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しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

駅伝からこぼれる想い

2011年02月01日 14時45分00秒 | 子供達のこと

駅伝の中継を眺めるにあたり、
遠い目をするくちこです。

普通の子が長距離ランナーだった頃、
在籍した陸上部は黄金時代だったようで、
地元大会での1、2位独占は当たり前で、
何時か招待された駅伝では、全区間、区間新記録だったりしました。

普通の子の特徴は努力を惜しまないことで、
国立理系クラスに在籍しつつも、彼の特性に合った?長距離を本気で頑張っていました。

すぐに穴のあく靴下に剥ぎを当て繕い、またその上から剥ぎを当て・・・
片足で11か所だと笑っていた息子の顔。
(もちろん、繕ったのも息子)

くちこは離婚騒動や仕事に忙しく、
知識も関心もなく、
気が付いたら我が子だけが手袋をせずに走っていました。
(その後参加賞で貰えましたが)

父兄の皆さんもとても熱心で、大会毎に馳せ参じることが常識でしたが・・・
くちこは、忙しかったし、運転も不得意なうえ、方向音痴で・・・
そして、何よりも夫婦で我が子を応援する姿を見るのが、当時のくちこには辛すぎて・・・

でも、「良い大学を狙うよりも走りたい」という彼の意志はきっちり担任に伝えました。
「息子の邪魔をするな!」と。

国立を蹴って私立を選ぶ意志も認めました。
くちこがくちこであることが大事なように、息子も・・・と。

等々、物思いに浸っている日々、
先日、夫と鉄板焼きを食べに行きました。
大学生と思しき若者達がキビキビと働いていました。
コゲのついたヘラや洗い物を次々と素手で洗っている・・・
手が荒れるだろうな。

そういえば、普通の子も居酒屋のバイトで、手がボロボロだったな。
忙しくて手袋なんてしてられないと。

理系なのにバンドもバイトも本気そうで、
過労死しそうな勢い。
仕送りしようかと言うと、
「貧乏生活を楽しんでいる」と。

最近になって、彼がお弁当代を削って文房具を買っていたことを知った能天気なくちこです。

で、ね、遅まきながら、やっと気が付いたこと。
離婚にあたり、こんな能天気な母以外誰一人頼る人がいなかった三人の子供達がどんな不安だったか。
くちこが子供達を背負ったのではなく、
子供達こそが、あれこれ欠落したくちこを背負ったんだな。

ま、結果オーライだよね。
全ては人生の糧かと。
子供達も、くちこもね。

間に合うかな節分!



30年

2011年01月21日 22時38分00秒 | 子供達のこと

良い子は、今月末で30歳に。
と言うことは、くちこの母親業も30年。

22歳の若い母親の元に生まれた良い子。
世間知らずで、とても未熟な母親の元に・・・
次々に弟達が生まれ、
色々欠落した母の代わりに、
半保護者的な姉となったのは必然か。

素直に父親を慕って育ったのに、
22歳で父親を心底憎むことになった。
母にもしもの事があったら、父を殺すつもりだったと。

大学卒業後、一年働き自力で大学院を卒業。
7年越しの恋愛から26歳で結婚。

恋愛時代から今日まで呆れる程仲良しな夫婦。
それでも未だ、良い子は出産を選ばない。
自身の自立と経済力にこだわるから。
常に我が身のスキルアップにチャレンジしている。

母の離婚を22歳で援助して、
心の底から、
「母に経済力があって良かった!」
と思ったとのこと。
そして、自分も生涯、一人で生きる力を持ち続けるべし。
と、決意した、らしい。

良い子の夫も立派な社会人だし、
良い子をとても大事にしてくれる夫だけれど、
良い子の考えは変わらない。
出産は足場を固めてから、と。

好むと好まざるに拘わらず、
良い子は年々くちこに似てきている。
息子は二人共、母に対して仕事は程々にして、
のんびりして欲しい、と。
が、良い子は、母が社会を闊歩する姿を好む。

