ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

富士通、ARで工場点検効率化…

2013-06-28 23:20:56 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

6月最終営業日は
これでもかと多くの案件を対応し
やりきった感満載の1日でありました


さて、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【IT×経営 フロンティア】
 富士通、ARで工場点検効率化
 「ヒヤリハット」6割減る』

富士通沼津工場がAR技術を活用して
設備の点検作業を進めているという記事

設備に貼られたQRコードにタブレットをかざして
引き継ぎ事項などの状況が空中に浮かび上がる
といったもの

昨年、ここでトヨタケーラムでの
同様の事例の記事を取り上げたことがあります

あの記事以降も他社への導入やその推進が
行われているようですね

導入した結果としては、作業時間が大幅に短縮され
申し送り事項を忘れることもなくなったそうです

1時間も作業時間が減り、トラブルからの復旧時間が
1/6にも短縮し、いわゆる「ヒヤリハット」も6割減ったそうです
これは効果が出始めている証拠といえるでしょうか

AR導入の成果で生まれたじかんは外注している工場営繕の内製化に使ってもらい
点検時のデータを活用して予防保守にも生かしていくそうです

これには他業種の会社も関心を寄せているようです
そこから実践するかどうか費用対効果をみて検討しているのでしょう
今後はこの工場でさらにノウハウを蓄積し、他の向上にも展開していきたいとのこと

ARがさらに注目される時代になっていくのでしょうか
自分の生活や仕事の身の回りに気付けばARがある…
そんな日々がやってくるのでしょうか、楽しみにしたいものです