ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

学校へのタブレット導入 問題点や解決策の共有を…

2013-10-31 23:56:18 | NewsPaper
ここのところ、このブログへのアクセスが
少しずつではありますが、伸びつつあります
特にどこかでアピールしたわけでないのですが
継続は力なりとは思っておきたいです


さて、本日の日経産業新聞から5面のデジタル・サービスからこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 学校へのタブレット導入
 問題点や解決策の共有を』

学校へのタブレット導入の機運が
高まっているそうです

国としては、2020年までに一人一台の導入計画を打ち出し
自治体やIT企業などは本格導入に向けた実証実験に取り組む
とのこと
これを1兆円規模の新市場の出現だと興奮する声も
あるのだそうです

これは、PCより導入費用を抑えることができて
より授業にフレンドリーなものと捉えたのでしょうか
また、企業側としては少子化と云えどビジネスチャンスだと
捉えているということでしょうか

記事では、実際に導入した首都圏の小学校での
タブレットを使った授業の実証実験の際の声が掲載されています

“教室で30台のタブレットを一度に充電したら
 配線から火が出た”
“子供が一斉に操作すると動きが遅くなり
 じれて画面を連打したらサーバが落ちた”

これは、あきれてしまうほどの笑い話ではありますが
学校現場では現実がこれで深刻なことなんですよね

また、“天井の蛍光灯が画面に反射するのを防ごうと覆いかぶさり
子どもの姿勢が悪くなった”とまで云われたそうで
身も蓋もないことまでとは…

子供にとっては魅力的なハードではあり
教諭にとっては授業への強力なサポートにもなる可能性があるわけで
導入時や運用時にいかに企業や自治体のサポートが必要であるかと感じる次第です
常駐の幅広いサポートの方がいればいいのですが
現実はそんなようにうまくはいかないものでしょう


実は、タブレット導入の前には近いモノがありました
電子黒板というものです
これも教諭側としては強力なサポートにもなる可能性があったわけですが
これは現実としては使いこなせないまま教室の片隅で眠らせているケースが
少なくないそうで、残念な限りです
これだと、タブレットが同じような結果となり二の舞になりかねないわけです

導入校の現場で明らかになりつつある様々な問題、その解決策について
共有できる場所があれば、また違ってくるのでしょうか
それは、よくある学校間の研修の題材の範囲ではなく
学校間のオンラインコミュニティを設け活用するなど
タブレット導入の成果らしいものができれば
また違ってくるのではないでしょうか

「ググレカス」の限界…

2013-10-30 22:18:29 | NewsPaper
今日は早ければ2時間強で終わる出張先案件が
待機時間やトラブル調査結果確認待ちで
一日出張先にいることに…
なんだかなぁと感じる次第ではあります


さて、本日の日経産業新聞から5面のデジタル・サービスからこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 「ググレカス」の限界
 日本のネット、寛容さも必要』

「ググレカス」、ネットを上手に活用している友人に
無知な友人が質問している際に飛ばされている言葉
としてよく見かけるものです

そもそもは、古代ローマの思想家で…
っていうネタ
まであるとはビックリしましたが…

って、本題に戻ると、記事では、韓国人に云わせれば
たいていのことはネットで聞けばだれかが教えてくれる
知っているのならおしえてあげればいいとのこと

現実問題として、どうしても調べてもわからないことを
その有識者らしき人に尋ねるというのが本来の作法のようなもの
でも、調べるのが面倒だったりすぐに答えを知りたかったりする
時があるのが人間という考え方もある
その時の調べ方の一つとしてネットがあるというのはもちろんだが…

この善しあしはあるにせよ、韓国にはその親切に教えてあげる寛容さがあるようです
それは儒教の教えが根底にあるからなのでしょうか

とはいえ、日本にもおもてなしという文化があるわけではある
(流行語のようにこの言葉を使うのは好きではありませんが…)


韓国内では、親切に教えてあげる寛容さがあるネットのサービスが人気があり
そのサービスのユーザーが人気を支えているようです
米国のネット企業発のサービスが歯が立たない状態もあるようです

