ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

電通大構内にオフィス AIで連携 富士ソフト…

2017-06-05 23:17:41 | NewsPaper
富士ソフトの規模で大学構内にオフィスができるのなら
今後は同規模レベルの他社も進出するでしょうか


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『電通大構内にオフィス
 富士ソフト、AIで連携』

ソフトウエア開発の富士ソフトは産学連携の拠点として
電気通信大学の東京都調布市のキャンパス内に
新たなオフィスを開設した
という記事

新オフィスには、富士ソフトのソリューション事業本部R&D部と
イノベーション推進部戦略推進グループに所属する技術者が常駐

富士ソフトが持つ組込システム開発の経験を
電通大の研究者が持っている通信・電波分野やAI分野の技術等と連携

電通大としては、企業との共同研究施設内にこのオフィスを設置したが
今後も、最新デジタル技術の研究拠点として、企業や研究機関などに
参加を呼び掛けている

これまでも、メーカー系の企業を中心に大学内に入り込んでいる形式はあったが
このように企業のオフィスとして構えられるようになったのはおもしろい
富士ソフトのようなある程度大きな規模の企業がオフィスを構えるので
今後も他の企業や大学でもこのような取り組みがあるのか楽しみにしたい…

子供向けユーチューブ 教育系の動画も充実 グーグル…

2017-06-02 23:43:30 | NewsPaper
ニーズを把握したカテゴライズ
といえるだろうか


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『子供向けユーチューブ
 グーグル 教育系の動画も充実』

グーグル日本法人が、子供向けのコンテンツを集めた
動画配信サービス「ユーチューブキッズ」を始めた

という記事

「妖怪ウォッチ」など子供に人気のアニメのほか
ひらがなや計算などが学べる教育系のコンテンツが充実

タイマーをセットして見過ぎを防ぐといった機能をつけ
保護者も安心して子供に動画を見せられるようにした

スマホ向けアプリで視聴する形式だが
ユーチューブに投稿された動画のうち
特定の基準で子供向けと判断したコンテンツのみを
ユーチューブキッズで配信する


街中で親子や親同士の会話が聞こえてくることがあるが
子どもはスマホを感覚的に触って一度ユーチューブへの
アクセス方法を知ると、気になる動画をどんどん見て
離さなくなってしまう

その結果、どうなるかは様々だが
このアプリを子どもが触るようになり
通常のアプリを触らないようになれば
少しは良い環境になるのでは…??

そのためには、まず親御さんへの積極的な
アピールが必要になってくるのでは…??

3D映像 同時に2D 専用メガネかけても裸眼でも… 映画会社での採用目指す NTT…

2017-06-01 23:37:11 | NewsPaper
ニーズはありそうで、実際に導入されたスクリーンで体験してみたい…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『3D映像 同時に2D
 専用メガネかけても裸眼でも…
 NTT 映画会社での採用目指す』

NTTが3D用の映像を裸眼で見ても映像がぼやけず
クリアな2D映像として楽しめる新しい映像処理技術を開発した

という記事

この技術によって、2D映像と3D映像を別々のものではなく
1つの映像素材として提供できるようになる

この技術は、人間が奥行きを知覚する視覚メカニズムの特性を使って
2D映像と3D映像の共存を実現した

http://www.ntt.co.jp/news2017/1705/170529a.htmlより

通常の3D映像の製作と同じように、2Dの元映像に右目と左目がそれぞれ
奥行きを知覚できる要素を加える
さらに、その奥行きの要素が、裸眼で見た時にはお互いに打ち消しあうように調整
眼鏡無しで視聴した場合には、通常の2D映像として違和感なく見られるようになる

http://www.ntt.co.jp/news2017/1705/170529a.htmlより

通常、3D映像を使った映画は、専用のメガネをかけないと
右目用と左目用の映像が混ざり合ってぼやけるため
通常の2D映像としては見られない
3D専用、2D専用シアターは分けられるため、映画館側のコストも大きい


この技術が映画館に導入されるなら喜ばしいことだが
その場合、お客さんの鑑賞料金はどうなるのだろうか

1シアターだけで済むわけだが、専用シアターは必要になるわけで
その分の料金は変わらずに必要となりそうだが、果たして…!?

