ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

もじがバケたらこうなった…

2013-01-31 23:07:51 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです


現在の職場にて
徐々にインフルエンザが猛威を振るいつつあります
よく接している方で2名もA型が出ました
気を付ければなりません…


さて、本日の日経産業新聞から、9面の新製品マーケティング欄からこの記事をピックアップ
『【西川英彦の目】
 食玩「もじバケる」
 観察は革新的創造の元』

超変換!!「もじバケる」という食玩があるんだそうです

食玩なんてもう何年以上も触れていないことでしょうか
この記事を見て初めて知りました

バンダイから発売されているこの食玩「もじバケる」は
2010年5月の発売以来、販売数は1000万個を突破しているそうです
10万個が売れればヒットという玩具市場では特に際立つようです

漢字の形をした玩具を変形させてその字の動物になるというもの
なんとニューヨーク現在美術館(MoMA)の永久収蔵品になっているというのは
とてもビックリいたしました


そもそもは開発担当者が、ご自身の子供が「龍」という文字を書きつつ
「格好良い」と話している光景を観察したことが発端だったそうです

大人にしてみれば、道具として見ている漢字を
子どもの視点でみればそう映るということ
自分もあったかもしれません

大人の目による観察、子どもの目による観察
それは大いに異なっているところもあれば
意外な共通点になっているところもあるかもしれません
そこに気付いて商品として開発することができるか
そこがその企業のキャパシティを世の中に提示できるかどうかの
境目になっているのかもしれません

たかが食玩、されど食玩…
子どもの限られたおこづかいの中で
いかに“格好良い”ものを作り続けられるか
その中での観察というもの、おもしろい内容だと感じる記事でした


日本⇒世界と世界⇒日本でのマーケティング…

2013-01-30 23:25:57 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は夕方から、どハマりな案件があり
メインタスクがなかなか進められません…
どうにかこのメインタスクを明日中に終わらせなければ


さて、本日の日経産業新聞から、以下の2つの記事をピックアップ

一つは、3面のデジタル総合欄からこの記事をピックアップ
『船井、欧州・新興国で攻勢
 フィリップスの音響機器事業買収
 高い知名度ブランド活用』

もう一つは、4面のデジタル・ハード欄からこの記事をピックアップ
『ハイアール売上高4.5倍
 昨年日本で 「アクア」販売好調』

これは、日本の企業が世界に攻めている記事と
中国の企業が日本に攻めている記事の例ですが
国をまたいだ企業の買収のベクトルは違えど
共通するところがあるのではないかと取り上げてみました


船井電機といえば、日本ではそんなにシェアはないと云われていますが
北米地域では十分にシェアを獲得していると云われています
オランダのフィリップスとは1990年代からOEM供給を手掛けていたそうですが
フィリップスの各地域での事業を取得し続け、今回は世界規模での
音響機器事業を取得したというわけですね


ハイアール日本法人の場合は、三洋電機から「アクア」ブランドの冷蔵庫・洗濯機事業を
買収したわけですが、これはよい買い物をしたのかもしれません
それまでの売り上げから三洋電機の売り上げを加え、さらに売り上げていき
昨年の4.5倍の売り上げとして483億円の売上高だったようです
「アクア」というブランドがあったとはいえ、それにひるまず
広告も有効活用し国内シェアも10%前後まで広げたようです


これら2つの記事を見ながら、どの国で自社商品がどれだけ売れているかを把握し
さらにシェアを拡大するためにはどのようなマーケティングの戦略が必要かを
十分に考えているのではないかと感じます
まさに選択と集中が功を奏したのではないでしょうか
とはいえ、効果が出た後にそこに固執せずに自社に合った
拡充や開拓をすることが今後も事業を繁栄させるには
必要なのではないかと感じます

2つの記事からどのようなことを読み取ることができるか
今後もおもしろうな記事を発見できれば取り組んでみたいと思います

自治体とビッグデータ…

2013-01-29 23:36:28 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

ただ今、某ツイキャスを観ながら
これを書いています
ゆるりと書いていたら
なかなか進められないものですな


さて、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【ネット新潮流】
 自治体にビッグデータ活用機運
 眠れる「お宝」情報発掘
 官民で市民サービス創出』