蛇足ながら・・・
良い子の父も父親となって30年になる、んだな。

人の心を他人が計る事はできない。
人の物差しはそれぞれだし、
同じ体験をした訳ではないのだから。
喜びも悲しみも当人のみが知る事。

三人の子の父親でありながら、
子供達の誕生日よりも運動会よりもクリスマスよりも、浮気相手が大事だった元夫の心中も、
当然くちこには解らない。

三人の子供と多額のローンを残して、使いかけの砂糖や醤油まで持って出た心中も。

そして、一番解らないのは、
三人の子供を失うに値するものが一体何だったのか、という事。
その後、更に女遍歴を重ね続け、
今は、超若い新妻と幸せに暮らしていると。

とにかく、
元夫も、父親となって30年。
不肖くちこも、母親となって30年。
生きていたら、いろんな事があるよね。

改めまして・・・
良い子に幸あれ。


くちこんちを巣立った悪い子へ

2010年03月22日 09時47分00秒 | 子供達のこと

新生活ですね。
心新たに。
生き方、暮らし方、皆、心新たに。

強い意志を持たないと変わらないこともたくさんあるかと思います。

後回しにしない。
一手間を惜しまない。
今が楽な方でなく、
後が楽な方を選ぶこと。

最後に自分の強みとなってくれるのは、
努力で裏打ちされた物だけですよ。
骨惜しみせず動くことで本当の新しい人生が開けるはずです。
したいことを優先でなく、するべき事を優先に。

十分な頭と体が備わっています。
十分な愛情も受けて育っています。
そして故郷という母港もあるのだから、
思い切って自分の可能性を試してください。

したくてもそれが出来なかった祖父や母の分まで。
貴方は自由に思い切り自分の道を切り開いてください。
やれると信じていますよ。

      母くちこ

という手紙を添えて、これから宅急便をだそうかと。

昨日は、午前中は友達4人と久しぶりのお喋りを楽しみ(ホテルでケーキタイム)、午後は墓参り後に伯母と従姉妹の家に行き昔話を楽しみ、夕方からは、デパートで一人お買い物を楽しみ、ついでに足裏マッサージまで・・・・
夫は実家なので、一人暮らしをエンジョイ中。


今日は、別の友達がランチに来ます。

今夜、夫が帰ってきて、明日は夫と焼き鳥を食べに行く予定。

息子には叱咤激励しつつ、くちこは、こんなていたらくな新しい人生を送っています。


くちこのよい子

2009年10月09日 20時10分00秒 | 子供達のこと

ご存知のように、くちこには、よい子、悪い子、普通の子あり。

普通の子曰く、
「僕のことを普通の子と言って育てたから、普通にしかなれなかった。」

では、悪い子は・・・
問題なし
自分が一番よい子と確信的に自負しているので

さて、よい子は、至らぬ母をカバーする為に生まれてきたような・・・
物心ついた頃から大人だった。
たどたどしい平仮名で、
「可愛い弟を産んでくれてありがとう。」
と書いてくれた手紙が今も取ってある。

弟達の献身的な保護者となった。
二歳違いと、五歳違いなのだが。
四歳の時にはもう、転んだ弟を抱いて帰ってきたりしていた。
保育園の先生は、あまりの「大人」ぶりに当惑していた。

偏食もしない。
留守番も泣かない。
いつも自分の机に向かっていた。
(お勉強のドリルが趣味だった)

不本意な迎合よりも独りを選ぶ子だった。
くちこは、若くて今以上に未熟な親だった。
全てのことに余裕がなく、よい子が理想通りでないと許せなかった、母くちこ。
テストのミスもピアノのミスも、あってはならないこと・・・

勉強も料理も家事全般も、くちこ以上にできる娘に育ったけれど、
よい子には、さぞかしきつかった・・・かな。

そして、母親の離婚を21歳で見ることになった。
離婚を手伝い、全力で母を支えた。
心の壊れた母を自分のマンションに迎えてくれた。
卒業後一年働いて、独力で大学院に入った。

2年前に、長い交際を経て結婚。
未だにラブラブ
だが・・・
「一生、自立した女でいたい。」
「夫に経済的に頼らないと生きていけない選択はしたくない。」
「それが、自分の母が泣き寝入りせずに離婚できた理由だから。」
と・・・・

働きながら、語学、経済の勉強を続けている。
更なるキャリアアップを目指しているのか?
妊娠、出産の優先順位は常に次点。

歳が近いせいか、すぐに喧嘩になる母娘
とても似ている・・・らしい・・・
悪い子ばかりに関心が向いて、よい子には、ただ厳しく当たってしまった母親だが、
よい子は、けなげな位親孝行。

第一子は、生まれ落ちる時に、神様から、
「お母さんを助けてあげなさい。」
と言われてこの世に誕生するとのこと。

神様からの言い付けを28年間、良く守っているよい子です。

ただし、遠くに住んでいることは、最たる親不孝

なんだかね、よい子が日記にあまり登場していないかなと紹介してみました。

付記
ビギナーの皆様へ
普通の子の直近情報は九月十四日
悪い子の直近情報は九月二十三日
にて収集してください。
あ、知りたかったらです。


知らなかったこと

2009年09月23日 11時49分00秒 | 子供達のこと

くちことcafe友歴の長い人にとって、知る人ぞ知る、悪い子のこと。
そう、姉(よい子)と弟(普通の子)に挟まれた、くちこの長男。
我が家の最たる変わり種で、心配の種。