立体音響「ドルビーアトモス」 U-NEXTが対応…

2017-05-31 23:21:07 | NewsPaper
U-NEXTがドルビーアトモスって
その再現率が気になる…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『立体音響「ドルビーアトモス」
 U-NEXTが対応』

動画配信を手掛けるU-NEXTが
「ドルビーアトモス」に対応した
動画配信サービスを始める
という記事

ドルビーアトモスは、近年の映画館で始まった立体音響のシステム
前後左右だけでなく、上部からの反響なども再現し
動画に合わせて様々な方向から音が聞こえる臨場感を楽しめる

このドルビーアトモスに対応した動画配信サービスは
まずandroidのスマホに対応し、android TVなど
複数デバイスに対応していく予定

ドルビーアトモスに対応する端末だけでなく
専用アプリを使えば通常の端末でも
より近い臨場感を楽しめる、としている


スマホでドルビーアトモス環境を再現する
ということがどういうことなのかわかりにくいが
余程の良い環境を再現できる音なのだろうか

人によっては、どの程度の画面までは作品を楽しめるレベルなのか
違いがあるだろうが、映像作品自体の質の良さが
評判を決める大きな理由になるのではないか

その一因としてドルビーアトモスがどこまで
影響を与えていくのか、一度体験したみたい…

システム変更 簡単に履歴追跡 SCSKがツール…

2017-05-30 23:29:25 | NewsPaper
システム開発とトレーサビリティの考えを組み合わせ
管理しやすい仕組みなら重宝しそうですね


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『システム変更 簡単に履歴追跡
 SCSKがツール』

SCSKがコンピュータシステムの制作時に
トレーサビリティ(生産履歴の追跡)管理ができる
仕組みを開発した
という記事

製作中の設計変更がどのようにプログラムに反映されたかを履歴に残し
不具合が生じた場合の原因究明をしやすくする

製作中に要件や機能が変更されることは多く
このツールでは、顧客が求めるどの要件が
どの機能につながっているかなど、各階層の関係性を紐付けて
管理することで、要件変更などに対応しやすくする

https://www.scsk.jp/news/2017/press/product/20170530.htmlより

また、WordやPDFでの仕様書や設計書等の文章を解析し
紐付けが必要な要素を自動的に選び出す機能を設けた

要素間の結びつきを事前に登録することで
変更があったとき、システム全体にどの程度
影響するか分析が可能

開発後も、プログラムが想定外の動作をしたとき
トラブルに関連する機能の変更履歴などを簡単に探し出すことができる
履歴の妥当性を検証することで、不具合の原因を早急に究明できる

https://www.scsk.jp/news/2017/press/product/20170530.htmlより

トレーサビリティの分野では欧米が先行しているようで
多くの国内自動車メーカーが欧米製のシステム開発ツールを使い
標準規格も満たしているのだとか

とはいえ、日本国内と欧米では開発スタイルに差異があるようで
その状況下でこのツールがどこまで知らしめることができるのか
今後の展開は楽しみにしたい…

電子黒板記入 指先で可能に リコー、新製品…

2017-05-29 23:16:28 | NewsPaper
技術的には可能だったろうけど
実用化できるレベルになったということだろうか


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『電子黒板記入 指先で可能に
 リコー、新製品』

リコーが指先での書き込みが可能な電子黒板を
発売すると発表した
という記事

従来の電子黒板は専用の電子ペンでしか書き込めなかったが
指先やタッチペンを使って書き込み可能となった

http://jp.ricoh.com/release/2017/0525_1.htmlより

USBポートの数も1から8に増加し拡張性を高めた
Bluetoothを使ったスピーカー等と連動して利用可能

教育現場や企業などの利用を見込み
55㌅と65㌅のサイズで、オープン価格(実売55㌅で54万円前後の見通し)

