ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

高速バス、IoTで安全 ウィラーと富士通系 路面情報使う…

2016-12-29 22:52:17 | NewsPaper
ウィラーがIoTに投資するというのは
興味深いものです…


本日の日経産業新聞から5面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『高速バス、IoTで安全
 ウィラーと富士通系 路面情報使う』

高速バス大手のウィラーエクスプレスジャパンと
富士通子会社の富士通交通・道路データサービスが
道路の凸凹や段差などの情報を収集して高速バスの
安全性や利用者の満足度を高めるシステムの開発に着手した
と発表した
という記事

車両に設置したスマホのセンサーで路面の凹凸や段差の情報を集める
富士通交通・道路データサービスの「道路パトロール支援サービス」を利用し
同一路線で4回の走行データを集め、路面を適切に評価できることを確認
走行車線などの条件が違っても9割以上の区間では各回で同等の評価を得た

強い振動が発生する地点も適切に把握できたことから、運行サービスの品質向上に
活かせると判断された
今後は、収集した路面情報を乗務員や利用者に適切に通知する仕組みを検討していく

富士通交通・道路データサービスとして、この成果を高速路線バス事業者向けの
新サービスに活かそうとしている


乗務員への効率的で効果的な情報共有の仕組みを作り
どこまで乗務員の運転技術の向上や利用者の安心・安全性の向上に
つながっていくのか期待したいものです

ネット電話 ソフト不要 伊藤忠、米社に出資…

2016-12-28 22:38:52 | NewsPaper
あくまで伊藤忠商事としての参入ですが
CTCとも戦略的に提携していくのかな


本日の日経産業新聞から5面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『ネット電話 ソフト不要
 伊藤忠、米社に出資』

伊藤忠商事が、インターネットを使ったテレビ電話サービス事業に参入する
と発表した
という記事

カフェックス・コミュニケーションズの株式数%を取得し
カフェックス製品のアジアの総販売代理店となった

これまでの製品では、インターネットでテレビ電話をする際に
「スカイプ」などの専用ソフトをPCにインストールする必要があった

カフェックスの製品では、携帯電話の番号かメールアドレスを登録すれば
テレビ電話が利用できる仕様となっている

カフェックス社は、2013年に創業後、米国では銀行や保険会社
日本でも金融、製造、小売業などへの納入実績がある

今回の展開で、中国や台湾、シンガポール、マレーシアなど
保険や旅行会社といった電話で接客している企業に販売していく予定

同業他社も同様のソフトを展開しつつある中で
どのようにアジアで実績を残せるのか興味津々だ

類似イラスト 数秒で判断 商標検索、AIで効率化 無料サービス、登録簡単に 宮崎国際特許事務所…

2016-12-27 22:36:14 | NewsPaper
画像検索サービス以上の価値がある
といえるでしょうか


本日の日経産業新聞から5面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『類似イラスト 数秒で判断
 商標検索、AIで効率化
 無料サービス、登録簡単に
 宮崎国際特許事務所』

宮崎国際特許事務所が、人工知能(AI)を活用して
イラストの商標登録をだれでも簡単に判断できる
サービスを始めるという記事

同事務所が提供する商標登録検索サイト「トレルサーチ」に
専門家に依頼する前にイラストの商標登録の可否を簡単に調べられる
機能を追加する

商標登録する際には従来、弁理士が特許情報サイトで何度も分類を選び
類似物がないか調べるのに2~3時間かかっていた
この手間をサイトを利用することで省略し、商標登録の申請者が
何度も特許事務所に依頼する負担を減らせられる


そもそもは、同社が提供する商標登録申請サイト「トレル」の販売促進が目的
トレルは、イラストの商標登録をサイトから申し込め、申請中の案件が
調査、出願、審査、特許庁への登録のどの段階なのかを見える化している

あくまで自社サービスをさらに使ってもらうために
入り口の段階でのサービスをより便利なものにした
ということですね

そこにAIを導入し、同業他社との違いを明確にして
その先のビジネスにつなげようとしている心意気に
積極性を感じさせる記事でありますね

OSS活用 支援 レッドハット 日本MSと協業促す 1年限定事業…

2016-12-26 23:14:17 | NewsPaper
レッドハットと日本マイクロソフトの協業を明確にする
ひとつのプログラムといえようか


本日の日経産業新聞から5面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『OSS活用 支援
 レッドハット 日本MSと協業促す
 1年限定事業』

