前のブログも短めに書きます。
透析の帰りによく花屋をのぞいていきます。おとといは、畑わさびの鉢植えが売られていました。形は普通のわさびと同じなのですが、畑の土でも栽培ができる品種です。値段も380円なので買おうとしましたが、また、植物の数を増やすだけなので断念しました。根っこが太くなるまでは、葉を摘んで食べられるのですが。また、バレンタイン用に、ハートホヤ(ホヤ・カーリー)が売られています。斑入りのものもありました。ただ心配なのは、葉っぱ挿しの可能性が高いことです。本来、ホヤはツル性の植物で、繁殖させるためには葉っぱに茎が付いているものを植える必要があります。葉っぱには成長点がないために、葉を挿しただけのものは根っこが出ても、葉の寿命が来れば、子どもの葉をつけることもなく枯れてしまいます。花屋で売られているのは、どうも葉っぱだけを挿したもののように見えてしまいます。本当は、蔓に葉が何枚も付いた苗を買って植えるべきなのでしょう。ハートが枯れた時に、がっかりしますよね、もし買うのなら、葉っぱ刺しは枯れることを覚悟して買うことです。
大きな苗を育てて、花を咲かせてその香りを楽しむのが、本当の園芸マニアなんでしょうが。
さて、今、むずむず脚症候群は薬の服用で抑えています。でも、この薬は喉が渇きます。朝起きた時は、口の中がカラカラ状態です。透析患者は、身体に取り入れた水分を体外に完全に排出することができないので、水分の摂取も前日の尿量+500ccとなっています。食事に使う水も入れての量ですから、無尿に近い場合はかなり負担の多い管理となります。幸いというか、透析の機械の性能が良くなっているので、余分な体内の水分を除水することが昔と比べて楽になっています。そうは言っても、決められた時間に多量の除水を行うと、血圧低下や筋痙攣といった症状が起こります。命にかかわる事態を招くこともあります。そんな訳で、多くても中2日の透析時は、決められた体重の5%の体重増加が限度です。目安としては、体重50kgの人は、次の透析まで、中1日の時は1kgの体重増加でしょう。中2日で2kgですね。体重の少ない人は、それに比例して、増加量も低く見ればいい訳です。でも、あくまでも目安なので。※実際は、平気で体重を4kgも5kgも増やして来て、透析中と後に苦しんでいる人がいます。時間内に耐えられないと、食塩注射やブドウ糖注射を行って対処しますが、それでも駄目な時は、途中で中止します。次回までに、身体の中に余分の水分を残すことになります。こうしたことを何度も繰り返すと、ボディブロー同様に、後から時間をかけて心臓にダメージが来ます。
という訳で、透析患者にとっては、水分がごちそうなのです。制限されるから、余計に飲みたくなるわけです。ある程度は慣れることができますが、透析導入直後は、川のせせらぎの音にも心を奪われてしまいました。ビールの好きな人にも、テレビのCMは見るのがつらいでしょうね。
では

YouTubeにありました。増水した多摩川で助けたそうです。
2008/4/17 流されてきた子猫を救出
あれから2ヶ月・・・・ Tora
あれから7ヶ月 多摩川で保護した茶トラ
2008/4/17 流されてきた子猫を救出
あれから2ヶ月・・・・ Tora
あれから7ヶ月 多摩川で保護した茶トラ
自分で透析施設への通院が困難な患者が、個人的に通院送迎のサービスを介護保険等で受ける場合もいろいろと問題が生じてくる。
当日は、三多摩地区のクリニックで患者会の事務局長を務めている介護福祉士の方の講演があった。父親が透析患者だった関係で、家族として患者会に関わってこられた。
実際に、介護保険サービスを受ける上での、透析患者の立場での注意点を指摘した。
まず、申込みの段階で申請書に、介助者や付添人の名前を連名にすることが大切である。介護認定の時に介助者が立ち会うことで、介護認定が低く評価されることを防ぐためである。調査に来たケアマネージャーなどの質問事項に対して、被保険者が的確に答えられない場合が多いからだ。例えば、食事を自分で作って食べることができるかと聞かれても、被保険者が「家族が作ったものを」食べることができるというべき所を「」内を省略して言ってしまうことがあるからだ。また、透析患者の場合は、透析日と非透析日との体調が極端に変化することが少なくない。特に、介護を受けようとする高齢者の場合は、両日の変化が著しいものと考えた方が良い。講師も指摘していたが、透析患者のこうした実態は意外とケアマネージャー等の専門職にも知られていないという。調査が非透析日に行われた場合は、こうした事情も説明が必要であり、介助者である家族等が同席して実情を説明する必要性が高い。うまく情報が伝わらず、適切な回答ができない場合には、必要とされる介護度が実際より低く認定される恐れがある。今年から、介護保険の適用が見直されるが、厚労省が新しい介護認定方式をテストしたケースでは、今の介護認定より低く評価される傾向になることが判明している。