使い方次第で重宝する機能ではあると感じるので
ぜひ一度触ってみてその使い心地を確認したい…

イヤホンで個人認証 耳の中の響きで特定 技術公開、広く用途開発 NEC…

2017-05-26 23:32:11 | NewsPaper
耳で個人を特定しようという発想がおもしろい…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『イヤホンで個人認証
 耳の中の響きで特定
 技術公開、広く用途開発
 NEC』

NECが個人認証や位置の測定といった機能を搭載した
イヤホン型の実証実験用端末を開発した
という記事

端末内にマイクやスピーカー、加速度センサーやジャイロセンサーなどを内蔵しており
無線通信可能なワイヤレスタイプのイヤホン

利用者の個人認証は、耳の中の大きさの計測によって行われる
人によって耳の中の大きさや形が違うことから
イヤホンから発した音の反響の波形を分析し個人の違いを見極める

http://jpn.nec.com/press/201705/20170523_01.htmlより

NECとしては、製造業者に端末の設計書などを公開したり
通信事業者向けに耳の大きさを使った個人認証や位置測定技術の
プログラム仕様を公開したりもする

機器の普及を優先し、NECはソフトウェアのライセンス収入を得る
ビジネスモデルを描いているというわけだ

今後は、他社も含めた実証実験の中で用途を開発
目的地までのルート案内や警備員やオペレータなどの
業務支援端末としての利用を見込んでいる

音声情報が扱われるシステムにとっては重宝される
端末になっていくことが期待できそうであり
技術公開までするとなると、企業の思想が
変化していること現在を感じさせてくれる良記事だ…

マイクに2人が別々発言 音声、個別に明瞭再生 三菱電機、AI技術披露

2017-05-25 23:29:03 | NewsPaper
これがICレコーダーレベルでも可能になったら…

では、本日の日経産業新聞から、7面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『マイクに2人が別々発言
 音声、個別に明瞭再生
 三菱電機、AI技術披露』

三菱電機が、研究開発成果の披露会を開いた
という記事

20の研究成果が出展されたなかで
注目を集めたのがAIを活用した新技術

2人の男女が1本のマイクの前で、同時に違う内容を話す
何を言っているのか分からない状態になる

だが、録音した音声を再生すると
それぞれの発言がはっきりと流れていた

これは、三菱電機が独自のAI技術を用いて開発
事前に登録されていない音声でも、男女間、同性同士、異なる言語でも対応可

http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2017/0524-e.htmlより

原音再現率は3者間で80%以上、2社間では90%以上
会話やTVなどの音がある家庭で果然製品を音声認識で操作したり
国際会議の同時通訳で話した内容を明瞭にしたりする用途を想定


通常のイベントトークでは、声が被らないように
誰かがマイクで話している時は
他者が話さないようにしている

そんなイベントでの撮影では
できれば皆が話していて和やかな雰囲気を撮りたいので
なかなかシャッターチャンスを掴むのは大変なもの

それが、このAIを使って、より活況なイベントに
つながるのではあればなにより

地道な研究の成果を発表する場ではあるが
より実用化でき社会に喜ばれるものが
登場することを期待したい…

パン作り AIで効率化 配置最適化、ロボと連動 オーカワパン…

2017-05-24 23:22:51 | NewsPaper
パン作りとAIの結びつきはおもしろい…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『パン作り AIで効率化
 配置最適化、ロボと連動
 オーカワパン』

パン製造のオーカワパン
人工知能(AI)と使って製造や人員配置計画を
最適化するという記事

まずは、AIを使った業務管理システムを稼働
作業員の能力や人数、パン製造の手順に応じて
日々の人員配置と製造計画を自動で組み上げる

年内に5千万円を投じてパン生地の分割やまるめ
発酵、成型を1台でこなす自動成型型ロボットを導入

AIと連動し、計画に基づいてじどうでパンを製造
製造時間の短縮で、生地の過剰な発酵を抑え
品質も安定する、としている

製造実績や製造開始と終了時刻、エラーの情報などは
AIにフィードバック

主要取引先の販売データも分析し
商品開発や生産・販売計画に活かす


パン作りの生産システムについて
幅広くAIを導入するのは興味深い

企業側も余裕がないとここまで出来ないだろうが
現在のこのタイミングで計画したのは英断といえるだろうか

この投資がどこまで利益につながっていくのか
その成果報告もみてみたい

ATM ビットコイン連動 現地通貨で引き出し可能 新興国向け OKI…

2017-05-23 23:05:03 | NewsPaper
ATMがビットコインに連動するようになってくるとは…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『ATM ビットコイン連動
 現地通貨で引き出し可能
 OKI、新興国向け』

