ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

インドIT短期留学 バンガロール 語学・就業体験 HISなど…

2015-06-30 23:52:44 | NewsPaper
昨日今日と有休を謳歌しております
妻との時間を持ちつつ外に動いております…


さて、本日の日経産業新聞から3面の総合欄からこの記事をピックアップ
『インドIT短期留学
 バンガロール 語学・就業体験
 HISなど』

エイチ・アイ・エスがウェブ技術の専門学校インターネット・アカデミーと組み
IT企業が集積するインドのバンガロールへの短期留学ツアーを提供する
という記事


http://www.his-j.com/kanto/corp/group/inspection/internetacademy/より

バンガロールというのは、インドのシリコンバレー
と呼ばれる場所で、そこにインターネット・アカデミーが
開設したバンガロール校にて留学生を受け入れるというもの

ウェブ制作の講座のほか、IT企業でのインターンシップを組み込み
語学だけでなく、特定のIT技術指導をめざす留学ツアーというのは
業界でも珍しいようです

HTML5を使ったウェブ制作やソフト開発の管理手法を約3週間で学んだり
現地の外国人講師が英語で授業をするというもの
市内観光を織り込みながら、現地企業を視察したり、ソフト開発を体験したりするといった
カリキュラムも含まれているとのこと

このような企画をHISが取り組むというのは興味深いものです
記事によれば、HISにとってもIT教育機関と組んだツアーというのは
初めてのようです

インターネットアカデミーにとってみれば、自校の学生以外にも向けて
広く知らしめる方法としてはメリットが十分にあるように感じます

第1弾ツアーが8月19日から9月13日で6月30日から募集するとのこと
インターネットの初心者から中級者が対象で、留学費用は宿泊費などを含めて約70万円とのこと

ちょうど学生の夏休み期間の重なっている時期でありますでしょうか
学生にとっても広く世界を知ることができるよい企画といったところでしょうか

偽の複合機メール 被害増 文書ファイルにウイルス トレンドマイクロ調査…

2015-06-29 23:53:30 | NewsPaper
今日と明日は有休を取得しております
先月半ばからお客様のところにずっとはりついていたので
上司から有休の取得を提案されたので
遠慮なく利用しております…


さて、本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『偽の複合機メール 被害増
 文書ファイルにウイルス
 トレンドマイクロ調査』

先週金曜日の記事に続いて、トレンドマイクロによる
ウイルスの調査結果の記事を取り上げるというのも
なんだかなぁ…というのはありますが…

今回、公開された調査結果というのが
複合機からの通知に偽装されたメールが日本を含む
世界で頻発している
というもの

「Scanner@」で始まる送信先の企業のドメインを使った(例:.co.jp)
メールアドレスに設定されており、日本製の複合機から送信された
メールであるかのようにITに疎い方なら思ってしまうかもしれません…

そのメールには、Microsoftの文書ソフトWordのファイル(.doc)
添付されているそうです…

http://blog.trendmicro.co.jp/archives/11776?cm_re=articles-_-threat-_-blog&_ga=1.225060250.1021298521.1435332965より


複合機から.doc型式のファイルが添付して送付されてくる…
勘のいい方なら、そのようなことは通常はありえない
と気づくわけです
一般的には、複合機のスキャナー機能を使ってスキャンされた
ドキュメントが送付されてくる場合は、.pdf型式や.jpg型式
などといったファイルが送られてきます
.doc型式のファイルが送られてくるはずはないと気づくわけです

ちなみに、もしこの.doc型式のファイルを開いてしまった場合
表面上は特に異常が起こっていないように見えて、実は
裏側では、ネット銀行のログイン情報を盗み、不正送金できるように
なっているのだとか…
知らない間になんらかの犯罪に巻き込まれているかもしれないなんて
怖いものです…


このような型式のメールが、4月15日~6月24日の間に18万件も見つかっているとのこと
日時は平日に集中し、土日に減少し、一般的な勤務体系の企業や官公庁を狙っている
とみられているとのこと