悪い子出生時、「長男誕生」で、元夫は狂喜乱舞。
次に、次男誕生(普通の子)
悪い子とソリの合わない元夫は、普通の子にウエイトを移した。

離婚時、
よい子は、父親の素行に激怒
悪い子は、「男なんて、そんなもんだから、解らなくもない」
「母さんに人を見る目がなさ過ぎたのだから、責任は半々」と。
普通の子は、「離婚なんて考えただけでも恐ろしい」
「だけど、苦しむ母さんを見ていたら、仕方ないと思う」と。

さて、蓋を開けて見ると、
よい子と普通の子は、距離を置きつつも、折々には父親とも会い、縁を切ることはしなかった。
くちこは、それを否定する気はない。
悪い子は、一番近くに住みつつも、一切の連絡を受け付けなかった。
くちこは、それを元々ソリの合わない親子だったからと理解した。

ある時、悪い子が、
「親父が歳をとって、誰も看る者がいなければ、俺が看るしかないと思っている」と。
悪い子は、基本マザコンで、だから、母さんを苦しめた父親を憎んでいると思っていたので、その言葉は意外だった。
ちなみに、では、誰が、くちこを看るのか・・・?

このシルバーウィーク、くちこ家では、親子トークが連日連夜長々と・・・
(新夫は、通夜葬式が入り実家へ)
悪い子が、しょげている普通の子に、
「負けない位、強くなるしかない」
「負けない位、立派な人間になるしかない」
「負けない位、支えきれる力を持つしかない」
「その覚悟があれば、進め」と。
それは、できれば、くちこが、普通の子に、あきらめて欲しいと思っていたことでした。

あの・・・・・
長くなりましたが、ここまでが前置きです。

悪い子曰く、
「自分には、父親がいなくなったことで埋められない穴がある。」
「母さんでは、父親分は埋められない事もある。」
「車のこと、バイクのこと、世間のこと、親父がいれば聞かれたのになと思う事が色々あった」と。
単純なくちこ、
「そんなの、連絡して聞けばいいでしょ、いいのよ。」
悪い子、
「父さんは許されない事をし、あれほど母さんを苦しめたのに、いざ離婚した後、子供が三人とも許したかの如く付き合っていたのでは、示しがつかない。

一人くらいは縁を切ることで、その罪を表現するべきだと思った。」
「結局は、母さんを苦しめただけではなく、その影響は、一緒にローンを返した自分にも及んでいるし」と。
(実際、悪い子は二年半、家を出て働いていた時も一度も仕送りは欠かさずローンを助け続けた)


単純なくちこ
「でも、聞きたいことは、教えて貰えばいいよ。」
悪い子
「それに付随する面倒なことを思うと、天秤にかけて、マイナスの方が大きいんだ」と。

知らなかったな・・・
うすっぺらい母親のくちこです。

※普通の子について、お知りになりたい方は、9.14まで お越しください


普通の子のこと

2009年09月14日 13時04分00秒 | 子供達のこと

普通の子は、くちかずこの第三子にして次男。
くちこは一人っ子で兄弟を知らない。
その上わがままなのに三人の子の母になった。

普通の子がお腹にいる時、
臨月まで看護師をし、ピアノ講師もした。
産後一ヶ月で、またそれらを再開。

三人の子を死なない程度に管理するだけで手一杯
悪い子は、双葉より芳し・・?
彼の問題行動に振り回され、
いろんな役員を背負い、
よい子の子育ては厳しすぎて反省。
悪い子の子育ては甘やかしすぎて反省。
普通の子の子育ては・・・困惑・・

普通の子が二歳八ヶ月の時、発達が遅いことに気づく。
小児科で発達テスト。
紹介状を持って療育センターで更に詳しく検査。
三歳前にして、一歳十一ヶ月の言語理解。
二語文、殆どなし。
専門医のコメント。
「追いつくかどうかは、神のみぞ知る」と。

元夫は、治療は必要なしと。
でも、くちこは後悔したくなくて・・・
最善を尽くしたくて・・・
電車で治療に通った。
言語療法士の先生方は、とても良くしてくれて、
くちこ自身の成長に繋がった。