介護保険適用になり、ケアプランで通院送迎が決まったとしても、透析施設によってヘルパーの行動が制限されることがある。施設によっては、患者のベッドまで荷物を持っていくことを認めるところがある反面、透析施設への入室は拒否する所もある。透析施設内は、透析スタッフの看護行為しか認めない。しかし、大きな病院内の透析施設などの場合は、玄関から透析室までの距離が長い場合があり、そのような場合は、患者が自力で透析室まで行くことに危険が伴う可能性が高い。例えば転倒の危険が生じる。この点に関しても問題があることが指摘されている。
講師のクリニックでは、10年位前に、少数の患者同士で自家用車による自発的な送迎が始まったそうだ。しかし、患者が患者を送迎するのでかなり体力的にも無理が生じる。その後、患者会として組織的に行うようになった。また、患者の高齢化に対応して、訪問介護事業所も患者会に連動して講師が立ち上げた。やがて、患者会もNPO法人化している。初期の個人的な送迎は、やはり無理があって、運転を担当していた患者は身体を壊して亡くなってしまった。
当初は、送迎費として患者1人当たり1回につき600円を徴収していた。片道料金だから、月当たりかなりの負担になるだろう。その後、800円に値上げされたが、患者会からクリニックへの要望で、施設が駐車場料金と費用の一部の助成をすることになり、現在は、1回500円となっている。車は白ナンバーであるが、平成18年の道路運送法の改正で運行が正式に認められている。(当然事前の許可が必要であるが)。また、自治体で給付されるタクシー券を使うこともできる。
以上のように、透析施設によって送迎に関して、格差が生じてきている。透析困難な患者に対しては、透析難民となることを防ぐために、早急に対策が必要とされている。透析医療面でも、終末医療をも見据えて、自宅透析の可否、一時的腹膜透析の採用などが検討されよう。
当日は、三多摩地区のクリニックで患者会の事務局長を務めている介護福祉士の方の講演があった。父親が透析患者だった関係で、家族として患者会に関わってこられた。
実際に、介護保険サービスを受ける上での、透析患者の立場での注意点を指摘した。
まず、申込みの段階で申請書に、介助者や付添人の名前を連名にすることが大切である。介護認定の時に介助者が立ち会うことで、介護認定が低く評価されることを防ぐためである。調査に来たケアマネージャーなどの質問事項に対して、被保険者が的確に答えられない場合が多いからだ。例えば、食事を自分で作って食べることができるかと聞かれても、被保険者が「家族が作ったものを」食べることができるというべき所を「」内を省略して言ってしまうことがあるからだ。また、透析患者の場合は、透析日と非透析日との体調が極端に変化することが少なくない。特に、介護を受けようとする高齢者の場合は、両日の変化が著しいものと考えた方が良い。講師も指摘していたが、透析患者のこうした実態は意外とケアマネージャー等の専門職にも知られていないという。調査が非透析日に行われた場合は、こうした事情も説明が必要であり、介助者である家族等が同席して実情を説明する必要性が高い。うまく情報が伝わらず、適切な回答ができない場合には、必要とされる介護度が実際より低く認定される恐れがある。今年から、介護保険の適用が見直されるが、厚労省が新しい介護認定方式をテストしたケースでは、今の介護認定より低く評価される傾向になることが判明している。
介護保険適用になり、ケアプランで通院送迎が決まったとしても、透析施設によってヘルパーの行動が制限されることがある。施設によっては、患者のベッドまで荷物を持っていくことを認めるところがある反面、透析施設への入室は拒否する所もある。透析施設内は、透析スタッフの看護行為しか認めない。しかし、大きな病院内の透析施設などの場合は、玄関から透析室までの距離が長い場合があり、そのような場合は、患者が自力で透析室まで行くことに危険が伴う可能性が高い。例えば転倒の危険が生じる。この点に関しても問題があることが指摘されている。
講師のクリニックでは、10年位前に、少数の患者同士で自家用車による自発的な送迎が始まったそうだ。しかし、患者が患者を送迎するのでかなり体力的にも無理が生じる。その後、患者会として組織的に行うようになった。また、患者の高齢化に対応して、訪問介護事業所も患者会に連動して講師が立ち上げた。やがて、患者会もNPO法人化している。初期の個人的な送迎は、やはり無理があって、運転を担当していた患者は身体を壊して亡くなってしまった。
当初は、送迎費として患者1人当たり1回につき600円を徴収していた。片道料金だから、月当たりかなりの負担になるだろう。その後、800円に値上げされたが、患者会からクリニックへの要望で、施設が駐車場料金と費用の一部の助成をすることになり、現在は、1回500円となっている。車は白ナンバーであるが、平成18年の道路運送法の改正で運行が正式に認められている。(当然事前の許可が必要であるが)。また、自治体で給付されるタクシー券を使うこともできる。
