ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

MITのチャペル 瞑想、広い視野を期待…

2013-06-07 23:55:54 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

例の案件はどうにか終えることができました
なんだかんだありながらも、スキルと知識が身についたかなと
これを次につながるものにしていきたいです


さて、本日の日経産業新聞から、10面の先端技術欄からこの記事をピックアップ
『【Techno Online】
 MITのチャペル
 瞑想、広い視野を期待』

MITことマサチューセッツ工科大学といえば
科学・技術の先端と云われているところです
その中には円筒形の煉瓦で造られたチャペルがあるそうです

理工系の大学にチャペルなるもの…
日本人からしてみれば不思議な感覚
にもなるものでしょうか

このチャペル設立の目的としては
人種・宗教・専門などの相違を一切区別せず
誰でもがこのチャペルでじっと自分の思いを深めることで
瞑想し精神世界に没入してほしいということがあるそうです

自身の専門分野に傾倒するあまりに
視野が狭まらないようにするために
瞑想して深い精神世界に触れ
より広い視野を持つことが
よりよい研究成果につながっていく
ということでしょうか

私の知り合いのなかに1日のうちに
瞑想の時間を持つようにしている方がいます
最初は正直言えば、ピンとこなかったのですが
この記事をみてなんとなくわかるような気にもなりました
その方曰く、瞑想の向こう側に
なにかが見えてきそうとのことでした


記事では、そこから先日のボストンマラソンでの
テロ事件について書かれています
逃げた容疑者はMITのキャンパスの中で
警官を射殺したことがあったそうです
米国社会にいる中で陥った憎悪を抱えた
容疑者らが自分たちの思いを客観視する機会は
なかったのかと危惧しています
チャペル設立者の意図が伝わる接点はなかったのかと…


なんとも日経産業新聞らしくないような記事でありそうな
らしいともいえるような記事の内容
なんだかなぁ…と思いながらも深く読み入ることができる記事でありました