ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

地図オタクの本領発揮…

2013-06-20 23:37:15 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今朝は通勤電車の路線で人身事故が発生して
なかなか自宅の最寄駅から出発できなかった
ことに驚愕しておりました


さて、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【異才の横顔】
 オークニー社長 森 亮氏
 地図オタクの本領発揮
 位置情報システムに革新』

つい先日、某雑誌の記事にて
“「社交性のあるオタク」になれ”
なるものを読み、この見出しを見て
オッと思ったのでした

この森氏は地図の製作・販売会社に入社し地図ビジネスの基礎を学び
地図関連の外資系IT会社に転職し営業マーケティング部門の責任者になりました

しかし、911以降、日本法人は閉鎖され、愛する地図で家族を養うために
39歳にてこのオークニーを起業されたとのこと

当時はグーグルマップはまだなかった時代
そんな時に「地図情報を生かして革新的なビジネスをやる」
といってもそんな簡単にはビジネスモデルは確立できませんよね、大抵は

とはいえ、Web系企業からは地図サービスは必須だったようで
そのニーズを基に位置情報に特化したシステム構築の仕事を増やしていき
国の研究機関などに顧客が広がっていったそうです

現在は顧客の位置情報を地図上に示し、営業やマーケティングに生かす
といったものが主力サービスになっているそうです

自称「地図オタク」の森氏だからこそ、他社より先陣を切って
ビジネスを展開していくということ
そんな方こそが実は革新的なものを世の中に展開できるのかもしれません
オタクな知識を実用的に極めれば、いつ世の中にか必要とされるものを
提供できるのかもしれないことを教えてくれる記事でありました