以上のように、透析施設によって送迎に関して、格差が生じてきている。透析困難な患者に対しては、透析難民となることを防ぐために、早急に対策が必要とされている。透析医療面でも、終末医療をも見据えて、自宅透析の可否、一時的腹膜透析の採用などが検討されよう。
慢性腎不全患者は、人工腎臓の開発によって命を長らえられることができるようになった。生まれる時代がもう少し早かったら、多分、今、こうしてブログを書いていることもないだろう。時々は、機械によって生かされている感覚から、半分幽霊状態などと思ったりすることもある。
透析患者は、腎移植や将来再生医療による自分の幹細胞から腎臓組織を再生でもしない限り、生きている限り、透析を続けなければならない。3日以上透析を中止すると、尿毒症から死にいたる危険が生じる。透析患者全体にとっては、大地震等の災害により透析施設が利用できなくなった場合、なるべく早く透析ができる施設に移動することを考えなくてはならない。今回、学習会でのテーマの一つが、三多摩地区での災害時のネットワークに関するものであった。これも、広い意味では透析難民にならないためにという問題である。この件に関しては、別の機会に投稿する予定だ。
最近、よく言われるようになった「透析難民」は、透析患者の高齢化によって出てきた問題である。透析医療の進歩により、長期生存者も珍しくなくなった。しかし、導入から時間の経過とともに患者も年をとっていく。もう一つ、最近の傾向として、透析導入の平均年齢が高くなっていることが、透析患者の高齢化の大きな原因となっている。
透析というのも、体力のいるものである。透析中の体力消費は、よくマラソン、あるいは短距離走に例えられることがある。従って、年齢が若い時には透析することは苦痛になることが少ない。除水量が3,4キログラムの人は、本当は感心すべきことではないのだが、何とか時間内に除水することも可能だ。(しかし、元気な時にこうした無茶を繰り返していると、ボディブローのように年をとった時、体力が落ちた時に報いがやってくる)。
透析時間はなるべく長いほうが良いが、高齢になるにつれて身体への負担が大きくなる。後期高齢者医療制度が施行されるようになってから、透析患者本人と家族に対して、病院などの透析施設から、終末医療をどうするか希望を問われることが出てきたようだ。死亡前100日間が終末期と言うらしいが、この時期に延命措置を取るかどうかを聞かれるのだ。しかし、透析患者の場合は、この終末期に至る前にも、透析困難という状態が訪れる可能性がある。高齢化により、所定の透析時間に透析をすることが苦痛になるのだ。したがって、1分当たりの透析回路に流れ込む血液の量を少なくするか、透析を途中で中止せざるをえなくなることになる。この段階で、終末期に限りなく近くなるのだ。透析患者は、こうしたことは、他の患者の経過を見て気が付いているが、仲間内や家族に対しても強いて話題にすることは少ない。いずれは我が身という意識は常に持っているのだろう。自覚のない患者は、相変わらず、自己管理をすることなく透析生活を過ごしているが、緩慢な自殺行為である。
こうした段階の前にも、高齢化による様々な問題が生じている。合併症も大きな問題だ。動脈硬化、心臓病、認知症などを発症すると、大きな病院施設や介護施設併設の所でない限り、一般の透析施設では受け入れ不能となる。認知症を伴った患者は、対応が難しくなる。特に糖尿病から透析導入に入った患者は、様々な合併症のリスクが高くなっている。壊疽による足の切断ということも決して珍しいことではない。重症化した場合、一般の透析施設の受け入れは断念しなくてはなるまい。また、透析自体が苦痛になった段階で、どう対応するかという問題も生じてくる。終末医療も一般の透析施設では無理であろう。そうなった段階で、どこが患者の受け皿になるのか。
また、高齢化により、体力が落ちたり、車椅子を使用するようになった患者が施設に行く手段も問題になっている。施設によっては、ヘルパー付きの送迎バスのサービスを行っているところもある。ある施設は、車3台で患者の送迎をしている。しかし、患者にとっては、送迎の待ち時間やコースの問題があって、その施設の患者会ではクリニックに改善を申し入れたようだ。その結果、車を一台、運転手もさらに一人増やすことになった。しかし、こうしたサービスも、その費用は結局は施設に入る診療報酬から捻出されることになる。そうなると、送迎サービスを利用しない患者の診療報酬分が使われていることになる。去年のガソリン代の高騰などは、施設の経営を圧迫したのではないだろうか。
このことに関しては、今、送迎サービスを利用していない患者も将来は利用する可能性があること、もし送迎サービスがなかったら、来られない患者が生じることが反論としてあげられるだろう。しかし、施設によって送迎サービスを実施していないところとの格差も生じている。また、個人的に、介護保険により送迎サービスを受け、1割負担している患者もいる。また、福祉タクシーを利用した場合、一般のタクシーを利用した場合等の有料の利用者との比較を考えた場合はどうするのが最善なのだろうか。
