ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

カビ予報 室内快適♪…

2014-11-05 19:27:16 | NewsPaper
昨日から見ていたVB Scriptのプログラムは
どうにか最後まで実行することができました
意外なドツボがあったりして終わるかヒヤヒヤ
しましたが、どうにか良い経験にもなりました


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『カビ予報 室内快適♪
 東京エレクトロンデバイス
 発生可能性「指数」 スマホに通知
 温度・湿度…クラウド蓄積』

東京エレクトロンデバイスがカビの発生を予報する
クラウドサービスの提供を始める
という記事

この「カビ発生予報クラウドシステム」なるものは
小売店などの施設の天井に十数㌢㍍程度の大きさのセンサーを
3ヶ所に設置し、温度や湿度、酸素などのデータを収集し
クラウド上に蓄積ししたデータを任意団体の環境生物学研究所が
考案した数式を使って計算し、利用者のスマホアプリに
「カビ指数」を通知するというもの

データは60秒ごとに更新し、いつでもスマホアプリで
気温や天候などの天気情報や部屋ごとに湿度やカビ指数を
確認できるとのこと

このカビ指数なるものは、4段階のアイコンで図示し、一目で状況がわかる
仕様になっているのだとか
設備を管理する担当者は、アプリでカビ指数を確認し
指数が悪化した際に、換気などの素早い対応が可能になる
というわけです


なるほど、ITシステムにもデバイスにも精通している東京エレクトロンデバイスらしい
ハードとシステムの組み合わせが最適だと感じるクラウドサービスではないでしょうか

このサービスの標準的な料金プランとしては
初期費用30万円程度と月々数千円の保守費用を要するとのこと
東京エレクトロンデバイスとしては、スーパーや食品工場など食品を扱う施設や
病院や公共施設などのほか、アレルギー対策として住宅やマンションなどの
需要も見込んでいるそうで、今後5年で60億円程度の売り上げを目指すそうです

なるほど、手入れをしなければカビが発生する可能性がある場所は
いくらでもあるわけで、それらを管理する担当者には十分需要があると
見込んでいるわけですね

されど、今後、個人が所有する携帯デバイスがさらに技術発展すれば
個人レベルでこういったシステムが利用されるようになっていくでしょうか
ある意味今後が楽しみなクラウドサービスだと感じる次第です


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2 コメント

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カビ予報システム? (ビッグデータ)
2014-11-05 21:29:41
住環境データから発生するカビを予報。
正にこうした予報ビジネスこそがビッグデータのビジネスモデル。関連するエコシステムとして予報データを欲する業界も!ダスキンとか^o^
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コメント頂きありがとうございます (ぐっちょん)
2014-11-06 18:53:29
記事には明確にビッグデータとは記載されてはいませんが、まさにビッグデータのビジネスモデルですね。
データを解析した後にどのようなシステムが産み出されビジネスにつながるかということですね
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