ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

植物工場向けクラウド…

2014-05-30 21:54:14 | NewsPaper
先ほどまで某資格試験に再チャレンジしていたわけですが…
やはり整理できておらず、残念な点数に…orz
本当に理解してもう一度受けたい…!!!!


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『植物工場向けクラウド
 日立 栽培設備を遠隔制御』

日立製作所が、植物工場で野菜などを効率的に栽培できる
「植物工場生産支援クラウドサービス」を発表した
という記事

現在、スマートアグリとうたって
IT等を利用した次世代農業や植物工場が注目されています
そこから「6次産業化」とまでも云われています

そんな現在において、日立製作所からこんなクラウドサービスが
発表されたというわけです

これは、植物工場内にセンサー機器を設置して
水分や光、温度、湿度、CO2濃度、養分などのデータを集め
生産環境が良くなるように栽培設備をネットワークを介して遠隔制御できる
というもの

このクラウドの利用者は、モニター画面上で収集データを参照しながら
栽培設備を制御できるというわけです

さらには、集めた情報はデータベースに蓄積し
栽培結果と照らし合わせて分析をすれば
どんな生育環境にすれば植物が育ちやすいかがかわり
生産効率を高めることができるとまでうたっています


まさに、伝承技術でやってきたかつての日本の農業に対して
植物工場をもって大量生産し、クラウドサービスをもって
農業経営を生産的なものにしていくということ

これはある種の挑戦とでもいえると感じる次第です
とはいえ、植物工場経営者からは需要があるからこそ
サービスが発表されるというわけですよね

植物工場向けとはいえ、日本全体にそんなに多くの植物工場があるわけでないので
中小規模の施設園芸向けにもサービスを拡充していく予定もあるのだとか
そういったことからなのか、利用料金は月額1万8000円からとのこと(初期費用は別途)

はたしてこのようなサービスがどれほど植物工場の経営に貢献していくことができるのか
その実績を楽しみにしたいものです

W杯、もうひとつの日本代表…

2014-05-29 21:07:25 | NewsPaper
昨夜は遅くまで資格試験の勉強をしていました
とはいえ、どうにか全体を終えたものの
整理ができておらず…


では、本日の日経産業新聞から、11面の環境・エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 W杯、もうひとつの日本代表
 会場の屋根に輝く技術』

6月12日に開幕するサッカーワールドカップ
その大歓声がこだまするスタジアムのてっぺんに
もう一つの日本代表の環境技術が輝いているそうです

それは大阪市に本社を置く太陽工業による
巨大なスタジアムの屋根膜だそうです

この企業は、大型屋根膜などの生地を生産し
国内市場をほぼ独占しているのだそうです

今回、グループ企業を通じて、ブラジルW杯で使う
3つのスタジアムに屋根膜を納めたとのこと

そのうち2ヶ所に塗られているのが光触媒の酸化チタン
太陽の市外セインに反応し、空気中のちりやほこり
雨水に含まれる汚れなどを分解するそうです

巨大なスタジアムということは、一度建設したらが最後
掃除が難しくもあるわけです

そこに光触媒で清浄さを保てば、障子のように外の光を柔らかく取り込め
屋根膜の良さを長期間保てるというわけです


こういった知識は私自身は特に持ち合わせていませんでしたが
記事を読んで改めて納得した次第です

そういった光触媒の技術が巨大なスタジアムにも活用できる
と気づいた方が偉いものだなと感心する次第です

さて、この「光触媒付き屋根膜」で覆われた2スタジアムのうち
Cグループに属する日本代表がこのピッチに立つ可能性があるのは
それは、3位決定戦の舞台となるそうです

それは、まさしくビミョーに日本代表の実力が試される!?訳です
今回の日本代表はベスト4を狙っているという声もありますが
準決勝まで進み、そこで負けることが、ピッチに立つチャンスとなるわけです
それはある種複雑な気持ちで応援する人が日本国内にいるというわけです