地方自治体の間でビッグデータを分析し
有効活用する機運が高まっているという記事

一昨年辺りから徐々にビッグデータというものが
話題になりつつありますが、各ベンダーが対応サービスを
繰り広げているもののコレといった大玉がないなぁとは
個人的には感じるところ

そんな中、意欲ある地方自治体が
注目しているそうです

記事では、佐賀県武雄市、千葉市、奈良市、福岡市が
共同でビッグデータの活用を推進する協議会を
4月1日に設立と発表したそうです

自治体管内においても様々な情報が日々寄せられていることから
データの宝庫であるということからこれを活用しないと
意味がないのではという考え方もあるでしょう

とはいえ、自治体であることから個人情報保護が壁となる
ことは容易に想像はできるものです

だからといって、できない理由を並べるのではなく
できることから始めるのが肝心ということことから
地方異なる自治体が手を組んだわけですね


武雄市と云えば、昨年は図書館の運営を
TSUTAYAのカルチュア・コンビニエンス・クラブに委託するということから
物議をかもしましたが、個人を特定しない情報提供はするということで
落ち着いたところでした

でも、武雄市の樋渡市長は以前からソーシャルメディアの活用について
積極的なのは有名な話です
その意欲的な姿勢には学ぶものがあり、今回のビッグデータの活用に
対しても意欲的なことは十分にうなづくことができます

自治体としては、ビッグデータの活用をサービスとして確立できれば
そこから新たな雇用の創出ができるかもしれません
限定的かもしれませんが、内容によっては恒久的なものとなるのかもしれません

自治体はどちらかといえば世間のトレンドに対しては
比較的冷ややかな目で着手するのが遅いのかもしれませんが
意欲的な首長が引っ張っていく自治体は違うのでしょう
そこから住民によりよいサービスが提供されることを楽しみにしたいところです

大学とソーシャルメディアの関係…

2013-01-28 21:05:12 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今朝の東京は粉雪程度に雪が降りました
とはいえ、昨夜は大阪ではちょっとした吹雪だったようです
朝がつらいものですが、目覚めていきましょう


さて、本日の日経産業新聞から、7面の大学欄からこの記事をピックアップ
『ソーシャルメディア利用率
 大学広報、56%に向上 民間調べ』

教育情報サービスの大学通信が大学の広報担当者を対象にした調査から
56.9%がfacebookなどのソーシャルメディアを広報手段に利用していた

という記事

この記事の見出しを見て、ほぉ~とは最初は思いました
とはいえ、記事やリンク先を読み進めてみると
「大学広報セミナー」というものに参加した大学の広報担当者
から得られた有効回答130件を元にした調査結果であるということ

果たして、これが正しい結果が得られたかと感じるかは
人によっては考え方が違ってくることでしょう


あくまで広報という仕事に熱心に取り組んでいる方による
回答であるかもしれないし、その中でもソーシャルメディアの取り扱い方に
未だに悩んでいる方もいるということでしょう

現在の日本の大学の数は700後半台のようです
その中でソーシャルメディアの利用率ではないので
一概に日本の大学の半数とはいえませんよね


もちろん、ソーシャルメディアを大学が有効的な活用をすれば
学生と大学との情報交換がより活発になることは期待できます

現在は使用していないが、活用する計画がある
との回答も26.2%もあるようです

記事によれば、ソーシャルメディアの活用によって
在学生以外にも大学を知ってもらい、受験生や寄付金の獲得に
つなげる狙いもあるというのはある意味スゴいものです

今後も18歳の人口が減少していくことがみえているなかで
現在も増加していく大学・学部はやはり淘汰されていくでしょうから
大学のソーシャルメディアの活用の効果がどこまで
実質的な数字となってあらわれていくのか興味深いものです