学習会では、一部の患者会から、全腎協から厚労省に対して、送迎に関しても保険適用の要望を出すべきだといった意見が出されたが、これは無理であろう。本来は、介護保険の中で処理すべき問題だと言われると思う。
以下続く
透析患者は、腎移植や将来再生医療による自分の幹細胞から腎臓組織を再生でもしない限り、生きている限り、透析を続けなければならない。3日以上透析を中止すると、尿毒症から死にいたる危険が生じる。透析患者全体にとっては、大地震等の災害により透析施設が利用できなくなった場合、なるべく早く透析ができる施設に移動することを考えなくてはならない。今回、学習会でのテーマの一つが、三多摩地区での災害時のネットワークに関するものであった。これも、広い意味では透析難民にならないためにという問題である。この件に関しては、別の機会に投稿する予定だ。
最近、よく言われるようになった「透析難民」は、透析患者の高齢化によって出てきた問題である。透析医療の進歩により、長期生存者も珍しくなくなった。しかし、導入から時間の経過とともに患者も年をとっていく。もう一つ、最近の傾向として、透析導入の平均年齢が高くなっていることが、透析患者の高齢化の大きな原因となっている。
透析というのも、体力のいるものである。透析中の体力消費は、よくマラソン、あるいは短距離走に例えられることがある。従って、年齢が若い時には透析することは苦痛になることが少ない。除水量が3,4キログラムの人は、本当は感心すべきことではないのだが、何とか時間内に除水することも可能だ。(しかし、元気な時にこうした無茶を繰り返していると、ボディブローのように年をとった時、体力が落ちた時に報いがやってくる)。
透析時間はなるべく長いほうが良いが、高齢になるにつれて身体への負担が大きくなる。後期高齢者医療制度が施行されるようになってから、透析患者本人と家族に対して、病院などの透析施設から、終末医療をどうするか希望を問われることが出てきたようだ。死亡前100日間が終末期と言うらしいが、この時期に延命措置を取るかどうかを聞かれるのだ。しかし、透析患者の場合は、この終末期に至る前にも、透析困難という状態が訪れる可能性がある。高齢化により、所定の透析時間に透析をすることが苦痛になるのだ。したがって、1分当たりの透析回路に流れ込む血液の量を少なくするか、透析を途中で中止せざるをえなくなることになる。この段階で、終末期に限りなく近くなるのだ。透析患者は、こうしたことは、他の患者の経過を見て気が付いているが、仲間内や家族に対しても強いて話題にすることは少ない。いずれは我が身という意識は常に持っているのだろう。自覚のない患者は、相変わらず、自己管理をすることなく透析生活を過ごしているが、緩慢な自殺行為である。
こうした段階の前にも、高齢化による様々な問題が生じている。合併症も大きな問題だ。動脈硬化、心臓病、認知症などを発症すると、大きな病院施設や介護施設併設の所でない限り、一般の透析施設では受け入れ不能となる。認知症を伴った患者は、対応が難しくなる。特に糖尿病から透析導入に入った患者は、様々な合併症のリスクが高くなっている。壊疽による足の切断ということも決して珍しいことではない。重症化した場合、一般の透析施設の受け入れは断念しなくてはなるまい。また、透析自体が苦痛になった段階で、どう対応するかという問題も生じてくる。終末医療も一般の透析施設では無理であろう。そうなった段階で、どこが患者の受け皿になるのか。
また、高齢化により、体力が落ちたり、車椅子を使用するようになった患者が施設に行く手段も問題になっている。施設によっては、ヘルパー付きの送迎バスのサービスを行っているところもある。ある施設は、車3台で患者の送迎をしている。しかし、患者にとっては、送迎の待ち時間やコースの問題があって、その施設の患者会ではクリニックに改善を申し入れたようだ。その結果、車を一台、運転手もさらに一人増やすことになった。しかし、こうしたサービスも、その費用は結局は施設に入る診療報酬から捻出されることになる。そうなると、送迎サービスを利用しない患者の診療報酬分が使われていることになる。去年のガソリン代の高騰などは、施設の経営を圧迫したのではないだろうか。
このことに関しては、今、送迎サービスを利用していない患者も将来は利用する可能性があること、もし送迎サービスがなかったら、来られない患者が生じることが反論としてあげられるだろう。しかし、施設によって送迎サービスを実施していないところとの格差も生じている。また、個人的に、介護保険により送迎サービスを受け、1割負担している患者もいる。また、福祉タクシーを利用した場合、一般のタクシーを利用した場合等の有料の利用者との比較を考えた場合はどうするのが最善なのだろうか。
学習会では、一部の患者会から、全腎協から厚労省に対して、送迎に関しても保険適用の要望を出すべきだといった意見が出されたが、これは無理であろう。本来は、介護保険の中で処理すべき問題だと言われると思う。
以下続く