米レッドハットの日本法人が、日本マイクロソフトとの協業を促す
1年間限定のパートナー企業向けのプログラムを開始すると発表した

という記事

両社として、世界に先駆けて日本国内で1年間限定の
パートナー育成プログラム「レッドハット・オン・アジュール・パートナー・ネットワーク」
を始める

パートナー企業の育成を通じ、レッドハットが手掛けるリナックスを
日本MSのアジュール上に導入・展開することを支援する

具体的には、リナックスをアジュール上で活用する際の
システム支援やソリューション提供を手掛けるパートナー企業を
レベル別にマスターパートナー、エントリーパートナーに認定する
アジュール上でのリナックスの活用に詳しい営業や技術者の育成も行う


そもそも、両社は2015年11月に戦略提携を発表し、様々な連携を進めてきたが
リナックスをアジュール上で活用する企業がまだまだ多くない

両社の製品に精通したパートナー企業が不足している
ことも活用企業が増えない原因の一つとして挙げている

たしかにアジュールの管理画面からは利用できることがわかるが
実際にどう活用するのか、どこまで信頼できるものなのか
これまでの他社の実績がなければ導入まで及ばない
という企業の情シス担当者の捉え方もあるだろう

まずは1年で数百社ものパートナー企業を育成した後に
どこまで導入実績をつくることができるのか
その成果を楽しみにしたい

オンライン認証 パスワード不要 富士通が導入支援…

2016-12-22 13:08:59 | NewsPaper
オンライン生体認証としてこれまでより
さらに便利になっていくということでしょうか…


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『オンライン認証
 パスワード不要
 富士通が導入支援』

富士通が、パスワードを使わずにオンラインで
本人を認証する仕組みの導入支援に乗り出す
と発表した
という記事

生体認証センサーと公開鍵暗号方式を活用した
次世代のオンライン認証規格FIDO(ファイド)に準拠し
個人の生体情報そのものを通信しなくても本人を照合できるようにした

照合用のデータを生成するソフトの開発支援サービスと
顧客情報を照合するクラウドサービスを提供

ソフトの開発支援では、生体認証センサーを呼び出して
FIDO形式の認証情報を生成するプログラムを提供
生体認証センサーの代わりに標準搭載のカメラで
顔認証する機能も組込可能

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/12/21.htmlより

パスワードを入力しなくても生体認証センサーなどで本人を安全に認証できる
スマホ向けアプリを配布したい金融機関やECサイト事業者などの企業を
ターゲットとして2017年4月から販売する予定

生体認証情報をオンライン上でいかに効率的に利用できるか
といったところで、支援サービスとしてどこまでできるのか
今後の展開に期待したいものです

個性学習ロボVBに出資 連携し介護・教育の場へ TIS…

2016-12-21 22:49:42 | NewsPaper
個性学習ロボというものは、今後に期待できるものでしょうか…


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『個性学習ロボVBに出資
 TIS 連携し介護・教育の場へ』

TISが人工知能(AI)の技術を活用して人の個性を学習するロボットを
開発するベンチャー企業に出資したと発表した
という記事

出資するのは2014年創業のユニロボット
ユニロボットが開発した「unibo」は顔の部分に埋め込まれた
タッチディスプレイに眼などを表示して感情を表現するコミュニケーションロボット
カメラで人の相手の顔を認識して声を認識して対話する

https://www.tis.co.jp/news/2016/tis_news/20161220_1.htmlより

ユニボと連携したAIエンジンも開発し、顔認証システムで個人を識別するほか
質問を繰り返して対話内容をクラウドに蓄積
会話内容から機械学習で相手の個性や趣味嗜好などを把握
音声認識で喜びや悲しみなどの感情を解析するエンジンも搭載
データベースをもとに相手の好みに合わせて対話内容も変更可能

TISとしては、ユニボのAIエンジンと連携した新しいサービスの提案が目標
例として、会話から好きな歌手を記憶し、ディスプレイに動画を流すといったもの
映像や決済など既存システムとの連携や構築を想定している

TISが持つ行動解析やシステム連携のノウハウを組み合わせて
高齢者施設や教育現場、小売店の接客での活用を見込んでいる

AIの技術を活用して様々な学習ができるようになってきたが
短時間でどこまで個性を学習してシステムとして対応できるのか
それらを手掛けるVBと組むことがどれほど重要なことなのか
感じさせてくれる記事といえるでしょうか