なんともまぁ…というところですが、もう一つの日本代表として
この屋根膜が縁の下というか縁の上で貢献し続けていってほしいものですね

災害時、公衆無線LANを無料に…

2014-05-28 18:32:19 | NewsPaper
今日は今日とてドツボにはまっておりました
意外なルートで原因が判明しどうにか定時内に
今日のゴールにたどり着きました…
とはいえ、この状況を割と楽しんでいるオイラです


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【フラッシュ】
 災害時、公衆無線LANを無料に』

NTTグループやKDDI、ソフトバンクモバイルなど
通信会社と通信機器会社が参加する「無線LANビジネス推進連絡会」が
大規模災害時に公衆無線LANを無料開放すると発表した
という記事

これは、ガイドラインを策定し携帯電話の通信網が使えなくても
安否確認などができるようにするというもの

災害時用のWi-Fiの専用IDとなる「00000JAPAN」を設定し
スマホなどから災害情報の確認や、SNSを使った安否確認を
できるようにするとのこと


こういった動きは以前から目にしていました
どうやら、2013年9月に実施した釜石市、仙台市での実証実験を基にして
ようやくガイドラインができ本格運用ができるといったところまできたわけです

こういったサービスをできれば使わないでおくことが一番ではありますが
いざという時になにかと使えるサービスがあるのはありがたい限りです

まずは、広報活動が大事ではないかと考えます
もちろん、使わなければならない時に広域に周知することは必須ですが
いざという時にこういうサービスがあることを思い出すことができる
というのも大切なことだと感じます

なお、2015年3月に仙台市で行われる「国連防災世界会議」でも
災害用統一SSIDによる無料開放を実施していくとのこと
世界に対してもアピールしようというわけですね

また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて
訪日外国人にとって手軽に公衆無線LANを使うことができる
取り組みも検討していくのだとか


通信キャリア・機器業界が企業の枠を超えて
このような取り組みを行うことは意義あることでしょう
それが結果的に各社にとっての公的利益にもなるでしょう
今後はどのような取り組みやガイドラインができるのか
ココでも取り上げていきたいものです

収穫量を常時予測…

2014-05-27 19:12:39 | NewsPaper
現在、某システムを検証環境で再現するべく
構築しているのですが、入力するべきデータが
ちょいとアレな感じでう~ん…となっておりました


では、本日の日経産業新聞から、7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『収穫量を常時予測
 JSOL ウォーターセルと協業』

NTTデータと日本総研が折半出資するJSOLが
ITアグリベンチャーのウォーターセルと協業して
リアルタイムに農作物の収穫量を予測するサービスを
開始したと発表した
という記事

これは、ウォーターセルが提供している
クラウドサービス「アグリノート」で記録している
農作業や作物の生育などの各種データを使って
JSOLがそれぞれの團場単位で農作物の収穫量を
リアルタイムで予測するというもの

アグリノート自体は個人農園や農業法人の経営者に対して
サービスを利用してもらっており、新潟から
注目を浴びているようです

アグリノートを利用している農業経営者は
需要変動に合わせた出荷計画の調整や収穫の見通し合わせた
適切な人員配置が可能になり、コスト削減や収益拡大の効果が
期待できるとのこと

記事に書かれている内容からすると、アグリノートに蓄積されているデータが
JSOLによって分析され、より経営に貢献することができるサービスのように
謳っています

そういったサービスを、アグリノート利用者は無償で受けられるとのこと…
ってどういうこと??というのが記事からまず感じた事

アグリノートの利用には年会費が必要となり
その年会費をもってウォーターセルが運営しているわけですが
JSOLはどのように収益を獲得しているのかが不明確で…

ウォーターセルとJSOLによる折半というのは折り合いが合わないでしょうし
なんらかのアライアンス契約によるメリットがあるということでしょうか

とはいえ、こういった分析予測サービスというのは
経営者にとっては大いに需要はあるでしょうから
今後の展開を楽しみにしております

故障の予兆 発見システム…

2014-05-26 18:52:47 | NewsPaper
今朝はなんだか非常にツラかったです…
とはいえ、出勤したら衝撃の事実を知り
そんなのは吹っ飛んだのでありました…