それにしても、このようなメールがあることが公表されると
次はさらにおとりを使ったものが出てくることはないでしょうか
ウイルスに感染しそうで実は感染しない添付ファイルをつけて送ることと
ウイルスを添付したメールをランダムに送信するようになってしまえば
さらにメール受信者はなんらかの気持ちの余裕が出て、さらに
うっかりと感染してしまうこともあるのかもしれないなと個人的には感じます

ひとまず、いずれにせよ怪しいメールなどに対しては
冷静に報告対処ができるようにしておきたいものですね

マイクロソフト装う偽サイト 日本語音声で「ウイルス」 トレンドマイクロが確認…

2015-06-26 23:26:54 | NewsPaper
今日を以って先月からのお客様先での業務を終えました
なんだかんだありながらも、終えることができました
来週最初はその分有休を取得しますが
来月になるとまたなんやかんやと大変になりそうです…


さて、本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『マイクロソフト装う偽サイト
 日本語音声で「ウイルス」
 トレンドマイクロが確認』

トレンドマイクロが、米マイクロソフトのセキュリティー分析官が
ウイルスを検地したことを日本語の音声で注意する偽サイトを確認した

という記事

って、この話題自体は今月初頭に出たものですが
今現在もトラブルを検出しているということでしょうか

この偽サイトではクレジットカードやネット銀行の情報が
危険にさらされていると警告し対応者に電話するように促すというもの
もし、そこから電話番号が知られてしまったら…というお話です

http://blog.trendmicro.co.jp/archives/11576より

しかも、このサイトでは、音声で

“警告、あなたのコンピュータでウイルスが検出されました
 直ちに提供された番号に電話していただくと、あなたのコンピュータ上の
 アドウェア、スパイウェア、ウイルス除去のためにガイドされます
 このメッセージが表示されたということは、あなたの個人情報、写真、パスワードや
 クレジットカード情報が危険にさらされているということです
 提供された電話番号に連絡していただけるまでは、インターネットの使用、Webサイトに
 ログインすることや、オンライン上での商品の購入はなさらないで下さい”

なんて、日本語でアナウンスされ、東京03の番号まで公開されていたら
だまされてしまう人がいるのかもしれません…

http://blog.trendmicro.co.jp/archives/11576より

これは、昨年公開された映画『her』の世界のようなことが
まずは偽装サイトといったもので行われたなんてことを云ってしまったら…
ちょっとしたファンタジーなのかもしれません

とはいえ、今後はこのような手法がSNS上で発生してもおかしくないなと思います
そうなったときは、拡散力によってある種の精査が行われるのかもしれませんが…

なんていう戯言はさておき
先月末時点でも国内で7000回にも偽サイトに誘導されたという事実があるとのことで
やはり、変なサイトに遭遇したときこそ冷静な判断対処をおこなっていきたいものです

音声で議事録 自動作成 アドバンスト・メディア 認識技術を活用…

2015-06-25 18:30:27 | NewsPaper
今日は、お客様先での業務が
担当者の方が少なく、実はある種の捗りがあったという…
時間内で必要なことを終えることができたので
なんだかんだでよかったと思っておきたいものです…


さて、本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『音声で議事録 自動作成
 アドバンスト・メディア 認識技術を活用』

音声認識技術を手掛けるアドバンスト・メディアが
音声認識技術を活用して議事録を自動作成できるシステムを
損保ジャパン日本興亜に納入したと発表した

という記事

これは、会議室に備え付けたマイクから発言を集音して
音声認識技術を使って文章に自動変換するというもの

「議事録作成支援システム」なるものにて
既存の会議室に備えている集音マイクを利用でき
集めた音声を専用サーバーで文字データに変換し
担当者は自動で作成した文章の誤字脱字を直すだけで
議事録を作成できるとのこと


って、聞こえはいいのですが、実際は
どの程度の質のものができるのか気になります
単純な話、改行やインデントといった
読みやすい議事録ができるのでしょうか

ニュースソースを見てみると
・損保ジャパン日本興亜の専用辞書を作成し、使用する
・誤認識した箇所は、本システム内の編集ソフトウェアを用いて校正を行うことが可能
・キーボード操作のみで音声再生と文字編集が行えるため、作業時間を最小限にとどめる
ということで、使い勝手は良いようにしているようです

