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サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

ワールドカップが終わった(Facebookまとめ)

2018年07月18日 | サッカー

ワールドカップが終わった。
何かしら書き込もうと思ったのですが、W杯に関してFacebookに書き込んだものを、シェアしたものを含めて時間軸でまとめておきます。その時の気分で書き込んだり書き込まなかったりです。ロシアに行ったわけではありません。

 
6月16日
サッカー W杯、イランvsモロッコ面白かった〜。
スペイン、ポルトガルと同組で、グループリーグ突破に可能性を残すためにはほぼ勝つしかない両チーム。初戦とは思えない激しい試合だった。最後はオウンゴールで
イランの勝利。ひょっとしてひょっとするとイランのグループリーグ突破もあるかも。
当初この試合はスルーしようかと思ったけど観てよかった。両監督の采配も面白かったし。
スペイン対ポルトガル戦はいろいろと用件があって日曜日に録画視聴。そこまで情報をシャットアウト出来るか?
無理だろうなあ。


6月19日
ワールドカップも現時点で14試合を消化。熱戦、面白い試合が多いですがやはり気候が大きく影響しているのでしょうか。
全部観れたわけではありませんが印象に残っている試合は3試合。
イランvsモロッコは、魂揺さぶられる系。ポルトガルvsスペインは、高い技術に酔いしれる系。ドイツvsメキシコは、分析の末のアップセットを目撃してしまった系。
そして日本vsコロンビアはどういう試合になるでしょうか。
代表に関しては思うことが多々ありますが、コロンビア戦は福島県南相馬市 道の駅南相馬のパブリックビューイングで観ることにしました。映画MARCHの上映もありますし。当日参加も大歓迎のようです。
南相馬市(小高区)は日本代表シェフ西さんの生まれ故郷。代表選手たちは試合前日の鰻丼や脂身の少ないハンバーグで、エネルギー源となるご飯を美味しく食したことでしょう。
兎にも角にも気持ちの伝わる試合を観せてほしい。


6月22日
アルゼンチンが0-3でクロアチアに敗れグループリーグ敗退の危機。
それにしても目の離せない試合だった。クロアチアはカリニッチが強制帰国させられ結束力が高まったということもあるのか、よく走るし統制された守備も素晴らしかった。モドリッチのシュートは正に目の覚めるようなシュート。守備に攻撃に、モドリッチ半端ない! ラキティッチも。
アルゼンチンのグループリーグ突破の条件は複雑になってきたが、ナイジェリアがアイスランドに勝ってもらうことが近道。しかしアイスランドのファイティングスピリットは凄まじい。いったいどうなってしまうのか?
クロアチアは順当にいけば準々決勝でスペインかポルトガルと対戦?今から楽しみだ。それともイランがポルトガルに勝ってポルトガルもグループリーグ敗退ということがあり得るのか?

6月24日
ワールドカップを全試合観るのは難しいので、生中継で集中して観る、生でながら見、録画で観る、全く見ないの4パターンに分けているけれど、前回チャンピオンが敗退してしまうかもしれないドイツ戦は当然集中して生中継視聴。
そのドイツは、鼻血は止まらない、先制される、ポストに嫌われる、退場者は出るという悪循環だったが、アディショナルタイムのラストプレーでクロースの逆転弾。
アンビリーバボ!
スウェーデンは数的優位を活かせなかったのが敗因か。

この結果、2勝したメキシコのグループリーグ敗退の可能性まで出てきてしまった。韓国も数字上は可能性が残った。
どうなってしまうのか、死のグループF。


6月25日
サッカー日本代表vsセネガル、ミスもあったものの気持ちの伝わってくるいい試合だった。運動量がさほど落ちないことも素晴らしかった。コンディショニングもうまくいっているのだろう。
それにしても乾のゴールはまさにワールドクラス。
直後に行われたコロンビアvsポーランドは、3-0でコロンビアの勝利。11人のコロンビアに勝つのは難しかっただろうなと思わされた試合でもあった。
グループリーグ敗退の決まったポーランド、いったいどういうモチベーションで最終戦に臨んでくるのかよくわからないが、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定する。
そのポーランド戦まで中3日、疲労のたまった選手の先発メンバー入れ替えを是非考えてほしい。
3戦目までは何とかもつかもしれないが、中3日ないしは中4日でむかえる決勝トーナメントではベストパフォーマンスを発揮できなくなってしまう。先のことを考えると足元をすくわれる危険性もあるが、コンディションを先まで考えた選手選考をしてほしい。それこそが攻めの采配かとも思う。
例えばベルギー 、あるいはイングランド相手には、万全の大迫、乾選手等がいてほしい。