では、本日の日経産業新聞から、7面のビッグデータ欄からこの記事をピックアップ
『故障の予兆 発見システム
 島根原発2号機に
 NEC実験』

NECが中国電力島根原子力発電所2号機に
ビッグデータを活用して故障の予兆を発見する
システムを納入し、実証実験を始めると発表した

という記事

これは、プラント内の各設備の運転データを取得して分析し
故障の前兆を見つけるという
「大規模プラント故障予兆監視システム」なるもの

専用サーバを設置し、センサー2500個を有線や無線でつないで
振動や圧力、温度などを計測
平常時のデータも収集し、多数のデータがどう関連しているかを分析
正常な関連性から外れたデータが計測されると
警報を出す仕組みとのこと

なるほど、予兆を監視する仕組みとしてはシンプルなものです
一般のITシステムの監視システムのノウハウがあれば
仕組み自体はNECにとってはお手の物でしょうね

とはいえ、そのデータを判断する方法は
やはり熟練作業員が振動音や温度などを総合的に判断する
手法を応用したそうです

早期の点検・補修で、完全に故障や停止するリスクを減らすことが狙いで
中国電力とNECはこれまで島根原発の技術訓練施設を使って
約3年にわたる技術訓練用設備などでの研究・開発・実証を経て
6月下旬から実プラントでシステムの有効性を確認しながら
検知感度等のチューニングを進めていくとのこと


昨今の原発に対する賛否があるなかで
今回のシステム納入というのはどうみられていくでしょうか

NECとしては、人が豊かに生きるための安全・安心・効率的・公平な社会の実現に向け
ICTを活用した高度な社会インフラを提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進し
「社会価値創造型企業」として、社会の様々な課題解決に貢献していくという方針があるとのこと

今回は、原発に対しての社会ソリューションではありますが
今後の他の創エネに関する施設に対して有意義がソリューションが
提供されることを願ってやまない限りです

データセンター 世界で仕様統一…

2014-05-23 23:58:25 | NewsPaper
今日は構築した検証環境のパラメータ確認
これらの情報を以てあの膨大な仕様書ができているのかと思うと
頭が上がらないなと思うと同時に私もできるようにならねば
と思う次第です


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『データセンター 世界で仕様統一
 NTTコム 買収先のノウハウ活用』

NTTコミュニケーションズが世界約150拠点に展開するデータセンターの
品質基準を刷新、サービスを拡充するという記事

高い稼働率の保証など厳しい条件を満たす「日本品質」と
買収した海外データセンター会社が持つコスト削減や効率化のノウハウを組み合わせて
共通仕様を作り、全拠点に順次導入するというもの

NTTコムとしてはすでに電力設備の構成や入退間の管理ルールなど
300項目以上の独自基準を設けているそうですが
さらに欧米やインドなどで近年買収したデータセンター会社の
ノウハウを反映して改良するとのこと

これは、自社のやり方を押し通すだけでなく、現地に合わせながらも
良い点は国を問わず取り入れようとする企業の姿勢は
尊敬すべきものです

具体例としては、サーバールーム内の温度上昇を抑えるための
送風口を壁面に設ける構造を採用するといったこと

壁や床に硬くて木津が目立たない防護材を採用し
サーバやラックなどの重要物を直接運び込めることができる
養生フリー通路を展開するといったこと


通常のオフィス空間での考え方以上に
マシンと作業員の事を考えた仕様に関するアイデアや技術は
まだまだあるというわけです

もちろん、それらは導入しやすいところがあったり、反対に難しいところがあったりもするわけですが
世界共通の仕様にしていくというのは大変ながらも興味深いものです

NTTコムとしては、データセンターを含めたクラウド事業の売上高を
2013年度の1131億円から2015年度には2000億円以上に引き上げる計画があるとのこと
今後のノウハウ活用がどのように売り上げに影響していくのか楽しみにしたいものです

