ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

企業広報、AIが下書き SNS拡散しやすく ベクトルなど…

2017-04-28 23:05:29 | NewsPaper
クリエィティブとの狭間にもAIが導入されてきました…


では、本日の日経産業新聞から、7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『企業広報、AIが下書き
 ベクトルなど SNS拡散しやすく』

企業広報を支援するベクトルが、データ分析のデータセクションと組み
人工知能(AI)を活用してPRコンテンツを制作する取り組みを始めた

という記事

PRコンテンツの制作を支援するシステム「AI-PR」を開発する
プロジェクトを4月から始めており、半年後をめどに試作版を提供する予定

企業の広報担当者は、新システムを使用して
プレスリリースのたたき台をなどを作成可能

広報担当者に商品の特徴などを挙げてもらったうえで
AIが過去の記事やSNSでの反応などを分析し
SNSで広がりやすい文書を7割程度まで自動生成

担当者が主に人手で過去の記事などを収集・分析し
その結果を踏まえてコンテンツを作っていた手間を
大幅に減らせる可能性があるというわけだ

広報担当者にとっては、広報戦略の立案といった
部分により多くの時間を割けるようになる、といった狙いもある


たたき台づくりには便利なシステムであり
その先が広報担当者の腕の見せ所であり
そこはAIに任せたくないところではある

このシステムはライターやエディターによる
取材準備にも応用できそうなシステムだとも感じる

クリエィティブな分野はAIに取って代わるような
仕事ではないとは言われれているが、その準備段階では
AIにとっては対応可能な分野があることがわかった

AIをうまく活用するのか、さらにAIができることが増えていくのか
そのボーダーが今後は変化していくだろうか…

電話回答内容 AI指示 応対者の画面に JR東…

2017-04-27 22:27:11 | NewsPaper
JR東日本でのAI利用について実用化は初めてのようで…


では、本日の日経産業新聞から、9面のフロンティアビジネス欄からこの記事をピックアップ
『電話回答内容 AI指示
 JR東、応対者の画面に』

東日本旅客鉄道(JR東日本)が今年度下期から
消費者のからの問い合わせに人工知能(AI)で応対する
と発表した
という記事

問い合わせセンターへの電話の内容をAIが判断し
回答の候補をオペレータに提示する

消費者からの問い合わせは時刻や運賃、切符についてなど多岐にわたる
日本IBMのAIプラットフォーム「ワトソン」を使用し
質問に沿った回答を瞬時にオペレータにモニター上に表示し
回答時間の短縮につなげる

JR東日本としては、2015年11月からワトソンを使った検証を進めてきたが
今回、実用化に至ったというわけだ

なお、消費者からの問い合わせにAIを活用するのは鉄道事象者では初めて
とのこと

今後も人手不足問題やインフラの老朽化問題に対して
AIを有効活用していくようで、どこにAIが使われていくのか興味津々…

土砂崩れ予測に有効性 タイで実証実験 NEC…

2017-04-26 23:02:58 | NewsPaper
日本だけでなく世界的に役立っていくでしょうか


では、本日の日経産業新聞から、7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『土砂崩れ予測に有効性
 NEC、タイで実証実験』