タイヤ生産、稼働分析 ブリヂストン向けソフト SAS…

2016-12-20 23:32:19 | NewsPaper
生産管理とIoT技術が絡み分析ソフトまで
開発されていくことは興味深い…


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『タイヤ生産、稼働分析
 ブリヂストン向けソフト SAS』

米データ分析ソフト大手SASインスティテュートの日本法人が
ブリヂストンに工場向けのデータ分析を提供すると発表した
という記事

SASのソフト「SASアナリティクス・フォー・IoT」は
製造装置の稼働データのほかタイヤの設計データ、材料の加工データを
統合的に分析し、分析結果に基づいて品質が安定するように製造装置を制御する
熟練工による製造装置に頼らずとも高い品質を維持できる、としている

取得したデータをソフトに搭載された人工知能(AI)が学習し
品質のばらつきが発生する要因を特定する
そのうえで、ばらつきが発生しないように製造装置を制御し
品質の安定につなげる

ブリヂストンとしては、あらゆるモノがネットにつながる
「IoT」の製造現場での活用を加速する

現在の最先端に近い技術を活用して、生産の向上につなげようとする
ブリヂストンの動きは他のものづくり企業にどこまで影響していくのか
気になるものですね

視線の向き測る技術 マーケティングに活用 NEC…

2016-12-19 23:12:56 | NewsPaper
視線の測定について、NECの顔認証技術が
さらに発達させていくのは興味深い…


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『視線の向き測る技術
 NEC マーケティングに活用』

NECが監視カメラの映像から通行人の視線の方向を
測定する技術を開発した
という記事

今回開発された「遠隔視線推定技術」は
監視カメラの映像を基に通行人を特定する
顔認証技術を応用することで生まれた

顔認証技術では顔の特徴点の位置の違いから人物を区別する
遠隔視線推定技術では顔の特徴点のうち、目尻・目頭・瞳などの
位置を使って視線を推定する

低解像度の映像でも特徴点を捉えられるようにソフトウェアを改良し
10m先の人物の視線まで測定可能

http://jpn.nec.com/press/201612/20161216_01.htmlより

これまでもカメラでとらえた眼球の動きを基に視線を測定する製品は実用化されていたが
測定可能な距離は短く、被験者が眼鏡型の測定器を装着したり、据置型の測定器の目の前に
座ったりする必要があった

今回の開発によって、測定可能な距離を10mに伸ばすことができ
一般人の通行人の視線でも測定できるようにし、用途の拡大が可能に

小売店で来場客の視線から注目商品を割り出すマーケティングの用途や
不審者の視線の先を確認する防犯用途での利用を見込む

http://jpn.nec.com/press/201612/20161216_01.htmlより

現在2017年中に実用化することに向けて動いていることから
来年や再来年には、少しずつ街中の雰囲気が変化していくのか
期待したいものです

クラウド 国内提供開始 アリババのサービス ソフトバンク…

2016-12-16 22:50:17 | NewsPaper
ソフトバンクはクラウドサービスでも
業界に価格破壊を促していくのでしょうか


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『クラウド 国内提供開始
 ソフトバンク アリババのサービス』

ソフトバンクが中国のネット通販大手のアリババ集団が
中国や米国などで展開するクラウドサービスを
日本国内で始めた
という記事

ソフトバンクが60%、アリババグループが40%出資する
合弁会社のSBクラウドを通じて「アリババクラウド」を提供する

データの高速処理やバッグアップ、ビッグデータ分析などの機能を用意
日本国内のデータセンターに専用のシステムを設けて情報セキュリティを確保
ビジネスの拡大に合わせてデータ量などを柔軟に見直し可能

月額1200円(税別)から利用でき、小売業の受発注のほか
ウェブサイト向けなど幅広い需要を狙う

アリババ自体は主力のネット通販事業で培った
システム構築や運営のノウハウを流用する形でクラウド事業に注力

ソフトバンクと組んで日本市場を開拓し
先行する米アマゾン・ドット・コムを追う


この動きは、まさにAWSの動きを後追いしている形で
ソフトバンクと提携しまさにクラウドサービスの価格破壊を
起こそうとしていることが伺えます

これまでのソフトバンクの事例があるのでなんとでもいえるでしょうが
今回のサービスがどこまで日本国内に浸透していくのかは未知数

もしある程度のシェアを獲得した際に競合他社がどのような
価格でサービスを展開しているのかが気になるものです

タイ政府職員に演習 サイバー攻撃対策 NEC…

2016-12-15 23:37:06 | NewsPaper
海外政府機関にサイバー攻撃対策演習ができる
というのも企業の一つの武器ですな…


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『タイ政府職員に演習
 サイバー攻撃対策 NEC、50人に』

