ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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彫った2次元バーコード 金属・ゴムも読み取り…

2014-09-09 23:53:33 | NewsPaper
今日はお世話になっている
コワーキングスペースの1周年記念パーティ
ここの会員になってよかったなぁ
と思いながら楽しんでおりました


さて、本日の日経産業新聞から、3面の総合欄からこの記事をピックアップ
『彫った2次元バーコード
 金属・ゴムも読み取り
 IDEC機器開発』

制御機器のIDECが工業製品に掘り込んだ
2次元バーコードを正確に読み取る機器を開発したという記事

そもそも2次元バーコード、いわゆるQRコードで
紙ではなく彫り込んだタイプがあるというのも初めて知りました
さぞ、それの読み取りというのは通常の読み取りとは違うのでしょう

今回開発された機器というのが、発光ダイオード(LED)の配置を工夫して
バーコードに照射する光の方向を製品ごとに変え、製品ごとに異なる
光の反射のパターンを読み込むというもの

そもそもは、金属やゴムに直接印字したバーコードというのは
読み取りづらい問題があったそうで、今回の機器を開発したことで
手術用のメスや自動車のタイヤなど幅広い製品で使えるようになったそうです

仕様としては、最小1㍉角のバーコードに1000~2000字程度の情報を
記録し読み取ることができるそうです


さて、この技術がどのように社会に貢献するかと見てみると…

医療器具などは看護師らが使用頻度を数える必要があり
バーコードで管理すれば、正確に使用の履歴などを管理できるそうです

タイヤのバーコードを読み取れば、どこの工場でいつ生産した製品なのか
などを販売業者が把握できる仕組みも用意できるそうです


なるほど、バーコードのシールだけだと、剥がれる可能性があるわけで
掘り込むことができれば便利で、それらのリーダライタがあれば
大変に役立つというわけですね
これは、3Dプリンタ等にも活用や貢献できそうな機器だと感じます

機器単価は30万~40万円になる見込みとのこと
メーカーがこぞって購入していくのでしょうか
結果的に消費者へ貢献できそうな機器、楽しみにしたいと思います


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