ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

タニタ、中国で社員食堂…

2014-09-30 23:34:36 | NewsPaper
気づけば9月も今日で終わり
今年に入って関西に帰ってきて転職して…
気づけば9ヶ月も経っていたなんて…早いものです


さて、本日の日経産業新聞から、23面の生活・シニア欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 タニタ、中国で社員食堂
 健康志向は日中変わらず』

健康機器メーカーのタニタが、中国のIT企業
東軟集団(ニューソフト)のグループ会社と提携し
社員食堂を始めた
という記事

2012年1月には「丸の内タニタ食堂」がオープンしましたが
いよいよ中国にも進出しました

「オクラとナスの肉みそ炒め」「チキンのオリーブオイル焼き」
といった日本のオフィス街の定食屋さんにありそうなメニューが
並んでいるとのこと

日本ならともかく、中国でも受け入れられるのか
というのは気になるものです

タニタ曰く、それは大丈夫なのだそうです
中国のような食べ物にこだわりがあるような国においても
タニタが提供する低カロリー・低塩分の定食というのは
人気が出ているそうです

大きめの具材を使って満足感を出しながらも
どの定食も500㌔㌍前後というのは喜ばれるそうです

結局、経済成長を遂げた中国の食生活も変化し
日本のように肥満を心配する人が多くなったことも大きいようです

そういったところに目を付けたのがタニタの上手いやり方
といったところでしょうか

世間では、日中関係というのはなにかとありそうではありますが
こうったところから日本食が受け入れられれば、また文化の交流にも
つながっていくといったところでしょう

タニタの海外での動きというもの、興味深く見守りたいものですね

自社へのサイバー攻撃被害 詳細公表し共有…

2014-09-29 23:30:21 | NewsPaper
はい、今週も出張先での業務が始まりました
今回は宿泊したホテルの部屋が外れ…な感じですが
なんとかやっていきましょう


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『自社へのサイバー攻撃被害
 ラック、詳細公表し共有』

情報セキュリティ対策サービス大手のラックが
自社がサイバー攻撃の侵入を受けた事例について
経緯や対応策をウェブサイトで公表すると発表した

という記事

これは、ずいぶんと思い切った発表をしたなぁ
という印象をまず受けます

侵入を受けた場合、1カ月以内にをめどに攻撃の手口や
ウイルスの詳細、発見に至った経緯、被害を抑えるための
対応手段などを公開するといったもの
対策状況の詳細などは非公開の方向のようです

これは、機密情報の入手を狙う攻撃者は、本来の標的である
大手企業や官公庁の守りが堅くなってきたため
取引先の企業や下部組織などを侵入の足がかりとする
ようになったことが影響しているそうです

なお、こういった企業や組織というのは、比較的に
セキュリティの意識や対応力が低いことの方が多いようです
なんともなぁ…と思う次第ではあります


とはいえ、セキュリティ対策サービスの企業を狙うとは
大した輩ではあると感じる次第です
そういった企業への攻撃するとするならば強力なものでしょうから
それらを公開し共有するというのは、セキュリティ対策が比較的弱い企業に対して
よりよい参考事例になるといえるのではないでしょうか

あえて被害を公開し情報を共有するという逆転的な発想のように思えて
実は的を得ているといっても過言ではないのではないでしょうか

これらの動きが結果的に被害の絶対数を少なくしていくことができるのか
被害の内容を参考にしながら見守りたいものです

来月、携帯とPHS間のMNP…

2014-09-26 23:41:04 | NewsPaper
出張先での業務、ひとまずこの週末は帰宅します
とはいえ、案件全体の進捗状況が…
週末に出発して、来週もフルで携わることになりました


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【フラッシュ】
 来月、携帯とPHS間のMNP』

携帯電話とPHSの間の番号持ち運び制度(MNP)が
10月1日に始まる
という記事

そもそも、総務省側としては、平成24年3月1日付け情報通信審議会答申において
携帯電話とPHS間の番号ポータビリティの導入に当たっては、利用者利便の向上や
より一層の競争環境の進展等の効果が見込まれることから、利用者保護が図られることを
前提として導入が適当とされました

そこから、審議が重ねられ、ようやく来月に開始される
ということになったわけです

来月以降は、「携帯からPHS」「PHSから携帯」の乗り換えでも従来の電話番号を利用できる
携帯電話とPHSの間でショートメッセージサービス(SMS)も送受信できる
といったことになります


