ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

来月、携帯とPHS間のMNP…

2014-09-26 23:41:04 | NewsPaper
出張先での業務、ひとまずこの週末は帰宅します
とはいえ、案件全体の進捗状況が…
週末に出発して、来週もフルで携わることになりました


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【フラッシュ】
 来月、携帯とPHS間のMNP』

携帯電話とPHSの間の番号持ち運び制度(MNP)が
10月1日に始まる
という記事

そもそも、総務省側としては、平成24年3月1日付け情報通信審議会答申において
携帯電話とPHS間の番号ポータビリティの導入に当たっては、利用者利便の向上や
より一層の競争環境の進展等の効果が見込まれることから、利用者保護が図られることを
前提として導入が適当とされました

そこから、審議が重ねられ、ようやく来月に開始される
ということになったわけです

来月以降は、「携帯からPHS」「PHSから携帯」の乗り換えでも従来の電話番号を利用できる
携帯電話とPHSの間でショートメッセージサービス(SMS)も送受信できる
といったことになります


さて、この動きから各キャリアはどうなっていくでしょうか

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの動きは
今のところはそんなになさそうです

とはいえ、ワイモバイル(イーモバイル+ウィルコム)は
すぐさまに動きを見せています

ワイモバイルとしては、携帯電話キャリアへ流れることを防止したいことから
PHS端末利用者向けキャンペーンとしては
・DIGNO T 302KCへの機種変更が一括0円
・事務手数料が無料
・スマホお試しプログラム
・PHSのメールアドレスを引き継ぎ可能
といったワイモバイルのスマホへ移行キャンペーンを打ち出しました

つまりこれは、9月に発売されたばかりの定価3万8400円の
京セラ製のスマホを機種変更にも関わらず、一括0円で
PHSから変更できるキャンペーンということです

とはいえ、PHSからスマホに機種変更することで
料金プランも変更になり、大幅な値上げになる可能性もあるわけです

といったことから、従来のPHS端末からウィルコム初のPHSスマホに
すぐに機種変更した私としてはなんだかなぁとは思いつつも
このワイモバイル生き残りのための戦略は見逃せません

今後は、PHS機能を備えたスマホ新機種が投入されていくのか
気になるところですが、この動きは注目しておきたいものです