【週末版】みなさん、さようなら…

2013-01-27 17:22:01 | cinema
こんばんは、ぐっちょんです

昨日は朝から晩まで
場所を変えながら映画を3本も鑑賞していました
その反動か今日は近所でゆるりと過ごしています


では、今回の週末版では昨日観たこの映画について書いてみます
『みなさん、さようなら』

「俺は団地の中だけで生きていく!」
そう宣言した濱田岳演じる主人公
ある事件をきっかけに中学に行かずに団地の中で
異色の生活をしながら大人になるまでのおはなし

自分の場合は、団地に住んだことはなく、団地の中でのみ
存在するコミュニティというものを知ることができる!?
かもしれない作品

昭和という時代においては、成立した団地のなかで
何でもそろっているから生活できるという文化
それが今や皆が団地から卒業していって
対策として単身者や外国人の受け入れを始め
時代の栄枯盛衰を映し出してもいる作品

そんな中を生きている主人公とともにその主人公を見守る人々
特に大塚寧々演じる主人公の母親という存在が印象深いものがあります

団地という狭い世間でしかない世界の中で生きていく
というのは私個人としては納得はいかないものがありますが
そのなかにある無垢なイチ少年が体験する感動的なドラマには
よきものがあるなとは感じるところもあります

滑稽だけど団地の中にある無限のドラマを
楽しんでみたい方はご覧になってはいかがでしょうか

【週末版】さよならドビュッシー…

2013-01-26 23:32:18 | cinema
こんばんは、ぐっちょんです

今日は1日を通して一段と寒く感じた日でした
でも、来月の方がもっと寒くなるものですよね!?


では、今回の週末版では今日観たこの映画について書いてみます
さよならドビュッシー

橋本愛演じる主人公は不運にも火事に遭遇したが
幾度の皮膚の移植手術を受けながら奇跡的に生還し
リハビリを受けながら身体機能を回復していった
祖父からの遺産相続に伴う事件に巻き込まれながらも
自身の約束をかなえる為にピアノに向かっていく…
といったストーリー

あまりストーリーの流れを書くとこの作品の
サスペンス要素と核心が見えすぎてしまうので
この程度にしておきます

この作品は、利重剛監督の10年ぶりの作品ということで
見てみたということがあります
この前の作品が『クロエ』ということもあり
あの作品にある美しさが好きなこともあり
今回もそこは楽しみにしていました

今回の作品には、現実的なところと非現実的なところがうまく融合し
そこから生み出される作品の美しさというものに魅かれるところがあります

その中で特筆すべきなのがピアノの先生役の清塚信也さんの演技力
現役の人気あるピアニストがこの作品で本格的に俳優デビューとのこと
ピアニストであるからこそできる演技とともに、表情による演技が
とても印象に残るものがあります
特にクシャっとした笑顔に対しては、女性はときめくところが
あるんだろうなぁと感じるところです

作品を観終えて、なんだかスッキリとした感情を抱かせてくれます
ドビュッシーの「アラベスク」「月の光」の旋律に身を委ねがら
作品の美しさに酔いしれてはいかがでしょうか

音楽業界はまだ伸びるのか…

2013-01-25 23:48:43 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は自分の責任というものを
考える機会がいくつかあった
20代の頃に云われていたことが
今になってわかる時がたまにあります…


さて、本日の日経産業新聞から、7面のデジタル・エンターテインメント欄からこの記事をピックアップ
『音楽ソフト昨年生産金額
 14年ぶり前年超え』

日経産業新聞では、この話題についての
分析記事が何度か掲載されていますね

今回の記事ではそれについて
アイドルの新譜の人気のことや
大物アーティストのベスト盤が相次いだ
ことが書かれています

コレってここ数年で継続していることであり
昨年になってようやくプラスの数字として
出てきたことなのではないでしょうか
話題に数字が追いついてきたということでしょうか


また、アナログレコードについても記載があり
2011年から倍増の6億7000万円とのこと
ということは東洋化成の生産額ということになるでしょうか

これはアナログ好きの私としても嬉しい限り
数年前からUKを中心にアナログ人気が復活し
その話題が日本にもやってきていました
ただ単にアナログレコードだけを販売するだけでなく
デジタルデータに関する情報を付随するという手法も
日本でも徐々に広まりつつあります
音楽のデジタルデータのみでの普及が進みつつある一方で
一部でのアナログへの原点回帰に数字が追いついてきたということでしょうか