さて、この動きから各キャリアはどうなっていくでしょうか

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの動きは
今のところはそんなになさそうです

とはいえ、ワイモバイル(イーモバイル+ウィルコム)は
すぐさまに動きを見せています

ワイモバイルとしては、携帯電話キャリアへ流れることを防止したいことから
PHS端末利用者向けキャンペーンとしては
・DIGNO T 302KCへの機種変更が一括0円
・事務手数料が無料
・スマホお試しプログラム
・PHSのメールアドレスを引き継ぎ可能
といったワイモバイルのスマホへ移行キャンペーンを打ち出しました

つまりこれは、9月に発売されたばかりの定価3万8400円の
京セラ製のスマホを機種変更にも関わらず、一括0円で
PHSから変更できるキャンペーンということです

とはいえ、PHSからスマホに機種変更することで
料金プランも変更になり、大幅な値上げになる可能性もあるわけです

といったことから、従来のPHS端末からウィルコム初のPHSスマホに
すぐに機種変更した私としてはなんだかなぁとは思いつつも
このワイモバイル生き残りのための戦略は見逃せません

今後は、PHS機能を備えたスマホ新機種が投入されていくのか
気になるところですが、この動きは注目しておきたいものです

ソフト開発、花形職業に…

2014-09-25 23:12:54 | NewsPaper
昨日は、めずらしく遅くまで
出張先での業務に携わっていました
今日は終盤はサポートをしていたのですが
どうも私がサポートをしているとテンポが良いらしく
予定より早くタスクが終わったようで、なによりです


さて、本日の日経産業新聞から、22面からこの記事をピックアップ
『【眼光紙背】
 ソフト開発、花形職業に』

米労働省の統計では、ソフト開発者の標準的な年収が
9万3350㌦(2012年)だったとのこと
22年までの10年間で雇用は22%も増えるとのこと

というまさにアメリカらしい数字といったところでしょうか
これは、日本によくあるSIer(システム・インテグレータ)ビジネスは
アメリカにはあまりなく、各会社が自社製品やサービスをもって
それらは外注せずに自社にエンジニアをしっかりと抱え
自社で開発するという文化があるというからでしょうか

とはいえ、日本と同様にアメリカでもデキるエンジニアは
どこでもひっぱりだこのようです

アップルは、世界の開発者に対してiPhone対応アプリを
さらにつくってくれと訴えてもいます
アプリが充実すればするほど、自社製品の売り上げにつながる
というわけです


記事では、さらに“もはやソフト開発を「コンピュータ関係の仕事」と
単純にはくくれない”とも書いています

ITが社会や経済の隅々に浸透し、開発者のアイデア次第で
娯楽も芸術もジャーナリズムも大きく変わる可能性があるというわけです

ビジョンと能力のある人材には腕の振るいがいのある時代というわけです
まさに、エンジニア個人としてさらに成長することが可能になってきた
というわけですね

日本においては、小学生からプログラミングを学んでみよう
という声がちらほらと聞くようにもなりました
大学でようやくちゃんと学んだ自分としては
この流れというのは驚愕することもあります

個人的には、アプリケーション周辺が注目されがちで
そのベースにあるインフラ側にも、もう少し注目されてほしいなぁ…と
思いつつも、この動きというのは止まないのだろうなぁと感じる次第です

修学旅行 クラウド管理 日本旅行がシステム開発…

2014-09-24 23:24:36 | NewsPaper
昨日、移動してきて今日から
某案件に集中的に携わります
とはいえ、ある意味でどえらい案件に
携わることになりそうです…


さて、本日の日経産業新聞から、7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『修学旅行 クラウド管理
 生徒の位置確認/学習記録すぐに/伝言板
 日本旅行がシステム開発
 班別行動 把握容易に』

日本旅行が、教師や生徒た修学旅行の旅程をクラウドで管理できる
「E2ナビ(いーなび)」を開発した
という記事

日本旅行は、年間約3千校の修学旅行を受注しているそうで
各学校向けにクラウドを利用した旅行総合ナビゲーションシステムを
構築したようです

修学旅行ですので、あくまで学びを伴った旅行になります
ということは、事前学習で訪れる地域の名所を調べることができます
旅行中においては、生徒に専用のiPhoneを持たせ、班別行動中の位置確認や
緊急時の伝言での連絡ができるといったもの