NECが、タイの首都バンコクで現地の政府職員50人を対象に
サイバー攻撃対策の演習を実施した発表した
という記事

タイの政府系機関で働く情報システム担当者の
サイバー攻撃への対処能力を高めるのが狙い

演習の参加者は省庁ネットワークを模した環境で
サイバー攻撃の発生から回復までの一連の対処法を学習

技術的な対処法だけでなく、職員への指示、上司への報告
関係機関との連携を模擬体験した

NEC自体は、日本の総務省が3年前から定期的に開催している
政府職員向けのサイバー演習を実施
これをタイに輸出したというわけだ

サイバー攻撃に的確に対応できる総合力の高い情報システム管理者を養成しながら
国内外問わず官公庁や自治体に向けて、サイバー防御の演習や製品の提供を通じて
NECはソリューションを実践していくというわけですね

来年は「パズワク」流行? [労働関連]個人の力組み合わせる動き リクルートがトレンド予測…

2016-12-14 23:11:53 | NewsPaper
言葉を変えて、また一つの働き方改革を推進を促していく
といったところでしょうか


本日の日経産業新聞から19面のひと・組織欄からこの記事をピックアップ
『来年は「パズワク」流行?
 労働関連 個人の力組み合わせる動き
 リクルートがトレンド予測』

リクルートホールディングスが
2017年のトレンド予測を発表した
という記事

労働関連では政府の働き方改革も背景に
求職者が企業と勤務条件を交渉する「ライフネット転職」や
個人の力をパズルのように組み合わせる「パズワク」
という動きが出てくるとみられている

転職市場では勤務先を選ぶ先の優先事項で年収が低下し
待遇や休暇といった項目への注目度が上昇
リクルートが運営する転職サイトでは
在宅勤務や残業という言葉での検索が増加

人手不足が広がるアルバイト・パート市場では
時間やスキルが限定されている人も受け入れて
企業内で組み合わせていくパズルのような採用に変化
4時間以内の勤務を検索する求職者が増加
企業側も1~3時間勤務やシフトが自由案求人が増加


これらの動きは、そんなに遠くない未来に
個人による仕事が増加していくことを象徴していることを
表しているでしょうか

まさに変化に対応していけない人間は、そのままを維持できても
先細りしていくことが明確になっていることの現れといえるでしょうか

AIと人間の共感 検証 TV番組を学習、雑談 日本MSなど…

2016-12-13 23:06:42 | NewsPaper
人工知能が人間により近づいていくための
研究といえるでしょうか


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『AIと人間の共感 検証
 日本MSなど TV番組を学習、雑談』

日本マイクロソフトが、人工知能(AI)と人間が共感できるかを
検証する共同研究を始めると発表した
という記事

エム・データによってテキスト化されたテレビ放送実績のデータベースを活用し
2006年以降に東京エリアで放送された地上波放送局の24時間の放送データと
2015年以降に東京エリアの地上波放送で紹介された商品やサービスのデータを学習する

学習により、芸能人がテレビで紹介したおすすめスポット情報を提供する能力など
女子高生風のボット「りんな」に持たせる
対話アプリ「LINE」の利用者が、りんなとテレビ番組やCMについて雑談が可能になる

利用者のりんなとの対話を分析し、人間がテレビ番組や芸能人について抱いた感情を
AIがどのように把握できるかを研究する
どのような返答をすれば人間とAIが感情を共有しやすくなるかも検証し
成果をりんなの会話能力に反映していく


人間とAIとの感情の共有について研究ではあるが
翻って、人間のコミュニケーションについて研究でもある
と捉えてもよいのではないか、と考える
そこから、さらにAI技術の発達につながるというわけだ
人間とAIについての研究サイクルが出来上がりといったところだろうか

腕時計端末で健康・労務管理 農作業者の負荷計測、シフト作成 気温も分析し効率生産 CTC…

2016-12-09 22:54:53 | NewsPaper
農作業者と腕時計型端末の組み合わせを
考えた方の発想はユニークだと感じます…


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『腕時計端末で健康・労務管理
 農作業者の負荷計測、シフト作成
 気温も分析し効率生産
 CTC』