また、映像作品においても
Blu-ray作品の生産額も2011年の約2倍の121億円になったとのこと
まだ生産するにも販売するにもDVDよりはコストは高くはありますが
音質と画質の良さを求める人が増えているということでしょうか


というわけで、日経らしい数字を基にした記事ではあります
私個人としては、数字に惑わされずに、時代に迎合されずに
イイ音楽を本当にイイと感じて充実した音楽ライフを過ごす
ことができればと思っております

お薬手帳はアプリにピッタリ…

2013-01-24 20:40:11 | Weblog
こんばんは、ぐっちょんです

結局今朝は雪って降りました??
こちらはウチに出るころには
雨もなく快調に出勤することができました


さて、本日の日経産業新聞から、12面の医療・シルバー欄からこの記事をピックアップ
『薬手帳 スマホで閲覧
 大阪の薬剤師会、試験導入』

大阪府薬剤師会が処方薬の履歴などをスマホで確認できる
「電子版お薬手帳 大阪e-お薬手帳」の運用を始めるという記事

軽く調べてみたら、家庭内等で処方薬を管理する
スマホアプリはいくらかあるようですが
医療側からのアプリはあまりないようですね

今回は箕面市内の薬局20店で試験導入してシステムを確立し
9月から大阪府内の3500薬局に広げていくそうです

大阪での導入が円滑に進めば、日本薬剤師会を通じて
全国への普及も目指すそうです

簡単な仕組みとしてはQRコードを活用して
情報を入出力するようです
ということから、9月からは従来型携帯電話にも
情報を配信するそうです


私自身、大阪に住んでいた時は定期的に通っているクリニックがあり
調剤薬局からは紙のお薬手帳を受け取っていました
とはいえ、よく持参するのを忘れることがありました
私はそのクリニックだけでしたが、いくつもの病院に通っている人にとっては
薬の飲み合わせ等の確認には大切な情報が詰まっています

それがいつも持ち歩くスマホで確認できるのは
現在においては十分に実用的であると感じます

医療機関というのは、大規模法人型病院であればIT化が
驚くほどに推進されていますが、小規模な医院やクリニックでは
まだまだのところはいくらでもあるのではないしょうか
それは調剤薬局でも同じことがあるのでは…??

そういったことから、今回の試みは大変興味深いところ
全国の薬剤師会で系列に関係なく普及すればさらに利便性が高まりますね
このアプリの成功を楽しみにしております

データを6重化にまで…

2013-01-23 21:30:40 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

木曜日の雪マークが消えたかと思ったら
また復活したようですね
明日未明には雪か雨といったところでしょうか
それにしてもまだ道端にある雪はいつ溶けるのでしょうか


さて、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『データ自動分散 6重化
 IDCフロンティアが提供
 東北・九州の拠点提携
 割安さで顧客開拓』

IDCフロンティアが複数のデータセンター間で
データを自動で分散保存するサービスを始める
という記事

IDCフロンティアといえば、ソフトバンク、ヤフー系の
データセンター子会社として九州に要塞のような
巨大なデータセンターがあります
さらに、昨年10月には福島県白河市に
巨大なデータセンターが開設されました

今回はこの2つの巨大なデータセンター間で提携して
脅威の安定的なサービスを提供するというもの

片方のデータセンターに保存したデータを3つに複製し
さらに専用NWでつないだもう片方のデータセンターでも
同じ作業をすることで同一データを6つに複製することで
6重化をうたっているわけです

しかも、拠点間でその都度自動複製するという内容
顧客企業側で手動等で複製するサービスはこれまであったとしても
自動でのこのようなサービスは珍しいようです

といったサービスを従来の保存サービスの価格と
同水準程度の価格で提供するそうです
これは他社にとっては脅威といえるかもしれません


では、なぜこのようなサービスをIDCフロンティアがやるのでしょうか

一つは、Amazon Web Serviceが手掛けるストレージサービスを
意識しているのかもしれません
Amazonのクラウドサービスは注目されていますが
場合によっては不安定なところも見え隠れしています
そこに対してサービスの安定度で対抗することがあるのではないでしょうか

また、昨年はヤフー系のファーストサーバが大規模なシステム障害を
引き起こしてしまったわけですから、グループとしてまた信頼を獲得するためにも
今回のサービスは必須だったのかもしれません