事前学習では、学校内のPCを用いて、名所旧跡の情報を画面上で参照しながら
学習記録を残し、その記録を教師側は確認できるというもの

旅行期間中は、生徒の各班ごとに配布されたiPhoneが手渡され
そこから班別行動中に予定を確認できたりナビ機能で初めての土地での移動の手助け
カメラ機能を使っての撮影からクラウド上に班別の学習記録を作成可能
もしもの災害時においては、伝言板機能を備え、教師からの指示を受けることも可能

さらには、保護者向けの機能として、生徒が撮影した写真を旅行中でも閲覧出来たり
出迎え場所や時間の変更などの情報を受け取ることができるといったもの


まさに、生徒/教師/保護者に対して重宝するといったサービスに内容に
なっているのかなといったところでしょうか
このシステムによって、教師の負担を軽減することや
学習効果を高めることにもつながってくるというわけです

日本旅行としては、年間3千校の受注している学校に対して
全校への採用を目指しているそうです

関西にいると、時期によっては毎日のように修学旅行中の生徒を見かけます
その手元にiPhoneがあれば、ひょっとしたらこのシステムを使っているのかもしれません
その光景というのはある意味でおもしろいものとなっているのでしょうか

近大 養殖サクラマス 病院食で活用…

2014-09-22 18:03:47 | NewsPaper
新婚旅行から帰ってきたと思ったら
すぐに東京へ出張してちょいと
集中的な案件に携わることになりました…
移動疲れを溜めないようにしたいものです


さて、本日の日経産業新聞から、9面の大学欄からこの記事をピックアップ
『養殖サクラマス
 病院食で活用
 近大と富山大付属病院』

近畿大学と富山大学附属病院が
近大の水産研究所富山実験場で養殖したサクラマスを
同病院の食材に活用することで合意した
という記事

近大の養殖マグロはグランフロント大阪でも食べることができる
といったことからも有名になりましたが、今回のサクラマスというものも
あったんですね

この病院では、1回の食事に必要な400~500人分な魚を
漁場の状況に左右されず確保したいという課題があったようです

この富山実験場ではサクラマスやマアナゴの養殖研究を進めており
2013年度の年間出荷量としてはサクラマスが400匹、マアナゴが2538匹もあったとのこと
これほどの出荷量であることから、地元の漁協を通じて一般にも販売していたそうです

そういったことから、この病院も目をつけ、今回の合意に至ったのでしょうか
病院としては、カツレツなどといったメニューでサクラマスを月に1~2回
10月下旬からはマアナゴも供給していくとか

なお、このように近大が養殖魚を他の大学に直接出荷するというのは初めてのことだそうです
今後はさらに近隣の他の大学病院においても活用されていくのでしょうか

この近大の養殖ビジネスといったものは興味深く以前から気になっていましたが
徐々に拡大していったということでしょうか
今後もちらほらと記事としても目にするでしょうか
まさに目が離せないおもしろい大学になっていくのでしょうか

全身スキャナー日本投入…

2014-09-19 23:00:35 | NewsPaper
北海道での新婚旅行も終盤を迎え
現在は北斗星に乗って移動中
長距離移動の豪華電車もおもしろいものです


さて、本日の日経産業新聞から、13面のものづくり欄からこの記事をピックアップ
『全身スキャナー日本投入
 ルクセンブルクのアーテック
 3~5分で3D図面
 フィギュア製作などに活用』

ルクセンブルクの3次元スキャナーメーカーであるアーテックグループが
前進の図面を数分で作成できる新鋭機を11月末日に日本市場に投入する
という記事

海外ではこのような機器の発達が進んでいるというイメージがありますが
遂に日本にもおもしろい製品が投入されようとしていますね

この全身を撮影するブース型の機器「Shapify」ですが
利用者が機器内部に立ち、合計4台の3Dスキャナーが1周しながら撮影することで
身体の形や衣服の色などの情報を取得するというもの
それらを撮影12秒、3D図面データの作成に3~5分でやってしまうというもの
これらは以前に国内にあったサービスよりも処理が速くなったように感じます

3Dデータの作成まではこのアーテックが担当し
そこから造形してフィギュアにするのはデータ・デザインという国内企業が担当し
最終的に利用者にフィギュアが届けられるというもの