大画面 ビジネス重視…

2014-05-22 23:43:29 | NewsPaper
今日は現在の職場のキックオフイベントがあり
その後に懇親会なんかもありました
そこでようやくきちんと自己紹介ができました…


では、本日の日経産業新聞から、7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『大画面 ビジネス重視
 米MSが新タブレット』

米マイクロソフトが自社開発のタブレット
「サーフェスプロ3」を発表した
という記事

サーフェス2が発表されて以降
スパンの短い発表だと感じる次第です

画面サイズを従来の10.6型から12型に拡大
娯楽よりビジネス用途を重視する姿勢を鮮明したようです

本当の意味でノートPCから置き換えられる
タブレットにしたいようです

OSはWindows8.1Pro
最上位モデルのCPUはCore i7
といったところ

たしかにノートPCに近づけたいんだなぁというのは
伺える仕様になっているようですね

とはいえ、ビジネスの現場ではどれほど浸透していくでしょうか
現在の会社の職場でもサーフェスを見かけることはあるのですが
会議室用や出張者向けに使われているといったところが伺えます
あくまで端的な事務的業務に使うといったところでしょうか
エンジニアが本格的に使うといったところは
もちろんまだまだといったところは明らかです
とはいえ、今後、技術の進化によりどこまで可能になるか
というのは興味深いものではあります

サーフェスプロ3の米国での価格は799㌦(約8万円)から
6月20日に米国とカナダで発売し、日本を含む26カ国・地域でも
8月末までに販売を始めるとのこと

サーフェスプロ2の時に合ったような部品調達が遅れることのないよう
しっかりとした販売がなされてほしいものですね

情報漏洩防ぐリサイクル…

2014-05-21 23:59:32 | NewsPaper
昨日にハマったドツボ
結局ドツボ含めまっさらにしたら
スッキリと最後まで到達しました


では、本日の日経産業新聞から、11面の環境・エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 情報漏洩防ぐリサイクル
 小型家電、厳重に処理』


千葉県市川市に三菱電機の家電リサイクル子会社
ハイパーサイクルシステムズの本社工場があるそうです

この工場では家電の廃棄処理を行っているわけですが
携帯電話やPCのリサイクルについて情報漏洩を防ぐ
幾重の備えがあるようです

PCや携帯電話というのはどちらかといえば小型家電の方にまとめられるようですが
特に情報セキュリティの確保をやはり重視しています

鉄製の網かごに入れ、2ヶ所に南京錠を取り付け
保管や搬出の過程で取り出せないようにしているとのこと

リサイクル工場に運ばれた後、PCのHDなどは他の家電と分別
パーティションで仕切られた専用の処理スペースは入り口に鍵をかけ出入りは不可

PC基板などは機械を使って穴を開け読み取り不可状態にする
しかも、それら解体作業をするのは専門の作業員で
処理風景を録画して3ヶ月は保管するとのこと


なるほど、処理業者にお渡ししたとは、消費者にとってはブラックボックス状態になっていたわけです
おそらくはちゃんと処理してもらってはいるんだろうなと思いつつも
ひょっとしたら裏でどんなことが行われているんだろうと不安に思う方もいるはずです

そういった中で、このような映像録画というのは信頼が持てますね
たとえ、その映像を見る機会が実際になかったとしても…

記事には、このハイパーサイクルシステムの社長のコメントが掲載されています
リサイクルの実施と同時に消費者にどう説明するかも我々の改題である、と
そういったところから積極的に減額を受け入れているのだとか

重要な情報は機器内部に論理的に保存されているわけで
それ以外を外から見ることは可能なわけで、そうったことは
オープンにすることができ、オープンにした方がより信頼を持つことができるわけです