グループリーグ最終戦、世界の注目はセネガルvsコロンビア。とっても面白い試合になりそうだ。日本vsポーランドは、日本人と少数のポーランド人しか興味がないかもしれないが、総力戦できっちりと決勝トーナメント進出を決めてほしい。


6月26日
FIFA TVでワールドカップの各試合を、国際手話でお知らせしています。

シェアしたのは、日本vsセネガル戦。
国際手話はほとんどわかりません(以前少し勉強しましたがほぼ忘れてしまいました…)が、どのあたりのプレーを表しているかはわかります。
乾選手や本田選手のゴールシーンが蘇ってきます。
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6月27日
万難を排して、アルゼンチンvsナイジェリア戦をリアルタイム視聴。メッシ、最後のワールドカップとなる可能性があったわけだし。
メッシの右足シュート、PK判定、ナイジェリアのハーフタイムでの立て直し、いろんなことがあって試合終了間際までアイスランドも含めた3カ国のどこが決勝トーナメントに進出するかどうかわからない、はらはらの展開。結果的にはアルゼンチンの勝ち抜けとなったが、眠気も吹き飛ぶ最終戦だった。
決勝トーナメントでフランスに勝てるとはとても思えないが、メッシが論理を超越するのか。
初戦は波乱が続いた今大会、結果的には格上がグループリーグを突破している。予想外のサプライズは日本のみか?

6月28日
ドイツがなんとグループリーグ敗退。メキシコは韓国に救われた。

スウェーデン戦アディショナルタイムに起死回生のビューティフルゴールを決めたクロースは、韓国戦では無情にも韓国のキム・ヨングォンへのパスとなってしまった。

しかし歴史をさかのぼると、前回優勝国は3大会連続、過去5大会で4度のグループリーグ敗退を喫している。フランス、イタリア、スペイン、ドイツ。各国から丸裸にされるのか。例外はブラジル。そのブラジルのグループリーグ突破をセルビアが阻止することがあるのか?
グループリーグから目の離せない試合が続く。

それにしてもスウェーデンがいると死の組になってしまう印象がある。
日韓大会でもアルゼンチンを奈落の底に突き落としたし。その試合は生観戦してました。


同日
今夜、ポーランド 相手に引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定するサッカー日本代表。

西野監督のガンバ大阪監督時、ACL優勝後、インタビューさせていただいたことがある。
数字上は引き分けでOKの試合があり「引き分けは考えませんでしたか?」と質問したところ、「全く考えなかった」というような答えだった。攻撃的であることを「売り」にしていたガンバだし当然かとも思ったが、一般論として狙って引き分けをもぎ取る強さ的なものに関してどう考えますか?というような質問を投げかけたところ、「難しい」というような答えだったと思う。
同様な質問は他の監督にしたこともあるが、メンタル的に守りに入ってしまう危惧が強い印象だった。
しかし将来的には、引き分けをもぎ取る戦い方を、日本代表にやってほしいという思いがあった。それに比較的近い戦い方が、ハリルホジッチ監督時のアウェイのオーストラリア戦だったように思う。メンタル的に守りに入るわけではない、絶対に引き分けは、もぎ取る戦い方。
今日の試合はどうなるかわからないが、リスクマネージメントをとりつつ前に出るサッカーを見せてくれるだろう。もちろん意思統一されていることが大前提で。
勝利して中4日で決勝トーナメントを迎えるというのがベストシナリオだろうが。

 

同日
日本代表6人入れ替え。3〜4人は入れ替えてほしいなと思っていたけど6人とは!情報はガセネタじゃなかったんだ。

ポーランド は4バックでも3バックでもいけるメンバー?
様子を見ながら流動的にやってくるのだろうか。
互いのベンチの動きも見もの。


6月29日
西野監督、完全なる他力本願の博打に勝っての決勝トーナメント進出。
自分のチームの力より、コロンビアが守りきる力を信じ、他力本願で戦うことを放棄した日本代表。
他会場のスコアを睨んでゲームを壊すことはもちろんありだが、そういったスコアではなかったのではないか。
「こんなのサッカーじゃない」って本当に思った。


同日
日本vsポーランド戦、試合終盤西野監督の選択に関して、思うところをブログ更新
サッカー日本代表 ヴォルゴグラードの他力本願 


6月30日
サッカー日本代表は警告数の差で決勝トーナメント進出。そのルールに関してブログ更新
警告数の差で決勝トーナメント進出が決まってしまうルールって


7月1日
W杯決勝トーナメント1回戦初日の2試合はスーパーゴールの連続!

