ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

「日立クラウド」名付けの妙…

2014-09-12 23:04:46 | NewsPaper
今日はオイラの32歳の誕生日
今夜はいつもとは違って
JAZZ コンサートへ行っておりました…


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 「日立クラウド」名付けの妙
 グループ会社も仮想化』

ITサービス会社のサービス名って
コレは何をするもの??と思う方がいるかもしれません…

実際、カタカナを長々と並べた複雑怪奇な名称で
実態がわからないという指摘は少なくないそうです

という状況があるなかで、日立製作所が8月に発表した
クラウド事業の新ブランドは「日立クラウド(Hitachi Cloud)

非常にシンプルな名称ですね
日立がやっているクラウドサービス
そのまんまであり、そこから事業に対する意気込み
というのも感じる人は感じるのでしょう

記事を書いた記者曰く、クラウドの要は、ユーザがサーバ攻勢を意識せずに
システムを使うことができる「仮想化」技術であるとしています

それは、日立のシステム会社グループの組織を仮想的に
統合するといった効果があるとまで記者は書いています


という見方は、日立のグループ再編に報道があったことによって
さらに深く分析できるということがあるからかもしれません

また、日立の製品は過去にもシンプルな名称の製品が
よく導入されているというのもあります
有名なものでシステム運用系の「JP1」なんかがそうですね

ちなみに、日立クラウドの旧名称は「ハーモニウスクラウド」
“日立クラウド”で検索するとヒットしてきますが、これが
わかりやすいかどうかは人によって様々ではないでしょうか

さて、今回の「日立クラウド」は日立にとってヒットするような
名称となっていくのでしょうか
名称を検討する担当者がいて、それを承認する経営者らが決まってくるのでしょうが
はたしてその数年後の結果は如何に…??