こうった仕組みは今後もより一層必要となるわけで
興味深い会社の記事でありました

FD代替の記録メディア…

2014-05-20 19:59:41 | NewsPaper
今日はドツボにハマり、結局抜け出せず…
図解などして明日にはケリをつけたい


では、本日の日経産業新聞から、7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『強度・安全性 FD以上
 エレコム、独自の記録媒体
 大きさは同等 金融機関向け』

PC周辺機関大手のエレコムが
金融機関向けにフロッピーディスクの代替品となる
独自の記録メディア「NFD(New Flexible Device)」を開発した
という記事


これは、エレコム子会社のハギハラソリューションズが開発したもので
基盤とフラッシュメモリーなどで構成し、専用ドライブで再生するもの
大きさはFDと同等で強度やセキュリティ性能を高めたものとのこと

そもそも、大手銀行は大量の供与や賞与のデータをシステムに読み込むため
大量のFDを連続処理しているそうです

そんなことが未だに行われていることにまず驚きますが
現在、FDは多くのメーカーが生産を取りやめているため
なんらかの故障があれば手配も大変なものです

FDの代替メディアとしてはCDやDVD、USBメモリーなどが使われているようです
とはいえ、USBメモリーは小型で紛失しやすい場合があることや
高額メディアも傷に弱いという場合もあります

データの受け渡しに専用回線を使っているところもありますが
専用回線の導入や運用費用もそれなりにかかるわけです

こういったことから、未だにFDや磁気テープ媒体を使い続ける
企業が多いというのが実情なわけです

そんななかで、風穴を開けるがごとく、今回の新メディア
1枚当たり1GB5000円前後、専用リーダーは1万円前後を予定とのこと
セキュリティも高める為に専用のソフトを使ったフォーマットし
データの読み書きを制限する機能やウィルス対策も抜かりないようです
万が一、このNFDを分資質しても一般的なPC環境ではデータが読めず
情報漏洩のリスクを軽減できるとみているそうです

9月をめどに発売するそうですが、業界内にはどれだけ浸透するでしょうか
古きも新しきこのNFDというメディア、注目しておいていいかもしれませんね

税金滞納者の傾向分析…

2014-05-19 19:24:14 | NewsPaper
現在、1・2世代前のシステムを再現するべく
検証環境を構築しています
さすがにサポート切れのパッケージ等があって
再現するのも大変なものです


では、本日の日経産業新聞から、7面のビッグデータ欄からこの記事をピックアップ
『税金滞納者の傾向分析
 アイティフォー 千葉の自治体に提供』

アイティフォーが千葉県内の自治体に
税金滞納者の傾向分析するサービスを
提供した
という記事

これは、過去の滞納額などで滞納者をグループ分けし
グループ分けし、グループごとに年収や職業、家族構成などで
滞納要因を分析するというもの

4月までにこの要因を分析し、リポートが提出され
自治体側はそのリポートを使って、供与や不動産の差し押さえなどといった
的確に滞納処分を下し、効率的な税金回収を目指したいようです


アイティフォーという会社は債権管理に関するシステムに長けており
このブログでも以前に保育料督促を自動化するようなシステムを手がける
といった記事
を取り上げたことがあります

長年、債権管理に関するシステムに関わってくると
やはり債務者の傾向があると気づくのでしょう
そこからデータ分析ができる人材を採用したり育成したのでしょうか
そこからシステムに落とし込むことはアイティフォーの得意分野でしょうから
出来るべくして出来上がった分析サービスと云えるでしょうか

記事によれば、アイティフォー自体は
2005年から地方銀行向けに分析サービスの提供をしていたとのこと
銀行の契約者が住宅ローンなどを申請した時に年収等から支払い能力を分析し
滞納の危険度を予測してきたそうです


また、これらの分析サービスは、実際の回収結果等といったフィードバックを元にして
さらにデータ解析のアルゴリズムを改良していくのだか…
まさにサービスのPDCAサイクルを回していくということですね