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が
ウエアラブル端末を使い農作業者の労務管理をする
システムを開発した
という記事

作業者の安全や健康を管理する点に注目したウエアラブル端末を活用
腕時計のようなリストバンドにセンサーを搭載
気温や温度といった外部環境と装着した作業員の運動量や脈拍などを計測する

CTCはウエアラブル端末と分析システムを組み合わせて
「健康・労務管理IoTソリューション」として提供

作業者ごとの身体データをクラウドに蓄積して
シフト管理の改善や生産性向上につながる提案をする

http://www.ctc-g.co.jp/news/press/20161209a.htmlより

農作業者に腕時計端末を付ける程度なら、農作業者側にとっても
そんなに負担はないのかもしれません
知らない間にちゃんと管理されていて、最適な労働ができるなら
お互いにとってWin-Winのかんけいになるのかも…

CTCとしては、農業に加えて、社員の体調管理が常に必要な
建設や介護現場などへの提供を目指すとのこと

IoTの分野で人々に貢献するソリューションが開発されてきたので
来年以降のIoT分野は革新的なものが世に送り出されそうだ

フランスの同業買収 欧州強化 ウェザーニューズ…

2016-12-08 22:56:35 | NewsPaper
ウェザーニューズの海外展開には
興味深く驚かされます


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『フランスの同業買収
 ウェザーニューズ、欧州強化』

気象情報サービスのウェザーニューズ
フランスの同業ネットネクストを買収する
と発表したという記事

ウェザーニューズ自体は欧州で提供する気象情報は
海洋地域向けのものがあった

メットネクストは、フランスを中心に欧州で
エネルギーや流通小売、農業、保険関連企業向けに気象情報を販売

天候から太陽光発電や風力発電など自然エネルギーの
発電量の予測を得意にしている

ウェザーニューズとしては、買収先の技術を獲得し
日本やアジアなどの地域のエネルギー関連市場で
サービス拡大を目指している


このやり方は、まさに欧米型の企業買収の手法だ
オッと思わせる技術を携えている企業を買収して
自社グループのものとしサービスを拡充していくわけだ

気象情報についてもターゲットを捉えて
質の高い情報を提供していけば、日本だけでなく
世界に向けてビジネスを展開していけるわけだ

今後の国内企業においても規模に限らず
多様な展開を繰り広げていきそうである

在宅勤務、顔認識で確認 支援システム キャノンITS…

2016-12-07 23:36:19 | NewsPaper
これが在宅勤務推進に一役買うのか…!?


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『在宅勤務、顔認識で確認
 キャノンITS 支援システム』

キャノンITソリューションズが、在宅勤務などで画像解析を使って
勤務実態の記録ができるシステムを発売すると発表した
という記事

ノートPCについているカメラなどを活用し
顔認識でPCの前に本人が座っていることや
PCを背後から覗き込んでいる人がいないか
などを認識できる

在宅勤務などの利用者は事前に勤務予定を組んでおく
勤務日にPCの前に座り勤務開始のボタンをクリックすると
カメラが顔を認識し本人が勤務を始めたことを記録する

後ろから覗き込まれたことをカメラが検知した場合などは画面が真っ暗になり
覗き込まれた時の画面をキャプチャー画像で残しておく

管理者側は、在席・離席の時間や、覗き込まれた時や作業者以外が
PCの前に座った時などの警告情報を確認でき、のぞかれた情報なども確認できる

リアルタイムの動画ではなく、異常があった時の静止画だけを確認し
仕事の遂行状況の確認や情報漏洩リスクの把握などができる

https://www.canon-its.co.jp/news/detail/20161206telework.htmlより

在宅勤務について、セキュリティ面においては気になるところがありましたが
ノートPC付属のカメラを活用するのは有意義な方法だと感じました。
在宅勤務者にとっても監視されているという嫌な感覚にも
若干は陥りにくいのでは…と個人的には感じます


記事に掲載されている価格としては。1人当たり月額2000円(税別)
導入企業側がノートPCを用意するにしても、それに付随するサービスとして
そんなに高いものではないと見受けられるでしょうか

これが在宅勤務推進にどのように貢献していくのか
導入成果を拝見したいものです