もう、手話講習会も終わりの時期に差し掛かっているのでしょう。今年は、テレビで「ラブレター」の放送中なので、新年度の手話講習会の受講希望者が増えるかも知れません。以前も、「星の金貨」や「愛してくれと言ってくれ」の放送が、聴者の手話学習者の急激な増加をもたらしてくれました。この間は、妻夫木・柴咲コンビの「オレンジデイズ」が、話の展開が不自然にもかかわらず、やはり手話の普及に貢献しました。
昨日は、一日中雨が降っていました。午後からサークルに傘をさして行きました。会場のセンターは台町にありますが、町名が示すように高台にあるので、行きは坂が多くて、歩いて行くにはかなりの負荷がかかります。まあ、帰りは下りなので早く帰宅できますが。
当日の学習の内容は、地元の手話講座の指導責任者の方の講演会でした。大きなテーマは、日本に存在する3種類の手話と手話指導の話でした。ろう者が母語として使っている「日本手話」と、日本語の文に手話をあてはめただけの「日本語対応手話」、それにこの両者の中間型の手話の3種類が存在しています。日本手話以外は、シスコムと呼ばれています。当然、「日本手話」がろう者が実際に使っている「本物」の手話です。独自の文法を持った独立した言語として存在しています。
講習会で多く学習しているのは、日本語対応手話か中間型のものが多いようです。今では、講演会や選挙の演説会などで手話通訳を見ることは珍しくはなくなりました。でも、手話通訳士が全員「日本手話」を使うことはありません。ろう者には、シスコムの場合は、読み取るのに疲れが生じるということです。日本手話を使う通訳士の場合は、楽に、つまりは自然に読み取れるようです。
講習会では、ろう者が手話を教えることが普通になってきていますが、指導法については、当初は戸惑いがありました。テキストが日本語対応手話になっていたからでした。つい5年位前から、日本手話を指導しようという動きが出てきましたが、ろう者にとっても、自分たちがいつも普通に使っている手話を、聴者に教えるとなると、まだ、指導法が確立していない等の問題がありました。ですから、講習会で習う手話は、中間型になる傾向にありました。今は、少しずつ、日本手話だけの講習を目指して変わりつつある段階だそうです。
伝統的な手話にも、地方により方言に当たるものがあります。また、地域のろう学校独自の手話も存在します。「水」という表現も、大阪では手ですくって飲むしぐさから、北海道は水車の回るイメージから、東京でも以前は水道をひねる動作からの手話が使われていました。
ろう者独自の手話も、たとえば「得意」と習っている形で、口形や表情が加わることで何通りもの意味を持ちます。こうした表現は、実際にろう者からいい意味で盗み取る必要があるようです。
講習会の初級で、挨拶をまず習いますが、例えばおはようを「朝+挨拶(両手の人差し指を向かい合わせて曲げる)」と表現しますが、ろう者にとってはこれが不可解な表現に映るということです。こんにちは、こんばんはも同様です。実際に、ろう者がする挨拶は、そうした表現をすることはなく、親しい者に対しては、手を挙げて「やあ」という感じで、目上の人には会釈すればいい訳です。長年、手話講座で指導にあたっている人にも、誰がこうした表現を始めたのかは不明だそうです。
当日は、教授法も「ナチュラルアプローチ」法を、ASLを使って実演しましたが、今回は時間の関係でお話はここまでにします。以上のような話を講演でしてもらいました。実際にろう者と交流をしながら、日本手話を身に付けて上達してほしいとの希望が出されました。
昨日は、一日中雨が降っていました。午後からサークルに傘をさして行きました。会場のセンターは台町にありますが、町名が示すように高台にあるので、行きは坂が多くて、歩いて行くにはかなりの負荷がかかります。まあ、帰りは下りなので早く帰宅できますが。
当日の学習の内容は、地元の手話講座の指導責任者の方の講演会でした。大きなテーマは、日本に存在する3種類の手話と手話指導の話でした。ろう者が母語として使っている「日本手話」と、日本語の文に手話をあてはめただけの「日本語対応手話」、それにこの両者の中間型の手話の3種類が存在しています。日本手話以外は、シスコムと呼ばれています。当然、「日本手話」がろう者が実際に使っている「本物」の手話です。独自の文法を持った独立した言語として存在しています。
講習会で多く学習しているのは、日本語対応手話か中間型のものが多いようです。今では、講演会や選挙の演説会などで手話通訳を見ることは珍しくはなくなりました。でも、手話通訳士が全員「日本手話」を使うことはありません。ろう者には、シスコムの場合は、読み取るのに疲れが生じるということです。日本手話を使う通訳士の場合は、楽に、つまりは自然に読み取れるようです。