最終的に滞納者がいなくなれば、このシステムの役割は終わるわけですが
そんなことには単純にはいかないのでしょう
なんともうまく債権者の為の債権管理に関するシステムを
次々に開発していくなぁとアイティフォーは侮れない会社だと
つくづく感じる次第です

お薬手帳電子化 死角は?…

2014-05-16 20:50:57 | NewsPaper
今日はジブンがまだまだだなぁと思うことがいくらか…
でも、その分学ぶことが多くあって
次はおなじことをしないぞと常に思う次第です


さて、本日の日経産業新聞から、14面の生活・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 お薬手帳電子化 死角は?
 中小薬局、投資余力乏しく』

調剤薬局大手が病院などで処方された患者の薬の履歴などを
記録する「お薬手帳」の電子化に乗り出している
という記事

昨年以降、ソニーのフェリカでの新ビジネスモデル
大阪薬剤師会によるスマホアプリといった記事も
私も取り上げていました

お薬手帳を電子化すれば紛失の恐れが少なくなり
薬の効果も継続的に確認することができ
国も電子化を後押しし、薬局各社も相次ぎ
独自システムの構築を始めているようです

そもそもは、国のIT戦略本部が2010年に発表した
情報通信技術戦略の重点施策の1つで
お薬手帳の電子化の動きもその流れのようです

電子化により様々なサービスが加わることで
患者が便利になることを期待しています


とはいえ、この便利さを提供できる薬局は
まだまだごく一部に限られているようです

日本国内にある薬局は5万5千店もあるようですが
大半が中小の薬局でIT投資の余力がほとんどない
というのが実情のようです

大手薬局チェーン店でしかその便利さを享受できず
本当に患者の利便性が高まるのかということのようです

結局は国の重点施策ではあるけれども
国からの強制力はないわけです

それは結局は誰のための電子化であるのかということを
今回の記事を書いた記者は訴えています

大手チェーンのシェア拡大とそのシステムを開発した
会社の売上だけといったことにならないでしょうか

なんともまだまだお粗末な結果になってしまいかねないところですが
そんなところに風穴をあけるような中小・ベンチャー企業が
今後一石を投じてこないかと期待したいところです

隣の空席、格安で使用…

2014-05-15 17:42:41 | NewsPaper
昨夜はちょいと遅くなった分
今日はフレックス利用で少し早めに退社
おかげで資格試験の勉強時間を確保できたり
招待LIVEにも間に合ったりと好都合でした


さて、本日の日経産業新聞から、14面の生活・サービス欄からこの記事をピックアップ
『隣の空席、格安で使用
 ピーチ。1人最大2席まで』

格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが
同社の航空便に乗る際、予約した座席の隣が
空いていれば格安で使用できるサービスを始めた

という記事

これは、1人で複数関をゆったり使ったり、料金がかからない
2歳未満の子どもが座ったりすることを想定したもの

ピーチが使用するエアバスA320と機体は
3人掛けの席のため、夫婦などが空席をおさえて
3席分使うこともできるわけです

このサービス自体は、搭乗日の7日前から予約できるもの
予約の期限と料金は国内線は出発予定時刻の3時間前まで1席2000円
国際線は24時間前までで3000円

あくまで、予約した座席に隣接する席が対象で
おなじ3人掛けブロック内でおさえられるもの
1人の場合は最大2席まで空席を使えるとのこと


これは、色々とLCC事情が伺える記事といえるかもしれません
賛否両論あれど、座席を埋めるためにも必死であると感じずにはいられません

とはいえ、利用者から言えば、LCCという部類の中で
少しでも快適な空の旅をしたいと思った時に
2000~3000円レベルなら、もし空席があるならば
利用してもいいと思うのではないかと感じる次第です