では、日本の場合は、おもてなしを根底に大切にした
サービスが人気になりユーザーにも支えてもらえる土壌が
あるということでしょうか
そういったことから、いつかはググレカスというような
言葉が行き交うようなネット文化もなくなるということでしょうか
韓国での事情を基にした「ググレカス」という言葉への提案という
内容の記事、あえてこの新聞で取り上げるということに
関心を抱いてしまう記事の内容でありました

リケジョが走る 論理と人脈 人動かす…

2013-10-29 23:36:02 | NewsPaper
今夜にかけて雨が降っていたのですね
私はどちらかといえば晴れ男な方で
今日も濡れることなく帰宅することができました


さて、本日の日経産業新聞から1面からこの記事をピックアップ
『【リケジョが走る】
 論理と人脈 人動かす』

このところ楽しみにしていた理系女子、リケジョの連載記事
ひとまず今回までにて

今回は、現在はエグゼクティブな立場にいる
リケジョについて紹介されています

そこで注目されているのは論理的思考
会社の事業の方針について
論理的に社員に説明する方というのは
その方を味方とする社員も多いのではないでしょうか

『なぜ』を追求、解決策を導きだす
その論理力こそが人を動かす重要な要素
と書かれており、最もだと感心する次第です


また、ビジネスを動かすには専門知識はもちろんであるが
人を動かすことだと、そのためには人脈力が必要だと
書かれています

組織を超えちょっとした集まりにも顔を出すよう心がけ
じんみゃくを形成し、コミュニケーションを取りやすい
社内環境づくりを進めているのがエグゼクティブであると
その努力の蓄積がビジネスを進める潤滑油であるというのは
これぞ、と感じる次第です


今回の記事では、最終的に文系理系、男女関係なく
仕事をする上で大切なことが書かれています
こういったことについて本質的なことを抑えている
リケジョというのが会社を引っ張っていく存在になるのでしょう
私自身が会社の中でいかなる立場になるにせよ
視野を広くして論理的に動けるようになりたいと
改めて感じる次第であります

進化する大学図書館 東工大…

2013-10-28 23:26:10 | NewsPaper
今日もリケジョの記事で書こうかと思っていたら
今日はお休みということで、やはり月曜日といえば
この記事を取り上げます


さて、本日の日経産業新聞から7面の大学欄からこの記事をピックアップ
『【進化する大学図書館】
 東工大 「学生の書斎」めざし設計』

私も工業大学の出身でありますので
今回はいよいよキたなぁというのが本音
楽しみに拝読させて頂きました

この東京工業大学の図書館が開館したのは2011年
V字型の柱が建物を支える斬新な設計とのこと
地上3階、地下2階からなり、地上部分に学習室と事務室
地下に図書館機能を備えているとのこと

とはいえ、地上からの光を採り込む採光型で
屋上には最大30㌔㍗の出力が可能な太陽光発電パネルも設置


なお、図書館機能を地下にした理由としては
保存に適した地下に集約するためとのこと
稼働式の集密書架を多用して65万もの蔵書を収納しているとのこと
これはさすがは理工系総合大学としての東工大ともいえる
知恵と力を結集したといったところでしょうか


東工大としては、4年生が研究室に所属し専用デスクを持つが
3年生まではそんな拠点となる場所がない分、図書館を
そんな居場所として提供したといったことがあるようです

こういった考え方、図書館を利用してもらうための
マーケティングのようなものは興味深いものです

また、常に最新の情報を追いかける必要があるため
電子図書館機能も強化しているとのこと
電子ジャーナルなどの電子資料は昨年度は240万件
1日当たりでは8000~9000件も活用されているとのこと
これはさすがは理工系総合大学といったものです

とはいえ、そこが充実し過ぎると建物として図書館機能を
利用する必然性がなくなってしまう可能性もあります
図書館側としても、人と直接対面してコミュニケーションをとり
リラックスできるようなサービス・環境を整える施策を検討したいそうです