自社内にシステムを置いたオンプレミス型としてセキュリティを担保し
必要な時に必要なだけ利用することができ、料金は従量課金制システム
といったことで月額2万円からの利用できるのだとか

ニュースソースには、銀行に納品するものであることからか
具体的な画像といったものは出てはいませんが
ぜひ展示会などでどんなものであるか一度見てみたいものです

消える中吊り 液晶の時代 広告とスマホ 目線争奪戦…

2015-06-24 23:53:45 | NewsPaper
今日は意外な場所で、とあるネットショップで
販売されている商品を発見して購入した次第…
少々割高な価格設定ではありましたが
ネットショップの商品をわざわざ直接購入できる価値を
考慮すると長く使うことを考えればトントンなところでしょうか


さて、本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 消える中吊り 液晶の時代
 広告とスマホ 目線争奪戦』

広告会社の業界団体、日本広告業協会などが
鉄道の車両内に掲示する広告の効果を推測する
指標を定めたという記事

これは、「中づり」や「窓上」など掲示する場所ごとに
何割の人に見てもらえるかを推計したり
鉄道の路線ごとに何人が目にするかを予測したもの

これまで車両広告というのは効果が分かりづらかったそうで
広告主が掲載を判断する材料として指標を活用してもらう
といった狙いがあるそうです

記事に書かれている例としては
乗客が広告を見る確立は中づりで平均39.4%
窓の上で平均43.9% という推計とのこと
これに路線ごとに定めた推定乗車人数を掛け合わせることで
広告が何人に見てもらえるかを予測できるとのこと

って、この数字の根拠となったものについて
具体的に知りたいと個人的には感じますが…

車両広告というのは、私も気になるものがあれば
じっくりと見てしまうことがあり、移動時間の暇つぶし
に使ってしまうということはあります

とはいえ、いまや電車内ではスマホの画面を見るといった
人が多くなりましたが、記事によると、スマホ利用者の45%が
車両広告を見ているそうで、乗客全体の平均より高いといった
調査結果もあるようで、それはどうしてなのかと気になるものです…

その理由が何であれ、車両広告が有効であると考えるならば
中づり広告というものは決してなくならないということがいえるでしょうか

私自身、最近気になっているのは大学の広告でしょうか
特に近畿大学や大阪芸術大学の広告は気になります
週刊誌の中づり広告と勘違いしてしまいそうな見せ方と
その情報量の詰め込み方に、ついしっかり見てしまいたくなるものがあります

おや?とか、お、これは!と感じさせ、そこから次のアクションを
起こすことにつながるような広告がウマい広告なのでしょうか
アナログとデジタルが共存しながら進化していく車両内広告
今後もその移り変わりを楽しみにしたいものですね

NEC、デザイン専門部署 システム導入、絵で支援…

2015-06-23 23:31:35 | NewsPaper
今日はとある3D映画作品を鑑賞しておりました
重いテーマを扱っており、そこに3Dが必要か
という疑問が鑑賞前にはありましたが
臨場感を引き出す効果として3Dを活用する
というのも一つの手法であるなと感じた次第です


さて、本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『NEC、デザイン専門部署
システム導入、絵で支援』

NECが、年や事業の将来像まで絵で表現して
システム導入を助けるデザイナーの専門部隊を作った

という記事

これは、NEC本社に子会社のデザイナーを集め
50人体制の専門部署「デザインセンター」を新設し
営業担当者がデザイナーと同行し、顧客が
システム導入後の効果を視覚的に捉えることで
契約数の増加を担うというもの

従来では、企業がシステムを検討する際には
営業担当者がエンジニアがシステムの機能などを説明し
顧客側はそれらの性能や価格面といったことなどから
発注先を選んできたわけです