あと、こういった空席利用のサービスは
他の旅客系サービスでは実現しづらいものかもしれないと感じた次第です

新幹線やバスなんかの指定席において
お金をかけて空席を利用したいとは思わないかもしれません
むしろ空席があれば、勝手に使うかもしれないお客さんの方が多いと感じる次第です
サービス側も管理が大変だと感じます

それは、出発から到着まで止まることなく進むという
飛行機というものだからこそできるのではないかと感じます
果たして他社も同様のサービスをやることがあるのでしょうか
私自身はそんなにピーチを利用することはなさそうですが
ちょっとおもしろいと思えるサービスではあります

ウエアラブルに新顔…

2014-05-14 20:50:25 | NewsPaper
大量のドキュメントレビュー
丁寧にやり過ぎるとけっこうかかりますが
目標絞ってどうにか終えました!?かな


さて、本日の日経産業新聞から、7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『ウエアラブルに新顔
 ジェイアイエヌの眼鏡
 まばたきで眠気把握』


眼鏡専門店「JINS」を展開するジェイアイエヌが
眼鏡に搭載したセンサーが視線呑む気やまばたきの回数などの
目の動きを計測することで、疲れや眠気といった
身体データを把握できる新商品「JINS MEME」を
2015年春に発売すると発表した
という記事

私自身、JINSの眼鏡はいくらか所持しておりまして
今回の発表は大いに注目しています

この眼鏡はPC用眼鏡「JINS PC」に続く
次世代戦略商品と位置付けているようで
かなり気合が入っているようです

https://www.jins-jp.com/jinsmeme/

眼球の電位差を図り、8方向の視線移動とまばたっきを感知するというもの
人間は疲れてくると、まばたきが増えるなど特徴的な目の動きをするようです

それらのデータを無線でスマホに送り
アプリを通じて疲労や眠気の度合いを数値で可視化できるというもの
車の運転時は明らかなちょうこうが表れれば警告を鳴らし
居眠り運転を防ぐといった使い方できるようです

ちなみに、電極は鼻パッドと一体化させ、バッテリーは
テンプルに埋め込んでいるため、外見は普通の眼鏡と
ほとんど変わらないとか

バッテリー自体は1回の充電(1時間)で連続8時間の利用が可能とのこと
これは、仕事時に使うならば、利用可能時間に仕事を納めるように
仕事の効率化に貢献するかもしれませんね

JINSの眼鏡は低価格が中心ですが、これは比較的割高になるかもしれませんね
とはいえ、JINSの商品として手が届かない価格ということにはならないとのこと

なお、この秋には、開発者向けに一部データを公開し
新たなアプリを自由に作ってもらうといったことも考えているとか

って、まさか、ジェイアイエヌがそんなこともするようになるとは…
JINSが開発したJINSらしいスマートグラス
これは、私も十分に期待しておりますし、発売された時には
さっそく購入してその便利さを体感したいと今から楽しみにしています

クロームブック」上陸前夜…

2014-05-13 18:54:21 | NewsPaper
ちょいと大きなタスクを頂きました
大量のドキュメントのレビューとな…
効率的に行おうと明日に挑むべし!!


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 「クロームブック」上陸前夜
 メーカーが抱えるジレンマ』

米グーグルと米インテルが5月上旬に
グーグルのOS「クロームOS」を搭載するノートPC
「クロームブック」の機種拡大を発表したという

これを受けて、PCメーカーが抱えるジレンマに
書かれたのが今回の記事

北米地域を中心に発売されているこの「クロームブック」
レノボやHP、エイサーに加えて日本からは東芝が新機種を
投入しているようです

とはいえ、現時点では、日本国内での発売は未定のようで…
そのあたりを書いているのが今回の記事


さて、そもそもこのクロームブックというのは
インターネットに接続して文書作成や表計算といったものができ
そんなに高いスペックでなく、日常のネットサーフィンの延長上に
あるといったような代物のPCです