NECがタイで実施していた土砂崩れシミュレーションシステムの実証実験で
有効性を確認したと発表した
という記事

大雨による土砂崩れが頻繁に発生するタイで
NECがタイの国家災害警報センターと2016年11月から2017年3月にかけて
タイ北部チェンマイ県での土砂崩れを予測

実証実験中は乾期だったこともあり、土砂崩れは発生しなかったが
土砂崩れの兆候を図る数値である土中の水圧を予測し
実際の数値と比較したところ、ほぼ同じだった

このシステムは、気象データや土壌データなどをもとに50㌔㍍四方ごとに
最小で7日間先まで1時間ごとに危険度をシミュレーション

危険度は4段階に色分けして航空写真上に映し出し
一目で危険区域を把握可能

http://jpn.nec.com/press/201704/20170425_01.htmlより

NECとしては、雨期に入る今後も継続して利用してもらい
実績を重ねて幅広い地域での採用を目指す


雨期のある地域や特殊な気候を持つエリアでは
各々の場所特有のリスクがある

それらに対してデータを基にどこまで
シミュレーションし、役立ててもらうか
日本だけでなく世界に対し可能性を秘めた
このシステムの将来を楽しみにしたい…

IoTで誰でも杜氏に 中小酒造向け 発酵の状態、自動で管理 ラトックシステム…

2017-04-25 22:35:30 | NewsPaper
酒造りとIoT、その視点がおもしろい…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『IoTで誰でも杜氏に
 ラトックシステム、中小酒造向け
 発酵の状態、自動で管理』

熟練した杜氏の酒造りの経験と勘をIoTで代用するシステムを
PC周辺機器開発のラトックシステムが開発した
という記事

タンクに温度センサーを付け、1時間ごとにもろみの温度と室温を計測
計測データはPCに送信し、グラフに表示

タンクの中の酒の比重など、他の指標も確認しながら
発行の状態を自動管理可能

あらかじめ指定した温度範囲を超えると担当者にメール通知
データは休日でもスマホから確認可能

http://www.ratocsystems.com/info/news/2017/0406.htmlより

もろみの変化への対処で酒の味や品質は多く変化するので
熟練した杜氏は経験と勘を基に発行の進行を制御している

とはいえ、もろみの温度計測は1日2回が一般的で
計測のない時間帯に温度が急変化すると
気が付かないという課題があった…


既存のものづくりに関するシステムを酒造りに対応させ
熟練者以外にも精通者を出そうとするためにこのシステムは
ありがたいものではないか

さらに、既存の課題に対しても解決できるようなものなら
なおさら意義のあるものだ

酒造り以外の昔ながらのものづくりにも
応用していけるのではないだろうか

監視カメラで営業支援 小売店内、客の動き解析 キャノンMJ…

2017-04-24 22:24:26 | NewsPaper
監視カメラを監視以外の用途に使えば
さらに需要は拡大しそうですが
その時点で監視カメラといえるのか!?


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『監視カメラで営業支援
 キャノンMJ 小売店内、客の動き解析』

キャノンマーケティングジャパンが、監視カメラの映像を使った
小売店へのマーケティング支援を始めるという記事

監視カメラの動画から、店舗内での顧客の動線を解析
入店者の多くが店内でどういう経路をたどっているのか
どの棚の前にとどまる時間が長いのかなどをリアルタイムで把握可能

キャノンMJはそのデータをもとに、店内のレイアウトや
商品を置く場所の変更などを提案

映像からは手元の動きなど細かい動きも把握可能で
商品を置く棚の高さが適切かどうかなど細部にわたって
課題を抽出していく


サービスは年内に開始予定
監視カメラをすでに導入している店舗でも導入買おう
カメラの設置機数が数個の小規模店舗でも使用可能


監視カメラを通して取得した映像を解析し
それをマーケティングに活かすというわけですね

解析用カメラには監視カメラの用途もある
といった見方もできるでしょうか

とはいえ、既存リソースの有効活用として
興味深いサービスといえるのではないでしょうか

駅で訪日客案内 その場で印刷 サトーHD、音声翻訳と両用システム…

2017-04-21 22:59:47 | NewsPaper
アウトバウンド需要と業務用プリンタを
結びつける視点はおもしろい…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『駅で訪日客案内 その場で印刷
サトーHD、音声翻訳と両用システム
店舗クーポンも発行』

業務用プリンタなどを手掛けるサトーホールディングスが
訪日外国人からの外国語の問い合わせに、小型プリンタで
打ち出した文字情報や地図を使って回答できる
新しいシステムを開発した
という記事

音声認識技術のアドバンスト・メディアと共同で
タブレット端末などを使った多言語案内システムを開発
(日本語、英語、中国語、韓国語に対応)

