イタリアのアブルッツォ州のとある田舎町に、しばらく居たことがある。
ここで俺のワインの趣向は確定された。
Montepulciano d'Abruzzo(モンテプルチャーノ ダブルッツォ)
重く濃く、時には赤(rosso) ではなく黒(nero) と表現されるほどの色の深さ。
よくエノテカに通って楽しんだものだった。
そしてこれは日本でも比較的入手しやすいのが嬉しいところだ。
もひとつ魅了された酒が チェンテールベ
この地方独特の食後酒で、美しいグリーンに騙されそうだが正体は70度とヤワじゃない。
意味は cent(百) erbe(草、転じてハーブ)
とても一気に飲める奴じゃなく、食後にチビリチビリと流し込めば口内や食道がすっきりし、胃が熱くなる。
この爽やかさと刺激が病みつきになってしまっていた。
しかしこいつ、日本では入手できなくて寂しい思いをしてきたところだったが、
先日 見つけた!
早速注文して「届いたぁ♪」
ちょっと下のクラスで、現地ではスーパーで売ってるレベルの品。
しかし、今はそれでもいい。
半ば諦めていた刺激と爽やかさを、久しぶりに堪能できるんだから。
「コクッ」
「あ゛~~ これこれ♪」
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