この時点での課題としてあるのは、実際にシステムを使った結果
業務がどうなるのかを、営業担当者らの説明から
想像するしか出来ないということがありました

そこで、NECとしては、デザイナーが絵に描いて
システム導入と一緒に提示することで
顧客企業側もシステム導入後の姿を想像しやすくなり
両社にとってWin-Winの関係になっていく
と考えたわけです

なお、記事には過去の事例として
NECが2012年にアルゼンチンのティグレ市に街全体の防犯システムを提案中に
デザイナー部隊が30年の市の姿を絵で作成し、その絵がきっかけで
市が導入を決めたという事例を書いています

NECとしては、今後、美術大や心理学専攻の学生などを積極的に採用し
今後3年間で専門部隊を現在の2倍の100人体制する方針を持っているとのこと


このようなデザイナーの活用の方法としては
外部の企業を活用やアウトソーシングするといった方法があったかと思いますが
自社のメンバーでまかなうというのは大手ベンダーだからできるものといったところでしょうか
ただ、気になる点としては、デザイナーを利用する/利用されるだけの消耗していくだけの関係には
なってほしくないなと個人的には感じるところです
メンバー間で一つの目的に向かって主体的に動き合うことが出来る組織になってほしいものです

空港放送 アプリで翻訳 ヤマハ、日航と実証実験 音使い配信、ネットいらず…

2015-06-22 19:20:30 | NewsPaper
この週末はゲリラ的に
雨が降ることによく遭遇しておりました
電車に乗った時と降りた時の雲泥の差に
おののくこともあったのでありました…


さて、本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『空港放送 アプリで翻訳
 ヤマハ、日航と実証実験
 音使い配信、ネットいらず』

ヤマハが搭乗口の案内や便の発着予定など
空港内の放送を、スマホアプリを介して
外国語に翻訳するシステムの実証実験を始める
と発表した
という記事

これは、人の耳には聞き取れない周波数の音を放送に混ぜ
スマホに情報を送信するというもの

搭乗口の案内などのアナウンスに混ぜ込んだ音を
スマホアプリが認識すると、あらかじめシステム側に登録した
文言の中からアナウンスの内容にあった文字列を表示するというもの

http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15061901.htmlより

音を使って情報を送信するため、インターネットに接続できる環境が
なくとも、翻訳された音声や文字情報を配信できるというわけです

なるほど、これだと、空港内が混雑している状況においても
文字情報に正確な情報を取得することができるならば
有効なサービスといえるでしょうか

訪日外国人の増加に伴い、観光地や交通機関で高まっている
外国語対応サービスのニーズを取り込もうとしているわけですね

今回、ヤマハのアプリ「おもてなしガイド」にてiOS対応にて
JALの国内線搭乗口で6月22日から9月30日まで実証実験を行うとのこと
日本語のほかに英語と中国語に対応し、実証結果をもとに
アプリのユーザービリティを高めていくそうです

JALとヤマハが、「音のユニバーサルデザイン化」を推進することで
すべての人にとってやさしい社会づくりにチャレンジしていこうとしているとのこと
その意気込みを伺うことができる今回の取り組みには注目したいものです

旅行ネット予約 業者用システム OKIとクラフト…

2015-06-19 23:25:17 | NewsPaper
今夜はとある映画館に久しぶりに訪れました
見るタイミングを失っていた作品を鑑賞しに行ったのですが
映画館の変わらぬ雰囲気になんだか嬉しくなっておりました…☆


さて、本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『旅行ネット予約
 業者用システム
 OKIとクラフト』

OKIが、航空券やホテルの予約・発券などができる
クラウドサービスを始めると発表した
という記事

これは、旅行会社向けシステムを手掛けるクラフトと組み
顧客情報や生産管理、販促支援などの機能を持つOKIの
クラウドサービス「統合CRMソリューション」と
クラフトの旅行会社向けソフトを連携させた
というもの

OKIとしては、クラフトとの協業で
旅行会社向けのサービスを強化したいという狙いがあり
クラウドを利用することで、初期費用を抑え
中小の旅行会社にも利用しやすくした
といったこともあるようです