これは技術系の最先端をひた走る途中経過でしょうか
ある意味世の中の縮図の一部のようにも感じます
デジタルが浸透する中での人間のアナログなコミュニケーションが
活性化するような大学の図書館がもっと浸透すれば
そこからよりよい研究の成果が産まれてくるのでしょう
工業大学出身者としても楽しみにしております

【週末版】おしゃべりは、朝ごはんのあとで。…

2013-10-27 22:26:22 | I thinkなetc.
今日はなんだかあっという間に過ぎていった
一日のようでもありました

朝に髪を切ってスッキリして、ランチに
職場近くの気になるカフェで少しゆっくりして
昼過ぎから夕方はちょいとした取材を受けまして…
そして現在はこのブログを書いているということで


というわけで、今回の週末版は
このマンガ作品を取り上げます
『おしゃべりは、朝ごはんのあとで。』

またまた気になっていたグルメマンガです

作品の内容としては、かけ出しの漫画家さんである
秀良子さんがご自身の自腹で気になるお店の
朝食をめぐるという作品

朝食モノといえば、『いつかティファニーで朝食を』がありますが
これは漫画家さん自身が登場して自腹で体験したものを掲載している
というのがおもしろいものなのです

しかも自腹で、京都、沖縄、千葉といったところから
パリにまで行っているのは気合いが入っているとも感じます
(最後は認められてハワイに行くのは予算を出してくれたようです)

というわけで、半分は観光も含めているので
朝食だけでないその各地の魅力を伝えている
のはおもしろいものです


何より、この作品の魅力としてはこの漫画家さんの魅力でしょうか
自らを謎のダメ人間の風貌という形で描き
だからこそ朝食を思い切り楽しみたいというのが
乙なモノに描かれています


ちなみに、このコミックの初版本限定で電子書籍(PDF)をプレゼント
ということで即完したようで、私が週末に書店に訪れた際には
店頭に並んでいなくてビックリしましたが、翌週には
無事に初版本を手に入れることができました
ちょいと注目の漫画家さんらしいので、次回の作品を楽しみにしたいと思います

【週末版】東京シャッターガール…

2013-10-26 22:05:29 | cinema
観たはいいが、ここに書くのが追いついていない
映画作品がいくらかありまして
気づけば、この作品は昨日まで公開の作品
となってしまいました


東京シャッターガール

独特のタッチが印象的なコミック
「東京シャッターガール」の映画化作品

コミックでは、都内の高校の写真部にいる
いわゆるカメラ女子を描いた作品ですが
映画では3本の監督の異なる短編・ショートショートを集めた
オムニバス作品となっております

ケータイ・スマホのカメラが浸透している中で
クラシックカメラを持ちどんな写真を撮るか
ソコに対して、写真を撮るということが
どういったことなのかということを3人の主人公の
女子高生が見つめるというもの

写真に収めるということは、そのものを殺すことなのか
生かすことになっていくのか、一瞬のきらめきを残す
ということについて再考させてくれるものです

東京都内にある風景の中に佇む女子高生を
それぞれの監督なりの綺麗な情景描写が描かれているのが
とても印象的な作品でありました


レイトショーだけにしておくのはもったいない作品
DVDなどでお見かけする機会がありましたら
美しい映像を堪能したいかたはぜひにオススメさせて頂きます

リケジョが走る 数字で開く私の未来…

2013-10-25 22:39:36 | NewsPaper
今日は嵐の予感がアリアリだったのですが…
おおいにアリなモノと、転じたモノがあったりと
イイ意味で予測不可能な1日でありました


