おでんを食ってお好み焼き屋で昼ビールをした後
残りの予算は無いのですが、
なんとか安くて冷たいモノはないかと
荻の茶屋までフラフラ歩きました。
普段 到底ここでカメラを出せない場所です。
先ほどのビールが回ってきて、小心者の私が
2割増し気持ちが大きくなってきました。
アルコールの力は偉大だ、
あれだけアウェイだと思っていた今池が
なんかすごく居心地良い。
周りの人もみんな飲んでるしね。
荻の茶屋駅高架下に古風な喫茶店があります。
入ってみよう。
こちらも愛想の良い奥さんが 気持よくお出迎え、
赤ら顔で来たので、この辺りの人間と思われたのでしょう。
イチゴのかき氷を頂こう。
氷の塊を昔ながらのカキ氷器でシュルシュルと削って
作ってもらいました。
酔って火照った身体に染み入ります。
奥さんが昭和26年からこの地で営業
してるとおっしゃってました。
店の雰囲気もそうですが、価格も昭和の時代で止まっています。
この店には、看板娘ならぬ 看板鳥がいます。
写真を撮らせて下さいとお願いすると
わざわざ奥さんがゲージを開けてくれました。
この子は家ではゲージを開けるとすぐ出ていくんやけど、
店では出ていけへんのよ。
ブルーボタンインコのメスで
名前はイブちゃんっていうそうです。
カメラを向けるとポージングとってくれる
モデル級の看板鳥です。
店を出た後、この街に何も違和感を感じないようになりました。
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