それだけ、旅行会社向けシステムという
ニッチな市場への取り組みを強化しようとしているわけですが
それは、結局2020年に開催する東京五輪などに伴う旅行市場の拡大を
見込んでいるということがあるようです

このクラウドサービスの利用料自体は個別見積りとしながらも
今後3年間で売上高30億円を目指しているとのこと

それだけ現在は旅行市場というものには注目が集まっているわけですが
初期費用を抑えながら、月額利用料でどれだけの売り上げを確保しながら
どこまで受注を伸ばしていくことができるのでしょうか

酒を凍らせ再封 凸版が充填特許 まず「キリン氷結」…

2015-06-18 18:37:23 | NewsPaper
このところはいわゆる梅雨らしい
天候が続いておりますでしょうか
私は運よく雨に直接遭遇することがすくなく
相変わらず晴れ男というかタイミングのいい感じになっています
早くスッキリとした夏にならないでしょうか…


さて、本日の日経産業新聞から13面のものづくり欄からこの記事をピックアップ
『酒を凍らせ再封
 凸版が充填特許
 まず「キリン氷結」』

凸版印刷が、軟包装に飲み口用の口栓を装着した
飲料容器「ボトルドパウチ」で、酒類も充填できるようにした
と発表した
という記事

この記事の見出しの内容を見て、昨年に
とある記事を書いたのを思い出しました…
キリン氷結アイススムージー…

氷結ストレート果汁からチューハイ『氷結』を凍らして吸いながら飲むという
新製品「キリン氷結アイススムージー」についての記事

この記事が開催された当時は、関東1都6県を中心としたコンビニエンスストア、一部球場
でしか販売
されなく、関西では販売されないのかと落胆したものですが
どうやら、今月30日から全国のコンビニエンスストア、一部球場・イベント会場にて販売
される予定
とのこと

http://www.toppan.co.jp/news/2015/06/newsrelease150617.htmlより

そのなかで、凸版印刷の技術が採用されているようです
従来は↑のようなパッケージでは清涼飲料しか充填できなかったようです

今回、凸版印刷の生産子会社であるトッパンパッケージングサービスの九州工場が
酒類製造免許を取得したことにより、酒類もこのパッケージに充填できるようになったとのこと

え、こういうのは免許制なの!?と改めて感じるところもあるのですが
免許制度はもちろんのこと、技術的なことも絡んでいるんだよなぁ
とは感じているのですが…

九州にそういった生産工場ができたことから全国発売ができるようになった
といった理解をしてよろしいのでしょうか、今回の記事は

凸版印刷側にとっても、ボトルドパウチの特長である
ゼリータイプや固形物入り商品の充填も可能となったわけで
今後はより幅広い商品への対応が可能になるようです

なるほど、キリン側にとっても、凸版印刷側にとっても
メリットがある今回の免許取得になるというわけですね


凸版印刷としては、今回の酒類用ボトルドパウチで
2017年度の売上高を約5億円を目指しているとのこと
イチ消費者としては、どのように高く展開していくのか
楽しみになる記事でありました

「背水」演出 100万人呼ぶ ひらかたパーク、公約掲げ話題作り…

2015-06-17 18:37:18 | NewsPaper
先週、マイ水筒がもはや寿命を迎えて
新たにアウトドアブランドの水筒を購入しましたが
これまたいい感じの保冷保温能力を備えており
長らく使いたいものとなっております
日々のお手入れもしっかりとするようにしております…


さて、本日の日経産業新聞から19面のLearning欄からこの記事をピックアップ
『「背水」演出 100万人呼ぶ
 ひらかたパーク、公約掲げ話題作り』

京阪電気鉄道傘下で100年以上の歴史を持つ遊園地
「ひらかたパーク(ひらパー)」が検討している
という記事

そう、ひらパーは、2013年に岡田准一さんをイメージキャラクターに起用し
2014年度に園長に就任し、来場者100万人を公約に掲げました

私自身、大学生時代から社会人にかけて
当時は枚方市に住んでいたことがあり
まさか岡田さんがあそこまでキャラクターを
演じているとは…、と昨年関西に帰ってきたときには
ビックリしたものです