我が子が、障害児の中にいること。
それは、とても衝撃だった。
保育園で担任の先生から、ひどい言葉を浴びたことも
歌もお遊戯も出来なかったから。

運動能力は劣っていないとのこと。
では・・・と、体育教室に入れてみた。
出来ることから引き上げたら、
芋づるのように、他も・・・・?
   (くちこ案)

ピアノを弾きたがったので、
事情を話し、一冊、一曲の宿題でとお願いした。
決して多くは望んでいないこと。
普通の子がピアノを楽しいと思うことが最重要であること。
   (くちこ案)

普通学級に入れた
かけっこが速くなった
百点がとれた
くちこは、一つ一つ、心の底から喜んだ
(上二人の時は当たり前のように思っていた)
神様が、くちこに、いろんな事を教える為に、普通の子を授けたのだなと思った。

小六で、ピアノコンクールで入賞した。
(とても素敵なバッハだった)
中高一貫の進学校に入り、
猛烈に陸上を頑張り、中国駅伝に出場。

ただいま、某大学院、知識工学科の大学院二年。
来春は、某システム系会社の東京本社に就職予定。

の・・・
普通の子が、今週、帰省します。
くちこが不得手な「盆提灯の片付け」をするそうです。
(出したのも彼)

でね、
小栗旬に結構似ていますふふ・・・

人生、いつ何が起こるか解らない。
何度も痛感することが、生きる、ことなのかも・・・ね


夏・完了

2009年08月07日 15時09分00秒 | 子供達のこと

くちこ家家訓

お盆供養は、家族全員行うべし

よい子をお嫁に出すときも念押し済み
7月には、子供を三人揃えるべく、スケジュール調整に次ぐスケジュール調整・・・
お寺へ日時の依頼。(800軒、門徒あり、お坊さん3人)
八月三日、子供三ヶと、江戸時代からの位牌を車に積み、菩提寺に出向き、お盆勤めをしてもらうべく、くちこ以下、子供三人居並ぶ。

後、墓参り(掃除含む)
普通の子の掃除は丁寧
合掌・・・
くちこ家のことは、くちこに安心してお任せあれ!(くちこ、心の声)
例の親戚のお墓も、お水と、合掌・・・(全員、事情は理解あり)

1分後、実家の海、見学。
白砂青松、極めて美しい
普通の子のお気に入り。
老後はここに住みたいと
今回は借家にしている実家にも立ち寄り、土地の境界や、そのいきさつについても、よい子と普通の子に説明。
くちこ亡き後に禍根を残さないために・・・(悪い子は車内)

で、いつものイタリアンレストランへ。
子供達は、決して、浮気をしようとしない
だから全ては恒例。

海産物を買って、帰宅。
後、夜は、夫の退職祝いの食事会
食っては飲み、飲んでは食い・・・
記念写真。
5:1:1の割で、支払いは子供達も負担。

よい子とは、大げんかをした後から、リビングの本棚と、キッチンの食器棚、出窓を片付け、一挙に、LDKの整理整頓度、アップ
(年によって、片付ける場所は違う)

子供達と、歓談、雑談、指南、鞭撻・・・

普通の子に、パソコン関係の雑用をいろいろ頼む。
(情報工学に在学しているのでね)
彼は、自主的に洗車も
で、あわただしく京都へ

くちことよい子は、道後温泉へ姫姫道中
昨夜、帰宅。
本日、くちこ、出勤。
よい子、東京へ

道後温泉については、後日また。

今日は、くちこの母の命日。
天国から、くちこの日々を眺めているのかなあ・・・

くちこに不満があるとしたら、自分の子育てに唾するのと同じなんだからね、お母さん


血は水より ぶつかる

2009年08月04日 14時46分00秒 | 子供達のこと

なのよ・・・
ぶつかるの。
血って、何?

くちことよい子は、同性で歳も近い。
どちらも、はっきり自分を顕示する
でも、思考パターン、行動パターンは類似しない。

普通の子(第二王子)は、争いを好まない、おだやかタイプ
くちことよい子は、妥協を良しとしないカドカドタイプ

普通の子は帰省の都度、この母娘喧嘩が苦になるらしい。
悪い子が、「母さん、喧嘩するなよ」と言って仕事に行ったが、甲斐もなく・・・
くちこ、ぷっつん

よい子の言い分、
心の中で期待されても、察することはできない。
して欲しいことは、事細かに言葉に出さないと分からない。
勝手に不満を溜め、勝手にキレルなど、心外千万と。