外国人から道順などを聞かれた場合に、翻訳アプリで音声で案内しても
精度が高くなかったり、すべて覚えきれなかったりと
相手にはよく伝わらないことを想定

タブレット端末から呼び出した翻訳文の文字情報を
携帯型の小型プリンタに飛ばして印刷可能にした

あわせて、目的地までの地図や周辺の店舗のクーポンなども発行可能
周辺の店舗などと組んで、外国人の誘客にも対応可能

タブレットには、同時翻訳機能もあるが、頻繁に使うフレーズや
よく聞かれる質問は事前に登録し、音声認識すると回答を呼び出せる

http://www.sato.co.jp/topics/2017/04-11--amivoice-transguide.htmlより

アウトバウンド需要によく対応したシステムといえようか
サトーHDとしては、訪日外国人を新たなプリンタ需要につなげたいようだが
果たして吉と出るかその成果に期待したい…

PDF型式の雑誌記事 二次利用しやすく 電通、AI使い変換…

2017-04-20 22:38:16 | NewsPaper
二次利用で出版社の収益拡大につなげる
というビジネスモデルは興味深い…


では、本日の日経産業新聞から、7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『PDF型式の雑誌記事
 電通、AI使い変換
 二次利用しやすく』

電通が、雑誌の記事をデジタルメディアに適した形に
再編集しやすくするサービスを発表した
という記事

PDF型式の雑誌記事を人工知能(AI)を使って文書ファイルや
写真などの画像ファイルに分解して自動変換する

電通は、オンライン書店を運営する富士山マガジンサービスの
記事抽出システムを独占的に利用する権利を得て、サービスを提供

電子書店向けに雑誌記事の入稿、販売や広告の管理などを一元的に行う
電通の電子雑誌業務支援システム「マガポート」の機能として追加

http://www.dentsu.co.jp/news/release/2017/0419-009275.htmlより

これまでの電子雑誌は紙の雑誌をPDFでそのまま表示する場合が多かった
ニュースサイトに転載する際には縦書きの記事を手入力で横書きに変換する
といった労力がかかっており、再編集しやすくなることで二次利用が進み
出版社の収益拡大につながる、としている

二次利用に基づいた収益の仕組みとしてはおもしろい
どこまでの規模になるのか関心はもっておきたい

太陽電池付き電子看板 室内で発電しながら駆動 大日本印刷など…

2017-04-19 22:35:31 | NewsPaper
電子ペーパーとしてはより普及版になってきた
製品といえるでしょうか


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『太陽電池付き電子看板
 室内で発電しながら駆動
 大日本印刷など』

大日本印刷と積水化学工業が
太陽電池を搭載し、室内で発電しながら駆動できる
電子ペーパーを開発したと発表した
という記事

電子ペーパーに積水化学が開発した
フィルム型の色素増感太陽電池を搭載

第1弾として大日本印刷の転送販促(POP)用の
組み立て器具に搭載した電子看板を開発した

色素増感太陽電池は光を吸収する色素を使っており
照度が500ルクス以下の屋内でも利用可能

電源が不要なため、任意の場所に設置できる
メリットもあり

http://www.dnp.co.jp/news/10134755_2482.htmlより

電子ペーパー自体は、軽くて消費電力が少ないことなどから
広告や標識などで導入が広がっている

とはいえ、設置場所での電源確保や電池交換の手間がかかる
といった課題があった

今回、屋内の低照度の光でも発電できる色素増感太陽電池と組み合わせて
課題をクリアして電子看板の用途を広げられる、というわけだ

今後、街中でもこのタイプを見かけるようになるのか
楽しみにしておきたい…

VRで買い物 実証実験 銀行に専用端末 富士通、みずほと連携…

2017-04-18 22:19:35 | NewsPaper
VRで買い物、現実にどれだけ近づけるのか興味津々…


では、本日の日経産業新聞から、7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『VRで買い物 実証実験
 富士通、みずほと連携
 銀行に専用端末』