枚方市に住んでいた時には、一度もひらパーに行ったことはなかったのですが
今回、妻と今年の2月11日にイルミネーションを観に行ったのでありました
実は、その日が丁度2014年度の来場者数100万人を迎えた日だったようですね
(大々的にどなたが丁度100万人目だとお祝いといったことはしなかったようで…
まぁ、まさか、まさかねぇ…)

さて、記事にはその舞台裏が書かれております

そもそもひらパーは、以前は菊人形展で盛り上がる場所でした
1974年度には160万人とピークに達していたそうです
その後も120万人程度を維持していたそうですが
職人が減り2005年で菊人形展を終了し、その後は落ち込み
京阪電車鉄道100周年記念で菊人形展が復活した時のみ
100万人を超えたそうです

関西では、2001年にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が開業して以降
多くの遊園地が閉鎖に追い込まれており、そのなかでひらパーは
なんとか営業黒字を確保していたようですが、テーマパークのような
大型の投資はできなかったとのこと

ひらパーを運営する京阪レジャーサービスの岡田社長曰く
ひらパーは楽しさが伝わっていないことが課題として考えていたとのこと

そこで、当時イメージキャラクターである岡田さんを園長にし
100万人を公約にすれば、会社としても真剣味が出せると捉え
若手職員からの後押しもあり、岡本社長自身が園長であったのを
岡田さんを園長にし、ご自身は園長代理として取り組んだそうです

さてそれ以降は、アイマスクをつけてジェットコースターなどに乗る
「目隠しライド」を始め、無料配布のアイマスクは4万枚を超え
岡田さんの目元を印刷した「兄さんマスク」(756円)は2万枚近くを売り上げ
アイマスクを持つリピーターも現れたとのこと

冬の遊園地の閑散期を迎えた際には、公約と同じ数の100万個の発光ダイオード(LED)電球を使った
大規模なイルミネーションを催し、クリスマスイブには園内がカップルだらけになるという
今までになかった光景も見られたそうです

そうやって、少なからずの投資と縮小を重ねながら
最終的に2014年度は、2013年度より15%多い109万人という
最後の菊人形展があった2005年度以来の9年ぶりの高水準になった
というわけです

なんとも、関西の遊園地らしいエピソードといったところでしょうか
京阪電車やひらパーのベタなネーミングセンスは私自身好きなところがあり
その企画のセンスを実際に企業として実践するというのはある意味でスゴい
といえるものだと感じます

今年度は、100万人を公約せず、「ありがとうイヤー」と名付けて
始めたのは乗り物に乗った際に「おま!」と叫ぶだけの「おまライド」キャンペーン
公約達成にまい進した2014年度に比べれば肩の力が抜けたものになっていますが
これもひらパーの遊び心といったところでしょうか
ゆる~くおもしろそうな企画を今後も楽しみにしたいですね

JR東海に列車監視システム…

2015-06-16 22:09:10 | NewsPaper
昨日は新聞休刊日でありました
というわけでブログの記事を書かない代わりに
とある仕事をスタバでしていたのですが
なぜだか知らないけれど集中できて捗る
スポットがあるよなぁと感じたものです…


さて、本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【フラッシュ】
 JR東海に列車監視システム』

池上通信機が、列車監視システム「高精細HD縦型モニタ列車監視システム」を
東海旅客鉄道(JR東海)に納入した
という記事

この列車監視システムというのは、駅のホーム内で
列車の発車の様子や降り乗りの状況を映像で確認できる
というもの

いわゆるホームの天井側についているあのモニターのことですね

JR東海では、昨年秋に東海道新幹線の東京駅プラットホームに可動柵を設置すると共に
さらなる安全と安心の向上を目指すべく、池上通信機の「高精細HD縦型モニタ列車監視システム」を
採用されたとのこと