エムバペのスピード、ディマリアのスーパーミドル、パバールの抑えたシュート。カバーニとスアレスのスーパー2トップによるゴール等々。
決勝まで見逃せない試合が続く。

明日はスペイン、クロアチアの勝ち上がりか?


7月3日
日本代表のW杯が終わった…。

選手たちの気持ちが痛いほど伝わってくる試合だった。2点リードするという展開は予想だにしていなかった。原口、乾のゴール、ともに素晴らしかった。
だが結果としてベルギーとの力の差をまざまざと感じた試合でもあった。
適切な交代要員もベンチにはいなかった。日本人選手が存在しないわけではないだろうが、ベンチにはいなかった。

1997年ジョホールバルでW杯の出場権を初めて獲得した日、延長に入る直前、NHKの山本アナは次のように言った。

このピッチの上、円陣を組んで、今、散った日本代表は、私達にとっては「彼ら」ではありません。これは「私達」そのものです。

私にとって、日本代表はずっとずっとそういった存在だった。
しかしそれ以来初めて、今大会の日本代表には心がついていけなかった。とても批判的に見ていた監督の時代もあったが、心はついていけていた。

応援はしていたが「自分たちの代表」と最後の最後まで思えなかった。

私の方に問題があるのかもしれない。気分を害された方がいたら大変申し訳ありません。


7月5日
ロシアW杯でのサッカー日本代表、プレーの随所にハリルホジッチ監督時代を彷彿させるものを感じた。
コロンビア戦のPKにつながるプレー、ベルギー戦の原口選手のゴール等々。
それにしてもフル出場した長友、酒井両サイドバックは頼もしかった。
槇野選手は今大会レバンドフスキを担当し、何とか役割を全う。昌子選手はその分、1週間ルカクのことをイメージし続ければよかった。
 ハリルの功績、なかったコトにするな! 日本代表の選手らが謝意、続々 2018/7/ 4 16:49


7月7日
眠気が吹き飛んだベルギーvsブラジル戦。ベルギーのディフェンスへの集中力や寄せが日本戦とまるで違う。

DFコンパニは日本戦、良いリハビリだったのか。前半はフェライニとムニエ達でブラジルのネイマールサイドを押さえ込んだし、GKクルトワはナイスセーブ連発。やはり2点差は追いつけないのがサッカーの常識。
ベルギーの戦術の勝利であり、日本戦が延長じゃなくて良かったねという試合でもあった。

カバーニ抜きのウルグアイはフランスに敗れ、残ったチームはヨーロッパ勢のみ。
準決勝フランスvsベルギー戦はとても楽しみ。コンディション面ではフランス有利だがどうなるか。

明日は今日と比べて渋い2試合?
でも見逃せない

 

7月12日
ベルギー戦、最後のコーナーキックの瞬間、「カウンター注意!」と思った人はかなりいたんじゃないのかなあ。

自分もその瞬間「残り時間を考えるとカウンターだけには気をつけなくてはならない」と切に願ったし、左足の本田ではなくてゴールにボールが向かう右利きの選手が蹴った方がカウンターのリスクが少しでも減っていいのではないかとも思った。
ベルギーのキーパークルトワは直前の本田のフリーキックを、こぼれ球が日本選手に渡らないように冷静に弾き出していたし、日本がコーナーキックで得点する期待よりカウンターを食らう心配の方が大きかった。だからと言ってわざと延長に持ち込んだ方が良いとは思っていなかった。
結果論というかカウンターのリプレーを見た時は、追いかけるのをやめた乾選手の交代要員として中島選手がいてほしかったなあと切実に思った。
 
“悲劇的な散り方”をした日本選手に金子達仁が贈る言葉とは? 〈週刊朝日〉


 同日
クロアチア、3試合連続延長の末、決勝進出! 同点、逆転ゴールともに素晴らしいゴールだった。

以前、草サッカーをいっしょにやってた知人の居酒屋で日本語ペラペラのクロアチア人と何度か話したこともあり、心情的、そしてサッカー的にもクロアチア応援。
コンディション的には不利なクロアチアがフランス相手にどう戦うか?
とても楽しみな決勝となった。

深夜3時キックオフの試合も今日が最後、ほっとするような、寂しいような。


7月16日
W杯、フランス優勝。
今大会、一番面白いチームはベルギーで、応援したくなるチームがクロアチアだった。


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