講習会では、ろう者が手話を教えることが普通になってきていますが、指導法については、当初は戸惑いがありました。テキストが日本語対応手話になっていたからでした。つい5年位前から、日本手話を指導しようという動きが出てきましたが、ろう者にとっても、自分たちがいつも普通に使っている手話を、聴者に教えるとなると、まだ、指導法が確立していない等の問題がありました。ですから、講習会で習う手話は、中間型になる傾向にありました。今は、少しずつ、日本手話だけの講習を目指して変わりつつある段階だそうです。
伝統的な手話にも、地方により方言に当たるものがあります。また、地域のろう学校独自の手話も存在します。「水」という表現も、大阪では手ですくって飲むしぐさから、北海道は水車の回るイメージから、東京でも以前は水道をひねる動作からの手話が使われていました。
ろう者独自の手話も、たとえば「得意」と習っている形で、口形や表情が加わることで何通りもの意味を持ちます。こうした表現は、実際にろう者からいい意味で盗み取る必要があるようです。
講習会の初級で、挨拶をまず習いますが、例えばおはようを「朝+挨拶(両手の人差し指を向かい合わせて曲げる)」と表現しますが、ろう者にとってはこれが不可解な表現に映るということです。こんにちは、こんばんはも同様です。実際に、ろう者がする挨拶は、そうした表現をすることはなく、親しい者に対しては、手を挙げて「やあ」という感じで、目上の人には会釈すればいい訳です。長年、手話講座で指導にあたっている人にも、誰がこうした表現を始めたのかは不明だそうです。
当日は、教授法も「ナチュラルアプローチ」法を、ASLを使って実演しましたが、今回は時間の関係でお話はここまでにします。以上のような話を講演でしてもらいました。実際にろう者と交流をしながら、日本手話を身に付けて上達してほしいとの希望が出されました。
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1月25日の集会に参加して、色々と参考になることが多かった。同じ三多摩にある透析施設でも、400名の患者がいる町田のあけぼのクリニックが、地形的にも神奈川県との方が関係が深いということも初めて知った。確かに、大きな病院も神奈川の方が近いのだろう。患者会は、三多摩ブロックに属して活動しているのだが。
開会にあたって、副会長からの挨拶の中で、東京都の財政悪化の影響への危惧が言及された。現在、進行している景気の後退により、大企業から入る地方税収入が大幅に落ち込むという。そうでなくとも、石原都政において、新銀行東京の大きな損失赤字(都議や国会議員の周辺からの不良企業への融資の口利きが問題になっている)、築地市場の反対意見を無視しての移転計画、オリンピック誘致にかける多額の費用、都庁舎外壁の劣化に対する修繕費が3千〰4千億円かかること等、今後の都政に予算面で与える影響が大きい。石原都政になってから、福祉分野での行政が後退しているように感じている。今後は、なお一層の後退が危惧されている。
透析医療には多額の費用がかかる。健康保険の特定疾病に対する負担軽減措置により、個人負担は原則1万円、所得の多い者は2万円となっている。この1万円分については、都道府県により助成がある場合があり、住む場所により、透析患者の負担額に違いが出るという状況になっている。東京都の場合は、全国的にも恵まれた条件で、自己負担分1万円がマル都と呼ばれる制度で助成されている。このマル都が、今後は、都の予算収入の減少や、支出項目の増加により、どうなるかは分からない状況にある。
私見だが、今後は、国家財政においても、透析医療を障害者自立支援法の自立支援医療に1本化にして、医療費の患者の1割負担という考えがでることも考えられる。他の障害者同様、障害者自立支援法の中での問題となるだろう。透析患者の高齢化に伴い、介護保険の問題も浮上している。
障害者全般については、昨年の自公の与党国会議員のプロジェクトチームでは、障害基礎年金額の引き上げが検討された。選挙前のことなので、実現するのかどうかも不透明である。3年後に、消費税が引き上げられ、介護保険料のアップが続き、各障害者に障害者自立支援法のサービス1割負担の応益負担が続く限り、障害者を取り巻く環境は悪化しそうだ。また、企業の障害者雇用状況の推移も目を離せない。
開会にあたって、副会長からの挨拶の中で、東京都の財政悪化の影響への危惧が言及された。現在、進行している景気の後退により、大企業から入る地方税収入が大幅に落ち込むという。そうでなくとも、石原都政において、新銀行東京の大きな損失赤字(都議や国会議員の周辺からの不良企業への融資の口利きが問題になっている)、築地市場の反対意見を無視しての移転計画、オリンピック誘致にかける多額の費用、都庁舎外壁の劣化に対する修繕費が3千〰4千億円かかること等、今後の都政に予算面で与える影響が大きい。石原都政になってから、福祉分野での行政が後退しているように感じている。今後は、なお一層の後退が危惧されている。
透析医療には多額の費用がかかる。健康保険の特定疾病に対する負担軽減措置により、個人負担は原則1万円、所得の多い者は2万円となっている。この1万円分については、都道府県により助成がある場合があり、住む場所により、透析患者の負担額に違いが出るという状況になっている。東京都の場合は、全国的にも恵まれた条件で、自己負担分1万円がマル都と呼ばれる制度で助成されている。このマル都が、今後は、都の予算収入の減少や、支出項目の増加により、どうなるかは分からない状況にある。