フルハイビジョンの映像を縦長出力することで撮影範囲を広げ
列車の発車の様子や降り乗りの状況を高精細の映像で確認できるとのこと

http://www.ikegami.co.jp/news/detail.html?news_id=929より

4月にはこのシステムの有効性がJR東海に認められ
今後はJR東海の各駅でも更新時期に合わせてこのシステムが
順次設置される予定とのこと

日々の通勤で利用している駅のホームで見かけることがあるあのシステム
そういったシステムにおいても、技術革新が行われ、納入先に有効性が
認められていくということですね

時間があるときにふとあのシステムを眺めてみて、変化していることに
気づくことができるようになっていたものです

インディーズ曲を配信 敷居下げ「光る原石」探る USEN…

2015-06-12 19:15:20 | NewsPaper
平日は会社には水筒を持参している私ですが
長年愛用していたマイ水筒のパッキンがとうとうダメになり…
いつから使い始めたかなぁと思うぐらいだったので
水筒にもやはり寿命はあるのだよなぁと
改めて感じた次第です…


さて、本日の日経産業新聞から20面の最終頁からこの記事をピックアップ
『【ニュースの主役】
 インディーズ曲を配信
 敷居下げ「光る原石」探る
 USEN』

USENが、大手レコード会社に所属しない
インディーズアーティストから募った
自作曲の配信を始めるという記事

月529円(税込)で聞き放題の配信サービス
スマホでUSEN」に専用チャンネルを制作して
配信するというもの

軽く調べてみましたが、これは既存の
最新インディーズ」チャンネルではなく
MUSIC TANK」という新チャンネルにて
楽曲公募に応募された楽曲を順次お届け
するというもの

「最新インディーズ」の場合は
ある程度に名の通った、レーベルに所属するアーティストの楽曲ですが
「MUSIC TANK」はまさにアマチュア/ライブハウスに出演している
アーティストの楽曲が配信されるという印象を受けました

USENとしては、公序良俗に反しないかぎりで、集まった楽曲をすべて配信する
ということを原則とし、昭和歌謡から弾き語りまで数百曲が集まっているとのこと

USENの担当者のコメントとして
YouTubeとオーディションの中間を狙ったサービスとのことで
YouTubeのような膨大な投稿に埋もれることを危惧し
楽曲を聴いてほしいという意図から、このようなサービスにしたとのこと

担当者曰く、プロ並みの作品も多く集まっているそうで
そこから光る原石が見つかることになれば、と期待しているそうです

いわゆるネットサービスを手掛ける大手各社が
新たに音楽配信サービスを始める報道が続いていますが
老舗でありながら新しいサービスを手掛けているUSENが
どこまで独自路線でやっていくのか、興味津々です♪

ボタン押すだけで商品注文…

2015-06-11 23:47:06 | NewsPaper
現在のお客様先での業務ですが
本日はとあるパッケージを用いた
バックアップとリカバリーのテストを
実施していたわけですが、環境が違えば
そう上手くはいかないようで…


さて、本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【フラッシュ】
 ボタン押すだけで商品注文』

アプリックスIPホールディングスが
スマホを操作せずに通販サイトで
商品を注文できる小型の電子機器を提供する
と発表したという
記事

これは、消費者が名刺より少し大きい程度のカード型の機器に
ついているボタンを押すだけで商品の注文ができるというもの

通販サイトなどがユーザーに配布する目的で使い
消費者が商品を購入するためにサイトにアクセスする
などといった手間を減らすことができるのだとか

その裏側では、機器が無線でスマホに信号を送り
自動で通販サイトにアクセスし、機器はスマホを通じて
サイトのサーバーと通信し、購入が完了すれば
機器が点灯して注文できたことがわかるという
仕組みになっているとのこと

http://www.aplix-ip.com/wp-content/uploads/20150610RT56VBUGJB_PR.pdfより


って、いつかのSF映画に出てきたようなことが
現実的になるというわけですね
とはいえ、記事の内容だけだと、認証機能や個人情報管理
といったどのようになっているのかがわかりにくく…
プレスリリースを見てもその辺りのことは…??