さて、本日の日経産業新聞から1面からこの記事をピックアップ
『【リケジョが走る】
 数字で開く私の未来』

昨日に続いて、リケジョの記事
今回はまさしくリケジョ!?な数字を扱う
女性に関する記事

活躍されているリケジョが3名掲載されているのですが
特に関心をもったのが理系の職に転職した女性の話

高校時代には、文系から理系に進路を変更する理転や
理系から文系に進路を変更する文転といったものが
私の周りの女子にもいました

それらは社会人になって以降も可能であると
改めて認識した次第です

その女性はもとともは関西の大学で語学を学び
電機メーカーに就職、販売管理を担当という流れ
たしかにこれは文系女性にはありそうな流れ…

そこで、スキルを身に付け直接製品開発や顧客の問題解決につなげたい
ということから理系の世界に飛び込んだそうです

そこから、理系の世界はカタカナが多いから、英語の勉強したほうが
頭に入りやすいのではと考え、イリノイ大学で3年間コンピュータサイエンスを学ぶという流れ

この発想はスゴいものだと感じますが、でもそういうことでないと
理系の世界に飛び込んでも通用しないと考えたのはさすがです

その後は日本マイクロソフトに入社し、情報システムのサポート業務に就き
膨大な書類や複雑なプログラミング言語に囲まれながら、毎日ワクワクしながら
仕事をしているとのこと


リケジョという道を自ら選んで、自らの未来を開くということ
これは自発的な強い意志をもって実行していかなければならない
ということになるのではないでしょうか
こういった活躍している方は男女問わず注目すべき方といえるのではないでしょうか

リケジョが走る 好奇心×個性=輝き…

2013-10-24 22:50:04 | NewsPaper
職場の嵐、まずは目の前にあり
といった今日でしたが、明日というか
来週以降は本格的になりそうです…


さて、本日の日経産業新聞から1面からこの記事をピックアップ
『【リケジョが走る】
 好奇心×個性=輝き
 ものづくりの担い手 存在感
 大学生の10人に1人 将来より今に全力』

少子高齢化が進むなか日本のものづくりの担い手として
期待が集まるのが理系女子、いわゆるリケジョ

理系男子とは比べれば比率は少ないわけですが
その数は着実に増加し、企業や社会での活躍の場も
広がりつつあるようです

たしかに私の高校・大学生時代を思い出せば
理系全体の中では10%程度は女子がいましたが
文系含めた全体では圧倒的に数が少ないというのが
現実ではありました

記事内では、大学生・会社員のリケジョを数人紹介しています
そのどなたにおいても云えることが、それぞれに個性的で
好奇心が旺盛で、自分の人生に自信を持ち、目の前の課題に
全力投球して道を切り開く意思が強いということ
つまり、決して手抜きをしない女性たちであるこということです

たしかにこれは、私が遭遇してきたリケジョの方々に共通していて
しっかりした女性であるというのは十分に感じておりました


また、19面へと記事が続いており、そこにはリケジョの立役者
と呼ばれる小沼瞳さんへのインタビュー記事が掲載されています

高校生の頃に所属していた数理科学同好会での発見が
米国の専門誌に掲載され、女子高生リケジョの快挙
として大きく取り上げられたそうです

って、これだけで普通の女子高生じゃないって思いますよね
でも、理系だからといって数学や物理は得意ではないそうです
生物などの理学系の勉強が楽しくできることから
現在の進路に進んだそうです


今回の記事全体を通して改めて感じるのは、リケジョの進む分野は
それぞれのリケジョの得意分野や好きな分野によって多く存在するといったこと
それがまさしく好奇心×個性の導き出した一つの進路といえるでしょうか
そこはむしろ理系や文系の壁などはないのかもしれません
もちろん、男性や女性と云ったものも関係ないのでしょう
改めて自分が理系を選んできたことを振り返ることができる記事でありました

冒険する精神、日本にも…

2013-10-23 23:18:13 | NewsPaper
ぼちぼちと職場にも嵐の予感…
コレ、本気でやるの!?ってことを
分担されるのかも!?