OKIが海外向けにビットコインとの連動が可能な
ATMを開発した
という記事

海外向けの新型ATM「ATM-Recycler G8」のオプション機能に
ビットコインとの連動機能を初めて搭載

http://www.oki.com/jp/press/2017/05/z17009.htmlより

ビットコインの市場価格にあわせて、現金引出が可能
逆に、現金をビットコインにして「ウォレット」の残高を
増やすことも可能

ビットコインの取引が多いのは、中国や新興国
各国の電子通貨の普及は進んでおり、電子通貨へのチャージに対応

スマホに送られてきた請求書への決済機能も
ATMに追加化可能になった

各国の電子通貨の普及状況や銀行のサービスなどに合わせて
機能を追加することも可能にする

なお、現状、国内金融機関からの需要は多くなく
国内展開は未定となっている


ATMを設置している国の需要に合わせて機能を追加するのは
当たり前とはいえるのだが、いよいよビットコインまで
対応するようになったのは興味深い

ATMのリプレースに合わせて、どこまで普及するのは
この展開は注目したい

図書館システム共同運用 蔵書1000万冊、検索容易 早大・慶大…

2017-05-22 23:16:04 | NewsPaper
大学図書館の相互利用を
システム化するメリットは充分にありますね…


では、本日の日経産業新聞から、13面の大学欄からこの記事をピックアップ
『図書館システム共同運用
 早大・慶大 蔵書1000万冊、検索容易』

早稲田大学と慶応義塾大学が
図書館システムを国内で初めて共同運用する

という記事

両校の図書館は1986年に協定を結んでおり
専任教職員や大学院生・学部生は相互利用が可能

今回、その枠組みを拡大し、システム上でも
両校の図書館を半ば統合するような形となる

両大学の図書館システムは現状はそれぞれの担当部門で
運用されており、筆者やカテゴリー、件名などを記す
書誌データの目録型式も異なっている

今回、システム統合で運用を安定させ
目録型式も標準化させる

統合することで、システム構築・運行、目録作成の
コスト削減の効果も期待されている

現在の蔵書数は、早大は570万冊、慶大は490万冊もあり
統合すれば重複有れど1000万冊以上が検索でき
利便性は高まりそうだ


結局、他の図書館でもデータの形式等で
なかなか統合が進まなかっただろうが
今回を契機に他の大学協定があるところでも
このような事例が増えていくのか期待したい…

スマホでビル空調制御 個人の好みに 電通国際とダイダン…

2017-05-19 23:14:51 | NewsPaper
ISIDがIoT分野でチャレンジングな取り組みを…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『スマホでビル空調制御
 電通国際とダイダン
 個人の好みに』

電通国際情報サービスとダイダンが
あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を使って
ビルの照明や空調を制御するシステムを開発した

という記事

スマホの操作で、個人に合った温度や明るさに自動で切替可能

スマホに「暑い」「まぶしい」といった個人の感じ方を入力し続けると
その人に合った温度や明るさに設定可能

そのスマホを持って会議室に入っても
自席と同じ温度や明るさに空調、照明が自動調整される

https://www.isid.co.jp/news/release/2017/0517.htmlより

とはいえ、複数の人が近くにいる場合の制御
といった課題もあるようで…

実用化まではまだまだ1年以上はかかるようだが
フレキシブルに対応できるシステムが出来上がるのを
楽しみにしたい…

感染範囲、素早く特定 サイバー攻撃で 調査自動化 富士通…

2017-05-18 23:12:16 | NewsPaper
どれだけの早さなのか
ぜひ一度見てみたい…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『感染範囲、素早く特定
 富士通、サイバー攻撃で
 調査自動化』