その辺りの仕組みをきちんと理解したうえで
機会があれば、一度使ってみたい機器ではありますかな
それにしても、おもしろい便利そうなものだなぁ
なんて思ってしまう代物でありますでしょうか

電子お薬手帳、神戸市で 試験導入 ソニー 新事業モデル探る…

2015-06-10 23:36:29 | NewsPaper
現在のお客様先での業務ですが
気づけばいくつものテストの実施とその検証で
時間との戦いが続いております…


さて、本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『電子お薬手帳、神戸市で 試験導入
 ソニー 新事業モデル探る』

ソニーが、電子お薬手帳「harmo(ハルモ)」で
神戸市、神戸市薬剤師会と連携することを発表した

という記事

以前、私のブログにおいても取り上げましたが
今回は、ソニーが手がけるお薬手帳「ハルモ」を神戸市に
試験導入し、市民の健康増進サービスを開発するというもの

神戸市内の市民病院や約600の薬局を対象に試験導入を推進し
調剤履歴を簡単に管理できることで、飲み合わせ事故を減らし
調剤事務の負担軽減を後押しするとのこと

神戸市としては、調剤データを介護サービスの充実や災害時対応などの
行政施策への応用を検討してもいるようです


記事では、この試験導入に当たって、ソニーが苦手分野に取り組もうとしている
として3つの壁というものを書いています

一つは、サービスのプラットフォーム化
ソニーの場合は、プレイステーション以外ではプラットフォーム化の成功例がないようです
このハルモを医療情報サービスのプラットフォームに育てるために、事業の構想力と
長期的な視点にたった投資姿勢が問われるとのこと

もう一つは、フェリカサービスモデルの確立
フェリカのICチップn製造・販売では収益を上げていても
サービスで稼ぐモデルの確立でつまずいているようです
今回、調剤データと個人情報を切り分けて記録できるそうで
そういった個人情報保護の枠組みからサービスにできないかというもの

最後に、医療分野への挑戦というもの
ソニーは、医療関連分野の育成を新規事業の大きな柱に捉えており
消費者向けではなく、行政や各医療機関との関係構築というのが
大きいようです


今回の記事の後半は、突っ込んだ内容になっており
単なるプレスリリースな記事だけに終わっていないので
興味深く読むことが出来ました
果たして、ソニーの医療分野でのビジネスはどうなっていくのか
興味津々です…

食品中の菌を計測 大日本印刷…

2015-06-09 23:12:44 | NewsPaper
今夜は予定があったものの
お客様先での業務で生産的に行えず…
かなり遅い予定先への到着だったものの
暖かく迎えて頂き嬉しいものでした…


さて、本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『食品中の菌を計測
 大日本印刷』

大日本印刷が、食品の微生物検査を支援するための
計測システムを開発した
という記事

大日本印刷が菌に関することで
IT関係の頁に…??と興味を持って
取り上げた次第です

これは、大日本印刷の検査用フィルムに培養した
「コロニー」と呼ばれる微小な菌の集合体の画像を
専用PCに取り込み、数を自動計測するというもの

大日本印刷独自の画像解析技術を活用したもので
計測精度を高めたり、時間を短縮したりすることが
できるとのこと

私自身、この分野に関する知識について長けているわけではないですが
どうやら、これまでは作業者が目視と手作業で計測していたため
誤差が生まれる場合もあったようです

この「コロニー」の数を計測するシステム自体は以前からあったようなのですが
複雑な設定が必要で、測定精度も低かったようです


“食の安全・安心”を維持するためにも、食品や飲料メーカーなどにおいては
微生物検査の重要性が高まっているようで、そういった検査の件数や頻度も増加して
いるとのこと

そういったニーズ向けに売り込み、微生物の検査用フィルムと合わせて
今後3年で類型6億円の売り上げを目指しているとのこと
なお、価格自体は、計測システムと専用PCに専用スキャナの組み合わせで53万円(税別)とのこと

やはり、食品業界の裏側では、緻密な計測が行われているのですね
その中で大日本印刷独自の技術が使われていくというのは興味深いものです
そこから私たちの食が守られていくと考えれば大いに導入されていってほしいものです