楚々・くちこの言い分、
気働きはないのか
推し量って、腰軽く動く人間たるべし

細かくは、桃を冷蔵庫に入れるタイミング
冷房の風・・・
くちこの作ったフルーツヨーグルトや、トマトのシロップ漬けを食べない・・・などなど。

でね、
明日、早朝から、二人で四国へ旅に出るんです
これって・・・
いえ、とっくに仲直りはしているんですけどね・・・

どうよ!
こんな母娘


母心

2009年08月01日 18時32分00秒 | 子供達のこと

昨夕、京都から、普通の子が帰省。
今回は、長くて、7ヶ月振り。
楽しみにしていたし、嬉しかったけれど、くちこは、家事に多忙

普通の子と悪い子は歓談・・・
でもね・・・
第一王子も第二王子もくちこが手塩にかけて二十数年ですが、今や住む世界が違う。
そして、今後も・・・
なんだか盛り上がらない会話な様子
しつこいようですが、くちこは忙しい!

いつもすぐに二階の自室に上がる悪い子も、ずっとリビングに。
弟が帰ってきて嬉しいんだな。
でも、会話は今ひとつかみ合わない・・・

第一王子(悪い子)は、毎日、朝食も夕食もくちこと一緒。
第二王子は(普通の子)は、京都に進学して6年目。

幼い頃、
良い子と悪い子と普通の子は、くちこのセットだった。
カルガモ親子の行進のように

普通の子をちらちら見つつ、夕食を作るくちこ。
時間に子供を半分盗まれた気分
我が子が我が子でなくなっていくような気分
人生のページが知らない間にまためくられたのか・・・?

普通の子が、ちょっと二階にいなくなった時、たまりかねて悪い子に訴える。
我が子なのに距離を感じてしまって、やりきれなく寂しいと。
「母さん、子供は巣立っていくものなんだよ。それが、子供を育てるということだから。
でも、母さんから先に親を辞めたらいけないよ」

はい、オムライス
歓談、雑談、報告、所感、etc・・・
1時間、2時間、3時間・・・
くちこにとって、普通の子は、ちゃんと、くちこの普通の子でした
くちこ、ご機嫌アップ↑
普通の子入浴。
悪い子が聞いてきた。
「母さん、まだ、寂しい?」
「ノン」

で、本日、悪い子は仕事。
普通の子と二人で四方山話。
1時間2時間3時間・・・
昨夕のくちこの心境を説明すると、
昨夜、兄から既に聞いていた・・・

そんな、兄と弟とさびしがりやの母です。
もう30分で、よい子が東京から帰ってきます。
で、今、悪い子から釘を刺されました。
母娘喧嘩をしないようにと

追伸
こんな、しろつめ・楚々・くち・かずこですが、
肉食女子度占いで、なんと肉食度100パーセントでした
かわいい、くちこなのにねえ・・・なんで?


親知らず

2009年07月08日 09時42分00秒 | 子供達のこと

くちこには、三人の子供あり。
よい子、悪い子、普通の子。
一人っ子のくちこにとって、

三人も大人にする作業は重かったなあ・・・

気がついている人もいると思うけど、
くちこは、親の才能がない。
わがままで、怒りっぽくて、気長く暖かく見守ることができない。



幼心に見かねた?よい子が、4歳位から、二人の弟を頑張って育てた。

悪い子は神経質で、泣き虫で、わがままで、顔の可愛い子だった。
夜泣きは毎晩10回、少しの音でも目覚め、食も細くて、身体が丈夫だった。
我が家の「荒神さん」として成長した。

艱難辛苦を山のような泣き言と共に乗り越えて(←くちこが
悪い子は26歳になった。
いろんな迷言とともに・・・
(くちこの過去の日記、参照)

で、悪い子に、初、虫歯ができた。
ま、年に数度の歯磨きで、これまで無事だったのは、神仏のご加護・・・

歯科でレントゲンを撮ると、4本の親知らずの埋没歯が写ったそうで。

歯槽の中で見事に全て横向きだと。
いづれ、炎症を起こせば、割って出さないといけないだろうと。

昨夕、悪い子が一言。
「親知らずの意味を知っているか?」
くち、「知らいでかい!乳歯が生えずに、最初から永久歯が生えるからじゃ!」
わる、「別の意味もある」
くち、「え?」
わる、「親が死ぬ頃になって、痛み始めるから、親知らず・・・」
くち、「ほお・・・」
わる、「だから、母さんに死んで貰っては困る」
くち、「はあ・・・」

皆様、ご存じでしたかしらん?