さて、本日の日経産業新聞から3面のデジタル総合欄からこの記事をピックアップ
『【新風Silicon Valley】
 冒険する精神、日本にも
 林 信行 ITジャーナリスト/コンサルタント』

ITジャーナリストとして有名な林信行さんによる
ベンチャーについてのコラム

もともとベンチャーという言葉には
「冒険的企て」という意味があるとのこと

シリコンバレーではまさにこのベンチャーを
やりやすい環境に恵まれているとのこと

でも、日本ではまだまだ…のことも
シリコンバレーに比べれば多いのが事実

冒険するかのようなベンチャービジネスは
どれだけ多くの規制を飛び越えていかなければいけないか
どれだけ多くの非難を浴びるかを先に考え諦めてしまう
ということも多いようで

とはいえ、そこを乗り越えたものだけが
その人にとっての成功を掴むといったところでしょうか


では、日本人には本来はそんなことはなかっただろうか
と林さんはおっしゃっています
戦後の焼け野原から事業を始めた人が
現在の大企業になっているわけです
それらはあくまで元々はベンチャー企業だったわけで
まさに冒険する精神を持っていたわけです

さて、現在では日本のどこにそんな冒険する精神を持っている人がいるのか
林さんは、福岡にこれに近い気質をよく目にする印象があるそうです
「とりあえずやってみる」文化が色濃く残っているとのこと

ふと振り返ってみれば、私が今の会社に入社した当時の社長は九州出身で
ご自身の好きな(!?)分野で事業部を独立子会社にあげました
現在の職場にも何人かは九州出身者がいて、声を上げる人
といった印象が無きにしも非ず
日本版SXSWとして立ち上げた明星和楽も福岡ですね

記事の最後に福岡がベンチャーの有力候補地であるかもしれない
というかたちでしめるというのは予想外の展開ではありますが
十分に把握しておきたい土地柄であることを改めて認識した次第です

寺田倉庫の保管サービス SNSで利用者交流…

2013-10-22 22:11:38 | NewsPaper
昨日今日と業務は落ち着いてはいるのですが…
ぼちぼちと大変になってくるのではと予感
と、その前に今回の台風はいかに…??


さて、本日の日経産業新聞から15面の住建・サービス欄からこの記事をピックアップ
『寺田倉庫の保管サービス
 ネット活用し顧客層拡大
 SNSで利用者交流 オークションと連動』

トランクルーム運営の寺田倉庫がインターネットを使った
保管サービスに磨きをかけている
という記事

一つは9月に立ち上げたSNSサイト「minikura fun!

もともとは、エンドユーザが所有物を預ける際にダンボールを専門スタッフが開封し
アイテムごとに写真を撮ってデータを入力してから最適な環境で保管
WEB上で預けたものの管理ができるサービスを月額200円で始めたもの

これは、エンドユーザが預けるという行為に対して
安心を提供するということを見える化し徹底したサービス
といえるでしょうか

このサービスに対して、「預けたもの」をほかのエンドユーザに公開し
そのエピソードやコメントを書き込むことができ、「モノ」をきっかけとした
エンドユーザ同士のコミュニケーションや、情報交換、共有ができるようになったというもの

個人利用の倉庫サービスというあくまで各々の個人だけの
閉じられた空間のサービスをオープンにするというのは
ありそうでなかった画期的でおもしろいサービスだと感じます

これはサービスが多くの人に利用されれば
「もの」を通した人と人との交流が行われるというのは
各々が自身の「もの」を持っているということに対して自信がつくようにも感じます

またこのSNSには値付け機能があるとのこと
閲覧者が買いたい価格を付け、持ち主は一種の「市場」評価が
わかるのだそうです
この機能はヤフーと組んで「ヤフオク!」とも連動しているとのこと
これはオークション代行機能とも云える機能で、利用者増加も狙っていそうです


この記事を見て、改めて感じたのは倉庫サービスというのは
ただ単に預けるというサービスだけでは他社との差別化が大変であること
他社とは違ったサービスをつくり、そこをエンドユーザに知ってもらって
自社のシェアを拡大するには、いかにエンドユーザが使いたいサービスであり
エンドユーザが使って満足感を得ることができる価値あるサービスであるかということ
その裏には倉庫スペースを有効活用してお金を産み出すサービスにするということ

倉庫というものに対して改めてその利用価値を考えさせてくれる記事でありました

進化する大学図書館 神田外語大…

2013-10-21 22:14:32 | NewsPaper
今日は雨も上がってスッキリとした天気
でも、また週末にかけての台風が…
今度はどれくらいの影響が出るのでしょうか