このサービスは、フィギュアの大きさによりけり
1体あたり1万円からを想定しており
図面データだけを利用者に提供して個人所有のプリンター(!?)で
造形してもらうといった利用も可能とのこと

って、日本の利用者で、それだけの機器を持っているのが
どれだけいるのかとは思いますが、少しは増えてきているのでしょうか

さて、この機器自体は、スキャナー1基あたりの買い取り価格は18万㌦
レンタルの場合は、初期費用が5万㌦、1カ月あたり1万㌦を見込んでいるとか
あるいは、初期費用+使用ごとの課金といった仕組みも用意するとのこと

って、機器を利用する企業側も採算を考えて利用することが
もちろん重要になってきますね
とはいえ、そのサービス次第では十分に元を取ることが出来そうです

日本にも徐々に3Dスキャナ/プリンタの文化が入ってはきていますが
あくまでも一部のニーズから起こっていることだと感じます
とはいえ、そこが確かな市場だと読み取れば、さらなる市場の需要の
掘り起しにもつながっていくのでしょう

これから他国他社からも次々に日本に乗り込んでくるのでしょうか
その時にどのような社会になっているのか興味深いものです

意外に多い大阪の緑…

2014-09-18 23:59:36 | NewsPaper
北海道での新婚旅行
旭山動物園といったところも行っています
体験型動物園のおもしろさを堪能する
ことができました


さて、本日の日経産業新聞から、14面の生活・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 意外に多い大阪の緑
 自然と一体の開発続々』

大阪は東京と比べて緑が少ない…
なんてことをこの記事を書いた記者はよく耳にしたそうです
でも、本当はそんなことはないですよ
という記事

記者の調査によると、大阪市の草地や河川などが全体に占める
面積の割合は29%であるとのこと
これは、東京都内でも自然が多い世田谷区(27%)より多いとのこと

それは、公園などが分散していることから、少なく感じるといった
ことが原因にあるようです

最近では、あべのハルカスやグランフロント大阪といった
新しい施設では、屋外に自然があふれる庭園が特徴の一つにもなっています

また、大阪の企業で緑化事業に特に積極的なのが積水ハウスだとのこと
大阪市内の本社前には昨年に植物の巨大な壁「希望の壁」といったものを設けたり
2006年には、隣接地に鳥や昆虫などがあふれる里山を再現し、都心部でありながら
毎年、地元の小学生を招いては田植えや野鳥の観察会を開いたりしているそうです

こういった手法は新たに自然を創造する(!?)ということで賛否はあるかと思いますが
緑を増やすための手段の一つとしては有効であるのかなと感じます
この手法は海外でも実践し欧米の建築学会から賞も受賞する程のもののようです

私自身は、通勤時において、公園があるようなところを意識して
歩くようにはしています…そのような時に少なからず自然を意識する
というものは気持ちの良いものです
そんなふとした自然を意識できるように過ごしていきたいものです

はてな 企業対象サービスに進出…

2014-09-17 23:16:13 | NewsPaper
現在、新婚旅行にて北海道に来ております
過ごしやすい気候かと思っていたら
雨が多くてなんだかなぁ…といったところです


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『サーバー異常 すぐ発見
 はてな、クラウド向け
 CPUやメモリー 使用率などグラフに
 企業対象サービスに進出』

ブログやブックマーク共有サービスで有名なはてなが
企業向けにクラウドサーバの管理システムの提供を始める

という記事

はてなといえば、個人向けサービスを提供し
広告収入が主な収入といったイメージがありましたが
いよいよ企業向けサービスに乗り出すというわけですね

さてこのサービス「マカレル」ですが
(鯖[サバ]を英語で“マカレル”と云うそうです…)
サーバの稼働状況を視覚的に把握し、異常やふぐあいを早期に発見できるというもの
サーバの負荷が急激に高まったり不具合が発生すると
グラフが通常とは異なる動きをすることで、役割ごとに
複数のサーバで動いているシステム内で異常を見つけやすくするというもの
このあたりは、はてならしくシンプルで分かり易いものを
追求しているといったところでしょうか

クラウドサーバの管理システムということですが、通常はクラウドサービス側が
管理システムを用意していますが、その会社のサービスでしか利用できないわけです
今回のはてなの管理システムでは、複数のクラウドサービスを横断的に管理できる
というのが特徴のようです