私見だが、今後は、国家財政においても、透析医療を障害者自立支援法の自立支援医療に1本化にして、医療費の患者の1割負担という考えがでることも考えられる。他の障害者同様、障害者自立支援法の中での問題となるだろう。透析患者の高齢化に伴い、介護保険の問題も浮上している。
障害者全般については、昨年の自公の与党国会議員のプロジェクトチームでは、障害基礎年金額の引き上げが検討された。選挙前のことなので、実現するのかどうかも不透明である。3年後に、消費税が引き上げられ、介護保険料のアップが続き、各障害者に障害者自立支援法のサービス1割負担の応益負担が続く限り、障害者を取り巻く環境は悪化しそうだ。また、企業の障害者雇用状況の推移も目を離せない。
『どっちでもいいとか両方とか答えるのは無しでお願いしますwよかったら他にも回してください。』
おなじみ、ヒトさんからのバトンです。どこまで答えられるかな?
Q1 パソコンと携帯、どちらかしか使えないって言われたらどっちをとりますか?
パソコンは最近は持ち歩くのに便利なものが出てきましたが、友人を連絡を取りやすいし、持ち運び易いので携帯。災害時にも使えそうだからね。携帯買った理由の一部は、災害や病気などの緊急時の連絡のためと、ろう者の人との気軽なコミュニケーション手段だからです。でも、将来は携帯とPCはうまい具合に統合されるでしょうね。
Q2 CDと本、どちらかしか買えないって言われたらどっちをとりますか。
本ですね。CDはこの頃あまり聴かなくなりました。ラジオや動画も利用できるからね。本は、色々な世界のことが知ることができるので、思考力の為にも不可欠です。
Q3 漫画とアニメ、どちらかしか見れないって言われたらどっちをとりますか。
アニメにしときます。一応、音楽や構成など、総合「芸術」の世界だから。最近、マンガ読むの、目が悪くなった分、読みずらくなっているので。
Q4 ゲームとネット(ゲーム以外)、どちらかしか出来ないって言われたらどっちをとりますか。
ネットですね。ブログもできるし、調べものも検索しやすいしね。
Q5 Youtubeとニコニコ動画、どちらかしか見れないって言われたらどっちをとりますか。
YouTube。ニコ動は変わったのがあるけれど、書き込みがあり過ぎるのは、目障りですから、落ち着いて見られません。
Q6 ゲーセンで無制限に遊べる券とゲームソフトを無制限に買える券。どっちか買えるならどっちを買いますか。
ゲーセンだと、アクション系はさっぱりだめですから。今も、クイズアカデミーしかやっていないので、ゲームソフトでゆっくリズムの方を選びますです。
Q7 洋服と洋菓子、どちらかしか買えないって言われたらどっちをとりますか。
洋服にしておきます。甘いものも魅力的ですが、一応、食事制限しているし、食べたらなくなっちゃいますもんね。
Q8 PCが出来ない高級ホテルとネットカフェ、1週間泊まるならどっちがいいですか。
ネットカフェ難民の大変さを考えると、のんびり身体を伸ばせるベッドが使える高級ホテルを選びますね。たまには、PCから離れてみるのもいいかもね。
Q9 考査が無いなら夏休み・春休み・冬休み半分って言われたらどっちをとりますか。
考査がなかったら、なかなか勉強しないと思います。そういう性格ですから、クエスト挑戦してから、休みは完全に消化したいですね。
Q10 月1万円の小遣いと月2万円のバイト、どっちにしますか。
小遣いの方。2万円では、安過ぎますです。
Q11 国内と海外、どちらかを旅行しろ(どちらかしか旅行できない)って言われたらどっちをとりますか。
なんせ、遠出することがあまりないもんで。まだまだ、日本には見るべき所があり過ぎますので、国内を旅行します。
Q12 視覚と聴覚、どちらかを失わなければならないと言われたらどっちをとりますか。
これ、難しい問題ですね。ヘレンケラーはそう聞かれた時に、何と答えたか知っていますか? 音楽の世界を堪能できなくなるのは悲しいけれど、手話を使ってコミュニケーションするということで、聴覚を選びます。
Q13 1年タイムスリップできるとしたら、過去と未来、どっちに行きますか。
過去の不都合を変えますです。でも、その結果が未来にどう影響を与えるかは不安ですが。
Q14 10人の友達と1人の彼女or彼氏、どちらかにしろって言われたらどっちをとりますか。
1人の彼女ですか。ただし、お互いに束縛しない生活を送りたいですね。
Q15 自分がどこへでも瞬間移動できる機械と自分がどこへでも時間移動できる機械、あるならどっちをとりますか。
時をかける少女みたいだと疲れそう。でも、時間移動を繰り返していたら、死ななくて済みそうだから、時間移動します。
以上、お粗末でした。
おなじみ、ヒトさんからのバトンです。どこまで答えられるかな?