さて、本日の日経産業新聞から7面の大学欄からこの記事をピックアップ
『【進化する大学図書館】
 神田外語大 壁なくして見通しよく』

月曜日の恒例になってきたでしょうか
今回紹介する大学図書館は
幕張新都心にある神田外語大学の図書館

キャンパス一帯に敷き詰められた輝く芝生の一角に
ガラスを多用し流線型のフォルムを持つ近代的な建物
として図書館があるそうです

1階に図書館、2階に多言語自立学習スペース、3階にはカフェ
といった複合施設になっているとのこと

図書館内は壁がなく、全体を見通せる仕様
カラフルな家具でゾーン分けされており
美しく整然とした空間となっているとのこと

語学を学ぶにはこれだけ開放的な空間から
オープンマインドを興していくというのも
大切といったところでしょうか

また多言語自立学習スペース「MULC」には
教員が海外で購入した図書やDVDなどの資料8000点を備え
様々な国を代表する建築物が再現され、飲食も可能とし
自由で活発な語学学習ができるようになっているとのこと

まさに語学大学のための図書館といったところでしょうか
開放感のある空間で海外の文化を疑似体験しながら
学びに触れることができるというのは羨ましいものです

また、語学大学であるからこそ、日本語文章力の向上支援にも注力し
学生を巻き込んだレビューコンテストなどのイベントの開催といったことも
取り組んでいるというのは興味深いものです

残念ながら一般公開はされていないとのこと
これは一度は訪れてみたい図書館ではあるのに残念…
とはいえ、ここからどれだけの教養ある学生を
世に送り出すことができるのか頼もしいものです

【週末版】男子高校生の日常…

2013-10-20 22:51:25 | cinema
今日は雨の中なのに
朝から動き続けていて
あっという間に一日が終わっていくという感じ
充実してると感じているから十分アリです


さて、今回の週末版では、先週末から公開で
観ていたこの作品を取り上げます
男子高校生の日常

原作コミックが書店に並んでいる頃から
気になっていた作品ではあります

私自身は共学高校出身だったので
男子高校ならどんなものだろうなぁ
アホなことばっかりやってたろうなぁって思うもので

もちろん、共学高校でもアホばっかやってましたよ
特にお昼休みの食堂でバカ騒ぎをよくやってました
まぁ、周りはその上をいくらでもいくバカがいましたが…


さて、この作品のストーリーとしては
男子高校が隣の女子高校と共同で文化祭をやることになる
というもの

普段は女子高生と接する機会がない男子高校に
女子高生がやってくるとなれば、それは相当な話題のものに…
女子にビビる男子や、女子の前で勘違いしたカッコつけの男子がいたり
その勘違いのバカっぷりをひたすら貫いた作品になっています

作品としても盛り上がりもあるのですが
それも残念なオチがやってはくるわけですが…

ホントに男子高校生のバカ一直線の日常を描いた作品で
難しい事一切考えないで楽しめばいい作品ではないでしょうか

【週末版】陽だまりの彼女…

2013-10-19 23:59:00 | cinema
今夜は中学の友人のレコ発企画イベントLIVE で立川へと
お客さんを取り囲んで13人のギタリストが爪弾く
静寂なギターの調べによるアンサンブルに酔いしれた一夜でした


さて、今回の週末版では、先週末から公開で
観ていたこの作品を取り上げます
陽だまりの彼女

元々は越谷オサムさんの小説
この小説の表紙からして気になっていました
あとは友人が素敵な書評を書いていて
さらに気になっていた時に今回の映画化

女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1
なんていうキャッチコピーがあればなおさらで


中学生の時に出会い、そのまま離れ離れになり
10年後に再び出会い、付き合い、結婚する
でも、彼女には秘密があって長く続くことができてなくて…

たしかに女子が男子に読んでほしいというのもわかります
松本潤に上野樹里という配役に
『ソラニン』や『僕等がいた』の三木孝浩監督
山下達郎による主題歌、ビーチボーイズ「素敵じゃないか」がテーマソング
それはそれは素敵な作品に仕上がっております