富士通が、みずほフィナンシャルグループと組み
仮想現実(VR)技術を活用して買い物を体験できる
実証実験を始めると発表した
という記事

今回、みずほ銀行の八重洲口支店に設置
VRは3次元データを立体的に表示し、実物が存在している
かのように感じさせる

三越伊勢丹ホールディングスの紳士向けセレクトショップ
「イセタンサローネメンズ」の商品を用いて
カバンや時計を裏返したり色を変えたり
店舗での買い物に近い体験が可能、としている


VRで消費者との接点を増やし、ネットショッピングと
資産管理などの金融サービスの利用につなげる

この目的にあったものにどこまで構築できるのか
疑問が残りますが、VRの可能性について
期待を持たせてくれる実証実験ではありますね…

何でも自動 次世代会議室 参加者確認/議事録を共有 日本ヒューレット・パッカード…

2017-04-17 22:27:11 | NewsPaper
”未来の会議室”が現実になりつつあるのは
おもしろい…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『何でも自動 次世代会議室
 参加者確認/議事録を共有
 日本ヒューレット・パッカード』

日本ヒューレット・パッカードが会議の入退室管理や
資料の共有などが自動でできる「次世代会議室」を
本社内に開設した
という記事

本社ビルに開設したモデル会議室「キューブ」は
センサーで人の位置を確認する技術や
マイクロソフトの「オフィス365」や
「スカイプ・フォー・ビジネス」などを組み合わせて構築

会議を支援する機能が多く組み込まれており
会議が始まる前にはカレンダー機能を使って
開始時間を社員のスマホに通知

誰が室内にいるかはセンサーで感知して把握し
部屋の状況をリアルタイムで更新

参加者がそろうと据置型PC上でスカイプが自動で起動
ソフトの起動や設定にかかる手間を省略

会議終了後は据え付けのウェブカメラが
ホワイトボードを撮影し、議事録を共有


従業員が会議に集中できるようにするために
細やかに技術が投入されていて興味深い

どれほどの企業が導入していくのか
今後の成果に楽しみにしたい…

クラウドで経理業務の負担減…

2017-04-14 23:16:14 | NewsPaper
それぞれトップ企業が組むというのは
興味深い…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【フラッシュ】
 クラウドで経理業務の負担減』

PFUがスキャナーで読み込んだ名刺や書類、領収書など
様々なデータを自動で最適なクラウドサービスに振り分ける
「スキャンスナップ クラウド」の機能を拡充する

と発表したという記事

コンカーが運営している法人向け経費精算サービスと連携させる

スキャナーで読み込んだ領収書やレシートの日付、金額などのデータが
自動で蓄積され、経理業務の負担軽減につながる、としている

https://www.pfu.fujitsu.com/news/2017/new170411.htmlより

似たようなサービスがあったように思うが
それぞれの業界でトップシェアを誇る企業が
手を組むのは興味津々になってしまう

両社にとってユーザを増やすことにつながりそうなので
さらなる機能やサービスの拡大に期待していいでしょうか…

ドローン宅配「期待」36% ジャストシステム調べ…

2017-04-13 23:08:50 | NewsPaper
ジャストシステムがドローンについて取り上げる…
それは興味深い…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『ドローン宅配「期待」36%
 ジャストシステム調べ』

物流業界の人手不足が慢性化するなか、約4割の人が
ドローンを使った宅配に期待していることが
ソフト開発のジャストシステムの調査でわかった

という記事

ドローンで商品を届ける「ドローン宅配」に期待する人は36.7%に及ぶ
理由としては、送料が安くなる、配送日数や時間の短縮
が多く挙げられた

大手物流会社が配送料の値上げを検討するといったように
物流では人手不足がサービスに影響している

ドローンが使えれば、人手不足と配送料の両方を解決できる
と期待されている、というわけだ


ECサイトの配送に関する意識調査というものだが
この調査結果を受けて、ジャストシステムが
今後どのようなシステムやソリューションを手がけていくのか
興味津々になってしまいます…