Q1 パソコンと携帯、どちらかしか使えないって言われたらどっちをとりますか?
パソコンは最近は持ち歩くのに便利なものが出てきましたが、友人を連絡を取りやすいし、持ち運び易いので携帯。災害時にも使えそうだからね。携帯買った理由の一部は、災害や病気などの緊急時の連絡のためと、ろう者の人との気軽なコミュニケーション手段だからです。でも、将来は携帯とPCはうまい具合に統合されるでしょうね。
Q2 CDと本、どちらかしか買えないって言われたらどっちをとりますか。
本ですね。CDはこの頃あまり聴かなくなりました。ラジオや動画も利用できるからね。本は、色々な世界のことが知ることができるので、思考力の為にも不可欠です。
Q3 漫画とアニメ、どちらかしか見れないって言われたらどっちをとりますか。
アニメにしときます。一応、音楽や構成など、総合「芸術」の世界だから。最近、マンガ読むの、目が悪くなった分、読みずらくなっているので。
Q4 ゲームとネット(ゲーム以外)、どちらかしか出来ないって言われたらどっちをとりますか。
ネットですね。ブログもできるし、調べものも検索しやすいしね。
Q5 Youtubeとニコニコ動画、どちらかしか見れないって言われたらどっちをとりますか。
YouTube。ニコ動は変わったのがあるけれど、書き込みがあり過ぎるのは、目障りですから、落ち着いて見られません。
Q6 ゲーセンで無制限に遊べる券とゲームソフトを無制限に買える券。どっちか買えるならどっちを買いますか。
ゲーセンだと、アクション系はさっぱりだめですから。今も、クイズアカデミーしかやっていないので、ゲームソフトでゆっくリズムの方を選びますです。
Q7 洋服と洋菓子、どちらかしか買えないって言われたらどっちをとりますか。
洋服にしておきます。甘いものも魅力的ですが、一応、食事制限しているし、食べたらなくなっちゃいますもんね。
Q8 PCが出来ない高級ホテルとネットカフェ、1週間泊まるならどっちがいいですか。
ネットカフェ難民の大変さを考えると、のんびり身体を伸ばせるベッドが使える高級ホテルを選びますね。たまには、PCから離れてみるのもいいかもね。
Q9 考査が無いなら夏休み・春休み・冬休み半分って言われたらどっちをとりますか。
考査がなかったら、なかなか勉強しないと思います。そういう性格ですから、クエスト挑戦してから、休みは完全に消化したいですね。
Q10 月1万円の小遣いと月2万円のバイト、どっちにしますか。
小遣いの方。2万円では、安過ぎますです。
Q11 国内と海外、どちらかを旅行しろ(どちらかしか旅行できない)って言われたらどっちをとりますか。
なんせ、遠出することがあまりないもんで。まだまだ、日本には見るべき所があり過ぎますので、国内を旅行します。
Q12 視覚と聴覚、どちらかを失わなければならないと言われたらどっちをとりますか。
これ、難しい問題ですね。ヘレンケラーはそう聞かれた時に、何と答えたか知っていますか? 音楽の世界を堪能できなくなるのは悲しいけれど、手話を使ってコミュニケーションするということで、聴覚を選びます。
Q13 1年タイムスリップできるとしたら、過去と未来、どっちに行きますか。
過去の不都合を変えますです。でも、その結果が未来にどう影響を与えるかは不安ですが。
Q14 10人の友達と1人の彼女or彼氏、どちらかにしろって言われたらどっちをとりますか。
1人の彼女ですか。ただし、お互いに束縛しない生活を送りたいですね。
Q15 自分がどこへでも瞬間移動できる機械と自分がどこへでも時間移動できる機械、あるならどっちをとりますか。
時をかける少女みたいだと疲れそう。でも、時間移動を繰り返していたら、死ななくて済みそうだから、時間移動します。
以上、お粗末でした。