ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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近大 養殖サクラマス 病院食で活用…

2014-09-22 18:03:47 | NewsPaper
新婚旅行から帰ってきたと思ったら
すぐに東京へ出張してちょいと
集中的な案件に携わることになりました…
移動疲れを溜めないようにしたいものです


さて、本日の日経産業新聞から、9面の大学欄からこの記事をピックアップ
『養殖サクラマス
 病院食で活用
 近大と富山大付属病院』

近畿大学と富山大学附属病院が
近大の水産研究所富山実験場で養殖したサクラマスを
同病院の食材に活用することで合意した
という記事

近大の養殖マグロはグランフロント大阪でも食べることができる
といったことからも有名になりましたが、今回のサクラマスというものも
あったんですね

この病院では、1回の食事に必要な400~500人分な魚を
漁場の状況に左右されず確保したいという課題があったようです

この富山実験場ではサクラマスやマアナゴの養殖研究を進めており
2013年度の年間出荷量としてはサクラマスが400匹、マアナゴが2538匹もあったとのこと
これほどの出荷量であることから、地元の漁協を通じて一般にも販売していたそうです

そういったことから、この病院も目をつけ、今回の合意に至ったのでしょうか
病院としては、カツレツなどといったメニューでサクラマスを月に1~2回
10月下旬からはマアナゴも供給していくとか

なお、このように近大が養殖魚を他の大学に直接出荷するというのは初めてのことだそうです
今後はさらに近隣の他の大学病院においても活用されていくのでしょうか

この近大の養殖ビジネスといったものは興味深く以前から気になっていましたが
徐々に拡大していったということでしょうか
今後もちらほらと記事としても目にするでしょうか
まさに目が離せないおもしろい大学になっていくのでしょうか