これは、自社サービスの管理のために開発してきた技術を外部に提供することで
そこから新たな収益源に育てていくといった狙いからきているようです

なるほど、クラウドサービスを利用することで出てきた課題から
独自の技術を開発し、それがビジネスになると判断できれば
社外に打って出るということですね

さて、このサービスは管理するサーバが5台までは無料で
6台以上は1台当たり月額2000円の使用料が発生するというもの
無料サービスでは24時間分しか表示できないが、有料にすれば
1年分を見ることができるというもの

まずは、今年度中に無料サービスも含めて100社への導入を目指すとのこと
シンプルながらもピンポイントにお客さんが望みそうなサービスのように感じます
最初は広告利用していた企業に営業をかけていくのでしょうか

あくまで“はてな”らしいサービスをどこまで貫き
収益を多様化していくのか興味深く見守りたいものです

国内初のスマホ連動ガスコンロ…

2014-09-13 14:05:11 | NewsPaper
今日は土曜日ではありますが日経産業新聞が発行されました
3連休があり、新聞休刊日があり、平日発行の日経産業新聞が
土曜日に発行されたといったところでしょうか


では、本日の日経産業新聞から、最終面の12面からこの記事をピックアップ
『【ニュースの主役】
 国内初のスマホ連動ガスコンロ
 離れていても火加減設定』

大阪ガスが13日に国内で初めてスマホと連動するガスコンロ
「スマートコンロ」を発売する
という記事

http://home.osakagas.co.jp/tsushin/1211397_8566.htmlより

これは、専用アプリで好みの献立を選んで送信すると
家の中の離れた場所にいても最適な火加減や調理時間を
設定してくれるというもの

http://home.osakagas.co.jp/tsushin/1211397_8566.htmlより

って、書いている自分も驚いています
まさに近未来の製品がやってきたなぁと感じます

とはいえ、冷静に考えれば、離れた場所に居ても調理できる
ということはそれなりに料理のジャンルは限られてきますが
長い時間を要するような料理の際には重宝するといったところでしょうか

記事の文面では、スマホ連動に特化した機能の説明ではありますが
製品の紹介内容をWebで見てみれば、タッチパネル感覚の操作ボタンやパネルは
コンロとしてみても便利な機能が備わっているように感じます

記事には、開発担当の方のコメントが掲載されています
“コンロは時間がたつと機能が陳腐化してしまう課題があった”と
たしかに電磁調理器やフラットパネルなどが次々に発売されていきますが
消費者側にとってはそれほど変化がわかりにくく陳腐化していく
傾向にあるのかなとも思ってしまいます

そんな中で、このようなスマートコンロというのは
おもしろい商品といったところでしょうか

とはいえ、どんな便利な機能が付いていくにせよ、結局は
実際に使う側にとっての使い勝手は非常に大事なことです
今後もさらに追求されていくのでしょうが、この軸はブレずに
おもしろいと思わせてくれる商品を楽しみにしたいものです

「日立クラウド」名付けの妙…

2014-09-12 23:04:46 | NewsPaper
今日はオイラの32歳の誕生日
今夜はいつもとは違って
JAZZ コンサートへ行っておりました…


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 「日立クラウド」名付けの妙
 グループ会社も仮想化』

ITサービス会社のサービス名って
コレは何をするもの??と思う方がいるかもしれません…

実際、カタカナを長々と並べた複雑怪奇な名称で
実態がわからないという指摘は少なくないそうです

という状況があるなかで、日立製作所が8月に発表した
クラウド事業の新ブランドは「日立クラウド(Hitachi Cloud)

非常にシンプルな名称ですね
日立がやっているクラウドサービス
そのまんまであり、そこから事業に対する意気込み
というのも感じる人は感じるのでしょう

記事を書いた記者曰く、クラウドの要は、ユーザがサーバ攻勢を意識せずに
システムを使うことができる「仮想化」技術であるとしています

それは、日立のシステム会社グループの組織を仮想的に
統合するといった効果があるとまで記者は書いています


という見方は、日立のグループ再編に報道があったことによって
さらに深く分析できるということがあるからかもしれません

また、日立の製品は過去にもシンプルな名称の製品が
よく導入されているというのもあります
有名なものでシステム運用系の「JP1」なんかがそうですね

ちなみに、日立クラウドの旧名称は「ハーモニウスクラウド」
“日立クラウド”で検索するとヒットしてきますが、これが
わかりやすいかどうかは人によって様々ではないでしょうか

さて、今回の「日立クラウド」は日立にとってヒットするような
名称となっていくのでしょうか
名称を検討する担当者がいて、それを承認する経営者らが決まってくるのでしょうが
はたしてその数年後の結果は如何に…??