記事の最後には、ITインフラサービスに従事している者には見逃せない数字として
SLAでは99.995%から99.999%へサービスレベルを向上すると書かれています
これは、月間を30日とした場合、99.995%では129.6秒までは不稼働状態アリだっところを
99.999%では25.92秒までは不稼働状態の時があるということをいっています
最早一切のサービスのダウンを発生させないといっても過言ではないといえます
これはまさしく驚異のサービスといえるのではないでしょうか

これだけのことをうたいながら、はたしてどれだけの顧客と
契約を結びサービスを提供し売り上げを獲得することができるでしょうか
その来年度以降の結果報告が気になるところです

撮影したら手元にファイル…

2013-01-22 23:09:23 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今朝は結局は雪は降らずに
雨が降るだけで済みましたね
あ、木曜日の雪マークも消えたようで
穏やかの冬が過ごせるのでしょうか


さて、本日の日経産業新聞から、8面の先端技術欄からこの記事をピックアップ
『画面撮影すれば、スマホにファイル
 富士通研、PC対応ソフト
 IPアドレスなど読み取り』

偶然にも昨日に続き富士通研究所の記事
スマホやタブレットでPCの画面を撮影すると
関係するファイルを自動で受け取れる技術を開発したと発表した
という記事

え、これってどういう仕組みとまず疑問を持ちますよね!?

①PC画面を撮影
②画像からIPアドレスを検出
③PCにファイルを要求
④ファイルを転送

と記事には書かれています

やはり、IPアドレスの検出方法が気になります

これは、開発したソフトウェアを組み込んだPCの画面に
映像や写真、文書を表示するとIPアドレスなどの情報を
人間の目にはわからないように紛れ込ませるそうです
そこで撮影すれば画像から画面情報を読み出し
ネットワークを通じてファイルを要求するようです


そもそもこのようなアイデアを思いつくのもおもしろいものですが
さらにそれを実現しようとするための開発を実際にやるというのは
さらに興味深いものがあります
そのためのGOサインを出した方の意思決定もある意味スゴいですね

なお、このソフトウェアの実用化は2014年度中を目指しているそうです
再来年度というか来年!?にはこの技術が市場に出回るわけです
ソフトウェアの設定や検証を実施して実際に導入するのは
大変なことがありそうですが、実現したらエンドユーザにとっての
PCの利便性の向上にはとてもつながりそうですね

本当に実用化されるのか楽しみなものがあります
一体、どうなることでしょうか

視線でPCを操作できたら何をする…

2013-01-21 21:57:32 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今夜遅くか明日未明にはまた雪がふるのでしょうか
みぞれ程度といっていますが、まだ道端には雪の塊があって
なかなか溶けないものなんでしょうねぇ


さて、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【テクノフォーカス】
 富士通研究所
 瞳の位置、LED光で検出
 視線でパソコン操作』

富士通研究所が視線の動作を検出し
PC画面を操作できる新システムを開発したという記事

これは、PCに内蔵した小型カメラとLED照明を使って瞳孔の位置を検出し
目の動きに合わせて、画面をスクロールしたり拡大することができるというもの

いうなれば、マウスからタッチパネルになってより感覚的になったインターフェースが
ついには画面にPCに触れることなく操作できるということを提案しているわけですね

とはいえ、記事によれば、技術自体は決して新しいものではないようで
すでにいくつかの方法はあったそうです
今回、富士通研究所が採用したのは、目に光をあてた時にできる
光の点である角膜反射と瞳孔の位置関係をもとに目の動きを検出する技術だそうです
そこに目に優しい近赤外線LEDを採用したそうです


では、技術自体は我々一般人には画期的なものにうつりますが
それをどの用途に活用するのかが重要になってきますね
インターフェースに直接触らないで、全てのことができるかといえば
それはまた別の話になってきます