富士通がサイバー攻撃の被害状況を調べる作業を
自動化する技術を開発したと発表した
という記事

「高速フォレンジック」と呼ばれる新技術は
社内ネットワークの通信状況を記録し
標的型攻撃に近い動きを自動で抽出する

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/05/13-2.htmlより

ウイルスの侵入経路のほか、別のPCへの二次被害の有無など
被害の全体像を、富士通の監視センターで瞬時に把握

すぐに社外とのネットワークを遮断可能にし
感染の拡大を防ぐ

この新技術によって、被害の全体像が自動で把握できるようになり
監視センターのオペレータでも数十分で状況を把握して
顧客企業に通告可能になる

さらには、被害の分析を担当する者は
原因究明などの関連する他の業務に
時間を当てられるというわけだ

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/05/13-2.htmlより

富士通としてはリスク軽減や感染後の対応まで製品群を拡充し
2019年度にはセキュリティ関連サービスで3000億円の売上高を目指しており
どこまで成果を以て世の中に貢献できるのか楽しみにしたい

AI開発者2000人育成 実用段階にらみ「稼ぐ」体制構築 富士通、18年メド…

2017-05-17 21:58:41 | NewsPaper
AI開発に2000人も育てて
どれだけ仕事が回っていくのか興味津々…


では、本日の日経産業新聞から、7面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『AI開発者2000人育成
 富士通、18年メド
 実用段階にらみ「稼ぐ」体制構築』

富士通が人工知能(AI)事業の拡大に向け
AIに特化したシステム開発を2018年度までに
2000人育てるという記事

富士通は本格的な事業展開に向けて人員を拡充し
AIやビッグデータ解析に特化したSEを新設

顧客と一緒に経営課題を見つけ、実際にAIをシステムに
組み込む作業までを担う

富士通は「Zinrai(ジンライ)」というブランドでAIを展開
画像認識や需要予測など標準的な機能をそろえ
日本語特融の文脈や感情の分析を得意としている

とはいえ、大手IT企業の開発競争が激化する現在に
技術面で大きな差をつけるのが難しくなっている

富士通はAI関連の売上高を2020年度までに累計3200億円とする目標を掲げ
実証実験などの案件を、コンサル業務やシステム開発・保守につなげる

富士通はAIで稼ぐための体制になろうと試行錯誤しており
その成果を長期的に楽しみにしたい

社員の交流度測定 レイアウト変更で 三井デザインテック…

2017-05-16 22:35:03 | NewsPaper
ちょっと先だけど、おもしろいものができそうですね…


では、本日の日経産業新聞から、9面のフロンティアビジネス欄からこの記事をピックアップ
『社員の交流度測定
 レイアウト変更で
 三井デザインテック』

三井ホーム子会社でマンションやオフィスの改修を企画する
三井デザインテックが、2019年をめどに、オフィスのレイアウト変更で
社員のコミュニケーションがどれだけ改善したか測るサービスを始める
という記事

現在、日立ソリューションズと開発中の分析システムは
社員がオフィスのどこにいるか把握するためのセンサーを
社員証や天井に取り付ける仕様

同じ場所に一定時間滞在し、距離も接近した社員同士を
「交流した」と判断する

レイアウト変更での効果を具体的に把握し
職場の配置換えメリットを見える化するというわけだ

労働生産性の改善や部門の垣根を越えた事業アイデアの創出に向け
固定席のないフリーアドレス制などで社員の日常的な交流を活性化させる
といった動きがあるが、それらに関連する需要を分析するために
三井デザインテックはこのシステムを開発したいわけだ


日立ソリューションズがセンサーの提供や情報処理システムの開発を担当し
三井デザインテックが分析手法を考案
7月には三井デザインテック本社などで3カ月間の実証実験を開始する

同じ場所にいることが交流したことにつながる
という定義はおもしろいが、果たしてどこまで
ビジネスにつながるのか興味深くみたいものだ…