U2「アルバム配布」の思惑…

2014-09-11 18:32:05 | NewsPaper
ここ最近の業務で悩まされていた一件が
どうにか落ち着いてきました
勉強がてら、一人で四苦八苦しながらも
最適手段を掴むというのは大変ながらもおもしろいものです


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 U2「アルバム配布」の思惑
 移ろう音楽の環境に「攻め」』

10日未明、Appleの発表で新型iPhoneやApple Watchが話題になっている一方で
アイルランド出身のバンド、U2の最新アルバムが5億人に無料配布
という発表がありました

この件について、Apple・U2・レコード会社の思惑について
書かれているのが今回の記事

今回の新作はiTunesで誰でもダウンロードができ
CD発売や有料配信が10月からで、レコード会社のユニバーサルミュージックが
売り上げを食うのは間違いないとしています

しかし、見方を変えれば、これはユニバーサルにもU2にも
すごくいい話なんだとか

どうやら、今回の無料配布でアップルからユニバーサルとU2に相当額が支払れたようです…
ユニバーサルにしてみれば、一般消費者に売るより、企業間の契約で確実にお金が取れる
というBtoBでの旨みを選んだのではなないかという捉え方です…

一方、U2のような大物アーティストにしても、現在は収益源はCDからライブに移ってきているわけで
CDがライブのプロモーションツールと捉えれば、多くの人に聴いてもらってライブに来てもらえば
問題ないというわけです

とこれは賛否両論ありそうですが、それぞれにメリットがあるというわけです
では、アップルがなぜ巨額を投資したかといえば…


iTunesという音楽配信のシステムをつくったアップルにとっても
焦りがあるのではないか、という捉え方があるようです

近年ではじりじりと音楽配信の売り上げはどうやら低下していると聞きます
その代わりに出てきているのが定額聴き放題システムです

定額聴き放題システムの新興勢力が出てきている中で
iTunesの存在感を再びアピールしたかったのではないか
という捉え方が一部ではあるようです


CDから配信、ダウンロードから聴き放題という形で
音楽との接し方は年々と変化を続けています

一方でデジタルではなくアナログへの回帰ということで
レコードや最近ではカセットテープが改めて見直しがされてきており
一部ではありますが注目を集め高まっています

そういった音楽業界の中での様々な方向へパラダイムシフトが起きている現在
業界におけるそれぞれの立場が自ら変革をしながら攻めているようです

とはいえ、イチ音楽好きの私としては、ツールはなんであれ
良質の音楽をどこまでも探究でき、その環境があり続けてくれれば
音楽はなくならないしずっと音楽を体感し続けていきたいと願うばかりです…

NEC、存在感低下に危機感…

2014-09-10 19:32:45 | NewsPaper
昨夜のパーティを終えて帰宅してみたら
意外と疲れていたようで、いつの間にやら
床に寝ていたのでした…
あぁ、目覚めの寒さはキツかったです…


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 NEC、存在感低下に危機感
 言葉に込める改革意思』

NECの社会インフラ事業のブランドメッセージとして
「Orchestrating a brighter world(一緒に明るい世界を作る)」
打ち出されているとのこと

http://jpn.nec.com/profile/solutionsforsociety/message.htmlより

このメッセージの意思についての記者のコラムを取り上げてみます

NECといえば、一昔前は「98」や「文豪」といった個人向け製品で
一般消費者にもなじみが深まったもの

とはいえ、現在はスマホ事業の撤退やISPの売却といった
構造転換が進められて消費者向けの印象が薄れているのかもしれません…

一方で、公共・法人向けのビジネスは昔からありました
むしろその方が収益があるといえるでしょうか


そんななかで、最近の就活中の学生からしてみれば
「どんな事業をやっているかわからない」という声が聞こえてくるとか…

って、それは何もよく企業分析をしていない学生の一言
でしか感じられず、相手にする必要はないとは思うのですが…

とはいえ、NECの遠藤信博社長は存在感低下を敏感に感じ
“我々は変わるんだ、ということを社外に示したい”
と宣言したそうです
そこから、最初に書いたメッセージを提示したとのこと