まずは医療分野には大変有効的に活用できるのではないかと思います
体の不自由な方にも使い方次第で有意義な使い方が出来そうにも思えます

あるいは街頭におけるコミュニケーション・広告向けのツールにも
使えるかもしれませんね
コンテンツ次第でおもしろい活用ができそうですね

富士通研究所は5年ほど前からこのような視線検出システムの開発を始めたそうです
5年もかかったわけですが、今後はさらに加速度あげて、有効活用できる
システムを開発されていくことでしょう
それらが世の中に活用された時にどのような社会があるのか
これらの技術の進歩には注目どころが満載です

【週末版】フラッシュバックメモリーズ3D…

2013-01-20 22:05:09 | cinema
こんばんは、ぐっちょんです

今日は昨日のとある出来事が
今日あった出来事と結びついた1日でした
現時点では詳細は書けないのですが
今年の活動につながる内容でした


では、今回の週末版では今日観たこの映画について書いてみます
フラッシュバックメモリーズ3D

オーストラリアの民族楽器、ディジュリドゥを使って
トリップさせてくれるダンスミュージックを奏でる
GOMA de DidgeridooことGOMAさんのドキュメンタリー作品

GOMAさんは、2009年に交通事故に遭遇し高次脳機能障害の症状が後遺し
MTBI(軽度外傷性脳損傷)と診断され活動を休止しました

それは、記憶の一部が消えてしまい、愛する楽器
ディジュリドゥのことさえも記憶から無くなってしまいました

しかし、GOMAさんは自分は絵描きだったのではないかと思い
しばらくは一心不乱に絵を描くことに集中していたのでした

でも、徐々にディジュリドゥの演奏について思い出し
2011年に復活していくのでした

この作品は、事故に遭う以前の素晴らしい活動経歴から復活までのドキュメントを
ライブハウスでの演奏シーンをメインにして、その後ろに直筆の日記や映像を重ね合せ
そこに3D技術をもって加工した内容となっています


GOMAさんのことは、世間に注目される前から知っていたので
今回の作品はとても興味を持っておりました
スクリーンに映し出される中で、私はそのトリップしてしまう音に
気持ちよく体をのらせながらも、映し出されるドキュメントの内容に
感動しウルウルとすることが多々ありました

3Dをかけて、ノリノリになりながら、涙している人…
それはちょっとした変態的な人間かもしれませんね
劇場内にはそんな人間が他にも居たかは定かではありません…

GOMAさんは作品内でのLIVE撮影のことを覚えていません
新しい記憶を維持することが困難になっています
命がけで這い上がってきた2回目の人生を送っているのです
“I Believed the Future.”という言葉がGOMAさんの日記から出てきます
そんな想いで日々を大切に過ごしているのでしょう

今後もGOMAさんのLIVEを楽しむ機会があればぜひ参加したいと思うと同時に
自分も日々未来を信じて生きていきたいと思うばかりです

【週末版】東京家族…

2013-01-19 21:58:48 | cinema
こんばんは、ぐっちょんです

今日は、朝からとある場所にて
最近観た映画について語ってきました
そこからその映画を観てくれる人がいれば
少しは還元できてるかなぁと思う次第です


では、今回の週末版ではこの後に観たこの映画について書いてみます
東京家族

このタイトルを見て感づく方は感づきますよね
山田洋次監督の50周年記念作品として
小津安二郎監督の作品『東京物語』に捧げる作品

東京物語のリメイク版ドラマは観たことがありますが
共通して作品から感じるものがあって
なんだかそこがいいんですよね

あえて云うならば、日本のどこにでもありそうな
ありふれた出来事を淡々と描いているのに
それぞれの出来事がそれぞれの人々にとっては
特別で愛おしいものということ
それだけで一つの作品として成立している
というのはおもしろいものです

作品内で出てくるセリフ
家族や親類に同じようなことを言う人がいるよなぁ
そこは言い過ぎだよと思っても、実際には
そういうことを言う人はいて、いてもおかしくない
むしろ言っておくべきかもしれない…
そんなセリフが満載の作品だと感じます