そうったことから、当初の弱点はオフライン時には、あまり用途がなかったものでしたが
最近ではオフライン時に使用することができるアプリも充実してきたようで
300㌦前後の低価格でここまでできたら十分かなと思うようなものになってきたようです

記事によれば、米国の法人が購入したPCのうち約1割がクロームブックに
なってきたようで、少しずつ脅威になってきているのかもしれません


ということになってくれば、日本国内での発売にも期待が
高まるのは云うまでもありません

とはいえ、PC各社はジレンマに悩んでいるようでして…
日本投入を検討している外資メーカーは
出せばそれなりに売れると見込んでいるが、その一方で
本来の自社製品との食い合いが心配なのだとか

価格が安くそれなりに売れることはよいことではあっても
結局は利幅が薄く慎重に検討するようになっているようです

なんともこれは新興企業の技術革新によって
市場が変化していくことのデメリットと云えるのでしょうか

海外に比べると、日本国内でのPC市場は
それなりにスペックの高い製品の需要で成立しているようで
そこに今回のクロームブックというのは、ダークホース的な存在
と云えるのでしょうか

スマホやタブレットによって、PC市場が変化してきた現在
このクロームブックを投入するべきかどうなのか
現在の私が所属する会社が微妙に影響を受けなくもない問題だと感じ
この動きは一目を置いておきたいと思います

強制終了の原因追究…

2014-05-12 19:08:49 | NewsPaper
ついつい週末の夜はダラダラとしてしまいますが
その週末明けの平日というのはどこかしんどいもので…
ちょっとしたことをやらかして後を引くという…
やはりいつも早寝早起きが大事ですね


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『スマホアプリ 強制終了の原因追究
 ウェブレッジなど 修正を支援
 不具合事例、10万件を参照』

サイトとモバイル機器の不具合を主力とするウェブレッジ
ソフト開発のFROSKと共同で、スマホアプリが強制終了した場合の
原因追究を支援するサービスを始めたという記事

これまでに市場に出回ったスマホ約30機種とアプリの不具合に関する
情報の蓄積を元に、開発会社がいち早くアプリを修正できるように
情報提供するというサービス

私もスマホアプリを触りながら、突然の強制終了に遭遇するのは
ちょっと嫌悪感を感じるものです
なんらかの異常操作ならまだしも、普通に触っていながらでの
突然発生するのはいかんともしがたいものです

今回のサービスは、アプリが強制終了した際の最後の画面と機種に関する情報を
ユーザーから即座に受け取って解析するもの

プログラムに不具合が発生すると、情報を開発会社に連絡するという機能を
盛り込んだアプリが多いようですが、ウェブレッジとしてはその情報を同時に受け取る
ことができるようにするとのこと

動作エラーなどの機能面に加え、文字化け・レイアウト崩れといった表示関連、リンク切れ
不具合の細かな分類と対応策を集積した約10万件の中から、似た事例を検索し
スマホの実機を使った再現テストを行うとのこと

解析結果を開発会社などに伝え、原因の発見と修正を支援することで
このサービスの付加価値があるというわけです

サービス自体は1アプリにつき40万円とし
アプリ開発会社約20社と契約交渉を始めているとのこと
はたして、どれほどサービスを信頼して契約が結ばれるのか
興味深いものです


また、記事にはアプリの強制終了に関する興味深い数字が書かれています
ウェブレッジの調査によると、アプリの85%で強制終了が発生
そこから、開発会社に問い合わせるのが20%
アプリを二度と起動しないのが16%
アプリを削除するのが44%

なるほど、本当にダメだと感じる時はまさにこうなるわけです
さらにはアプリのレビューで叩く人は叩くというわけです
あのコメントはたまたま閲覧した人に嫌悪感を抱かせることもあるわけで
今回のサービスのニーズは十分にあると感じます

今回のようなサービスが業界に良い影響を与え
改善された時、このようなサービスが終了するのが本望といえるでしょうか
その時には次のデバイスに対してまた同様のサービスが展開されていくのでしょうか