ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

NEC、存在感低下に危機感…

2014-09-10 19:32:45 | NewsPaper
昨夜のパーティを終えて帰宅してみたら
意外と疲れていたようで、いつの間にやら
床に寝ていたのでした…
あぁ、目覚めの寒さはキツかったです…


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 NEC、存在感低下に危機感
 言葉に込める改革意思』

NECの社会インフラ事業のブランドメッセージとして
「Orchestrating a brighter world(一緒に明るい世界を作る)」
打ち出されているとのこと

http://jpn.nec.com/profile/solutionsforsociety/message.htmlより

このメッセージの意思についての記者のコラムを取り上げてみます

NECといえば、一昔前は「98」や「文豪」といった個人向け製品で
一般消費者にもなじみが深まったもの

とはいえ、現在はスマホ事業の撤退やISPの売却といった
構造転換が進められて消費者向けの印象が薄れているのかもしれません…

一方で、公共・法人向けのビジネスは昔からありました
むしろその方が収益があるといえるでしょうか


そんななかで、最近の就活中の学生からしてみれば
「どんな事業をやっているかわからない」という声が聞こえてくるとか…

って、それは何もよく企業分析をしていない学生の一言
でしか感じられず、相手にする必要はないとは思うのですが…

とはいえ、NECの遠藤信博社長は存在感低下を敏感に感じ
“我々は変わるんだ、ということを社外に示したい”
と宣言したそうです
そこから、最初に書いたメッセージを提示したとのこと


云いたいことは十分に伝わってきます
以前からブレない軸をもって事業をやってこられていると思っています
業界大手企業であるからこそ、自信と危機感は表裏一体で
あわせもっているのではないかと感じます

言葉に込める改革意思というもの…
賛否はあるのでしょうが、NECらしい事業や製品・サービスが
今後も次々に展開されていることを期待するばかりです