そんなこの作品を観ながら、シーンと同じようなことが
自分にもあって、あの時は、どんなことが起きていたかなぁ
とふと思い出しながら見ていた時もありました

それはまさしく、この作品のコピーにある
“おかしくて、かなしい。これは、あなたの物語です。”
のとおりではないでしょうか

2012年5月の東京の物語という設定で
現在の日本をあらわしたこの作品
穏やかな気持ちになりたい時に観てみてはいかがでしょうか

ガラケーはガラケーで進化する…

2013-01-18 22:31:18 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

昨夜は現在の職場において
初めて呑み会の幹事をしてきました
開催までお店の決定やドタキャンなど
紆余曲折がありましたが無事終えることができました


さて、本日の日経産業新聞から、9面の新製品欄からこの記事をピックアップ
『従来型携帯、少しずつ改良
 ガラケーファンに応える』

スマホの普及が加速する中、キャリア各社が
従来型携帯、いわゆるガラケーの販売にも注力しているという記事

私自身は、昨年にマニアックなスマホに機種変更をしましたが
それでもガラケーはある特定層には人気があるようです
それは、いわゆる中高年層だそうです
キャリア各社は従来機種に少しずつ改良を加えながら
新製品を出し続け、根強いファンの声に応えようとしているそうです

ある機種では、手に持ちやすいデザインやキーの押しやすさを特徴にしながら
ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、防水・防塵といったものは
採用しているといったもの

また、あるキャリアの冬モデルすべてにfacebookアプリを搭載しているとのこと
スマホではなくガラケー用のfacebookアプリを開発したのは業界初だそうです
ガラケーの比較的小さな画面でも楽しめるようにしているそうです

他には、災害向けの緊急速報メールや
早口の会話が聞き取りやすくなる機能なども
子供向けの安全を重視したものはもはや定番といえますね


昨年の携帯電話の総出荷台数では前年比0.8%の減少だ予測されているそうです
その中でスマホの比率は約73%を占めているそうです
とはいえ、ガラケーとしては1000万台を超えているそうです
今後の予測としても2016年度で14%程度を占める見通しがあるようで
やはりしばらく数年はガラケーの需要は根強いとみているそうです

最近では、スマホを使ってみたものの、使いにくさを感じる人はいるようで
ガラケーに戻る方も出てきているのも事実のようです
ガラケーであればスマホであれ、ユーザのニーズがあるのであれば
どちらも進化を続けながら残っていくのでしょうか

ガラバゴスというものに対して賛否両論はありますが
ユーザのニーズの本質を理解し必要とされるものを
世の中に提供するということが求められているのではないでしょうか

歩き方で人を特定できる…

2013-01-17 23:54:44 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は阪神大震災の発生から18年が経過した日
淡路島出身の私はいつも感じるものがあります
1日1日を大切に生きていかねばなりません


さて、本日の日経産業新聞から、8面の新製品欄からこの記事をピックアップ
『【海外ニューフェース】
 人によって異なる歩き方を生体認証に
 活用する技術を開発』

マーク・ニクソン教授が率いる英サウサンプトン大の研究班が
人の歩き方の違いを生体認証に活用する技術を開発したという記事

これはすでにある程度普及してきた
顔認識技術の研究成果を応用したものだそうです

顔認識から歩き方へ応用しようとした
アイデアがまず興味深いものです

計算機モデリングという手法で歩き方の特徴を示す情報を
90%以上の精度で収集できるそうです

その方法を詳しく書くと、世界初の認証用トンネルを使って
12台のカメラから獲得したデータを組み合わせて処理し
最先端のソフトウェアで個人の足取りの特徴を
デジタル加工で再現することに成功したということだそうです


では、歩き方から生体認証をすることで
どういったことに活用するのでしょうか

記事によれば、テロなどの犯罪対策や空港警備に
応用することができるそうです
実際、ロンドン警視庁が他の手法では割り出しが難しい
凶悪な路上強盗の特定に利用しているそうです
手袋で指紋を隠したり覆面で顔を隠しても
さすがに歩き方は隠せないわけです

この記事を読んできになることといえば
誤認をどれだけ避けられるかということでしょうか
確かに歩き方というのは個人によって違うと聞きますが
これが家系の遺伝的なもので似たようなものがあれば
誤認があってもおかしくないのでは…とも個人的には感じます

とはいえ、このような認証方法があったとは
予想外で興味深い記事の内容と云えます
これが世の中の安全に少しでも貢献できるのであれば
価値ある研究だと云えるのではないでしょうか