さてさて、この彼女が抱えている秘密というもの…
これはまさしくファンタジーテイストになっております
とはいえ、先日に書いた『ムード・インディゴ うたかたの日々』
に描かれるようなファンタジーとは違うものです
日本人が見て違和感を感じさせないようにしている
素敵なファンタジーテイストになっていて
作品の質を高めるものになっているといえるかもしれません


こんな素敵な恋愛経験があったらいいですよね
観客を素敵な気分にさせてくれる気持ちのいい作品ではないでしょうか

ウシの発情、クラウドで検知…

2013-10-18 23:52:55 | NewsPaper
自らのタスクをしながら、新メンバーに
教えていくというのも大変なものです
しかし相手は十分な経験のある方ですので
最初をしっかり教えることができれば…


さて、本日の日経産業新聞から5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【フラッシュ】
 ウシの発情、クラウドで検知』

富士通が家畜のウシの発情を検知して
繁殖の効率化につなげるクラウドサービス
「牛歩SaaS」を2014年3月期中に欧州と豪州で販売する
という記事

農家だった私の実家も、以前はウシを飼っておりました
そういったことからこの記事には関心を持ちました

このサービスがどういったものかといえば
発情時に歩数が増えるウシの特性に着目し
ウシに着けた歩数計から歩数情報を
クラウドに蓄積し管理するというもの

富士通は、様々なものにIPアドレスを備えた機器を着け
そこから得たデータをクラウドで管理するというサービスを
やっておりますが、まさかこうった特性からデータを管理する
サービスまでやっていたとは驚きです

現時点では、国内では北海道や九州など国内14カ所で利用されているとのこと
発情を検知することで、受胎するまでの平均受精回数を通常の2~4割減らせた
牧場もあるそうで一定の効果が出ているようです

今後は、トルコとポーランドで実証実験を始めるとのこと
データセンター自体はシンガポールの拠点を活用するとのこと
まさしくクラウド利用でのサービスといったところです

さて、富士通は次はどんなものの特性から得られたデータを管理する
サービスを世の中に提供するのでしょうか、今後も注目ですね

「線路は生き物」安全伝承…

2013-10-17 23:31:55 | NewsPaper
細々したタスクを多く抱えているのですが
新メンバーに協力頂ければ、実は減らすことができるんだ
と改めて気づく次第です


さて、本日の日経産業新聞から19面の経営・人事欄からこの記事をピックアップ
『【シニアが担う】
 「線路は生き物」安全伝承
 京阪電鉄
 65歳定年 ノウハウ丁寧に』

京阪電鉄、大阪に住んでいたころは沿線でしたので
大いにお世話になっておりました

そんな京阪電気鉄道が4月から全国の鉄道会社に先駆けて
定年延長に踏み切ったそうです

法改正にて雇用義務が65歳へ延びるのは2025年
そこれまでに従来の60歳から3年ごとに定年を
1年ずつ引き上げていくとのこと

さて、これまでの企業の再雇用制度では
社員が再雇用を希望しても、本人が望むような
業務に再び就くというのもなかなか大変のようです

しかし、京阪電鉄では、定年を延ばしても
業務内容を原則変えずに従前の仕事を続けてもらう
といったようにするようです

記事では保線の仕事に携わってきた方の例が掲載されています
電車を安全に運行するうえでは、保線は大事な業務
定年まで勤め上げれば十分なノウハウを持っています
それらを若手に伝承していくことは十分に価値あることです

いわゆる団塊の世代の一斉退職が始まった2007年問題
それが今の十分に継続されているということでしょうか
また、JR北海道の線路の維持・補修に関する問題もありました

そういったことがあれば、なおさら鉄道会社は
真剣に取り組まねばならない課題といえるでしょうか

今回はあくまで鉄道会社の事例でしたが
多くのエンジニアを抱える業界・企業のこういった話題は
おさえておきたいものです