云いたいことは十分に伝わってきます
以前からブレない軸をもって事業をやってこられていると思っています
業界大手企業であるからこそ、自信と危機感は表裏一体で
あわせもっているのではないかと感じます

言葉に込める改革意思というもの…
賛否はあるのでしょうが、NECらしい事業や製品・サービスが
今後も次々に展開されていることを期待するばかりです

彫った2次元バーコード 金属・ゴムも読み取り…

2014-09-09 23:53:33 | NewsPaper
今日はお世話になっている
コワーキングスペースの1周年記念パーティ
ここの会員になってよかったなぁ
と思いながら楽しんでおりました


さて、本日の日経産業新聞から、3面の総合欄からこの記事をピックアップ
『彫った2次元バーコード
 金属・ゴムも読み取り
 IDEC機器開発』

制御機器のIDECが工業製品に掘り込んだ
2次元バーコードを正確に読み取る機器を開発したという記事

そもそも2次元バーコード、いわゆるQRコードで
紙ではなく彫り込んだタイプがあるというのも初めて知りました
さぞ、それの読み取りというのは通常の読み取りとは違うのでしょう

今回開発された機器というのが、発光ダイオード(LED)の配置を工夫して
バーコードに照射する光の方向を製品ごとに変え、製品ごとに異なる
光の反射のパターンを読み込むというもの

そもそもは、金属やゴムに直接印字したバーコードというのは
読み取りづらい問題があったそうで、今回の機器を開発したことで
手術用のメスや自動車のタイヤなど幅広い製品で使えるようになったそうです

仕様としては、最小1㍉角のバーコードに1000~2000字程度の情報を
記録し読み取ることができるそうです


さて、この技術がどのように社会に貢献するかと見てみると…

医療器具などは看護師らが使用頻度を数える必要があり
バーコードで管理すれば、正確に使用の履歴などを管理できるそうです

タイヤのバーコードを読み取れば、どこの工場でいつ生産した製品なのか
などを販売業者が把握できる仕組みも用意できるそうです


なるほど、バーコードのシールだけだと、剥がれる可能性があるわけで
掘り込むことができれば便利で、それらのリーダライタがあれば
大変に役立つというわけですね
これは、3Dプリンタ等にも活用や貢献できそうな機器だと感じます

機器単価は30万~40万円になる見込みとのこと
メーカーがこぞって購入していくのでしょうか
結果的に消費者へ貢献できそうな機器、楽しみにしたいと思います

電動歯ブラシ スマホと連動…

2014-09-08 23:10:18 | NewsPaper
昨日一昨日の週末は野外フェスへ
雨が凄かったりかなり暑かったりと
大変でしたが楽しく良い時間を
過ごすことができました


さて、本日の日経産業新聞から、14面の生活・サービス欄からこの記事をピックアップ
『電動歯ブラシ
 スマホと連動
 P&Gジャパン』

プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ジャパンが
スマホと連携して歯の磨き方を管理できる電動歯ブラシ
「ブラウン オーラルB プラチナシリーズ」を10月上旬に発売する

という記事

記事の見出しを見て、電動歯ブラシもついにそこまできたか…
とビックリ気になり取り上げる次第です

「Bluetooth」に対応させて電動歯ブラシの動きを
スマホのアプリで管理できるほか、歯を磨いた時間などを記録できる
といったもの

歯ブラシ本体には口臭に対応した磨き方や
着色汚れに対応した磨き方など6種類の磨き方があり
アプリで選んで設定できるほか歯を磨いた時間と回数を記録できる
といったもの

とここまで書くと、以前取り上げたJINSのスマートグラスがあったように
P&Gがスマホと連動するならここまで出来まっせとも言いたそうな感じで
おもしろいものです

とはいえ、ここまで発達すると、歯医者要らずか!?
とも思えてくるものでどこまでニーズがあるものでしょうか


歯磨きにこだわる社会人の利用を見込んでいるそうで
店頭価格は2万9800円前後を想定とのこと

既存の電動歯ブラシに対して、どこまで売り上げを伸ばし
シェアを獲得していくものなのか興味津々ですね