従業員の健康、スマホで確認 法人向けを導入 ドコモ・ヘルスケア…

2017-04-12 22:47:22 | NewsPaper
ドコモがヘルスケア分野で個人向けから法人向けに
拡大していくのが今のタイミングというのが興味深い…


では、本日の日経産業新聞から、11面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『従業員の健康、スマホで確認
 法人向けを導入
 ドコモ・ヘルスケア』

NTTドコモとオムロンヘルスケアが共同出資する
ドコモ・ヘルスケアが、従業員の健康状態を
スマートフォンで見える化できるサービスなど
3種類の法人向けサービスを発表した
という記事

今回、新たに法人向けに用意したサービスである
健康サポートLink」は
企業の従業員の健康状態を一元管理できる仕組み

従業員のスマホ経由で歩数や体重、血圧などのデータを集計し
会社の従業員の健康状態を見える化できる

従業員が生活改善の取り組みを継続しやすい仕組みの一つとして
フォトエット」は
スマホで毎食の食事写真を投稿することで
栄養バランスや分量について
専門家がアドバイスしてくれる


既存のシステムやアプリに似たようなものがありそうですが
法人向けに特化して付加価値があれば、それなりにニーズがあるでしょうか

2020年度までに法人向けビジネスを数十億円規模に
拡大したいようで、どこまで成長するのか興味津々…

国内データセンター市場 5年後、28%拡大 民間調査…

2017-04-11 22:27:53 | NewsPaper
分野は限定されるけど、成長していくのは嬉しい限り…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『国内データセンター市場
 5年後、28%拡大
 民間調査』

データセンターの国内市場規模が5年後に
2016年比28.5%拡大する…

と民間調査会社の富士キメラ総研が公表した

という記事

・2021年の国内データセンター市場は2兆3895億円になる
・IoTやAI、フィンテック関連でデータセンターの利用拡大が見込まれる

としている


サービスの形態としては
IaaS型とPaaS型のサービスが2016年比で2.3倍と大幅に伸びる

とのこと


一方で、2016年時点ではデータセンタービジネス市場の3割を占めている
ハウジングサービスは鈍化

ホスティングサービスの市場は縮小に転じる
と予測している

http://www.fcr.co.jp/pr/17030.htmより

5年も経てば、トレンドや主流は変わっていくのは当然で
どの分野に企業が重点を置いていくのかは抑えておきたいところ

縮小していく市場でもニーズは残っているわけですが
どの分野に舵を取っていくかが企業の生命線といえるだろうか

機密データ 分割保存 USBで復元 サイバー攻撃を無効に ゼンムテック…

2017-04-07 23:16:23 | NewsPaper
セキュリティ管理の考え方の一つとして
興味深い…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『機密データ 分割保存
 ゼンムテック、USBで復元
 サイバー攻撃を無効に』

セキュリティー技術開発のゼンムテックが
機密情報を複数のサーバーで分割して管理し
流出を防ぐ技術を開発した
という記事

具体的には、機密情報を意味のない情報に分割して
複数のサーバーに分けて保存する

情報にアクセスすることができる権限を持つ利用者であることを示す個人データと
機密情報の復元が可能なカギが入ったUSBメモリーがそろわなければ
機密情報を復元できない仕組み

USBメモリーという物理的なカギを設けることで
外部からもサーバーに侵入しても、機密情報はのぞかれない

USBメモリーのカギ情報は権限を持つ利用者の個人データとつながっている
さらに、USBメモリーのデータがコピーされても、カギとしては機能せず
データに触れることはできない

https://www.zenmutech.com/information/news/newsrelease-20170407より

ゼンムテック自体は、情報の分割保存技術をもつベンチャーきぎょうであり
自社の技術を以て、機密情報そのものを分散管理し、アナログなカギがなければ
復元できない仕組みは他にはあまり見かけない

外部からのサイバー攻撃に遭っても、機密情報を見られないようにして
情報管理の水準を高める目的に、今回の技術がどのように採用されていくのか興味津々…