風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

『いのる』 長倉洋海 写真と文

2023-01-26 16:08:14 | 

柳田邦夫さんのおすすめの絵本。

写真集のような気もしますが、写真と文を長倉洋海さんが。

世界の人々のいのりの姿。

なにに祈るのかは、さまざま。

古来から伝えられた儀式もある。

人は、祈る。

困ったときに、苦しいときに、病気のときに、不安なときに。。。

嬉しいときには、歌って踊る。

 

****長倉洋海さんの言葉を****

 今日も世界各地で、いのりは続いている。

 そして、これからも続いていく。

 

 人が生きているかぎり。

 希望を捨てないかぎり。

 人が人と生きていくかぎり。

***********************************

 

 去年の7月くらいから始まった、「ユナイテッド プレーヤ」は、

日本時間では、朝の6時~7時。

そのいのりの輪は、世界中に、時間と共に広がっていきます。

だから、24時間、世界のどこかで、だれかが、いつも祈りあっている。

 

 私は、1度だけ参加したことがあります。

 時には、知らない国の言葉での祈りを聞くこともあるそうです。

 意味はわからないけれど、伝わってくる熱い想いを、感じると、友だちが言ってました。

 

祈ることは、心を静めることでもあります。

祈りによって、心や魂、霊的成長があるのだと思います。

 

 大空、雲、風、宇宙。 (聖書アプリからお借りしました)

 

 


絵本『ぼくは川のように話す』

2023-01-25 14:19:47 | 絵画

『ぼくは川のように話す』

 ジョーダン・スコット 作 / シドニー・スミス 絵

この絵本は、落合恵子さんのおすすめ。

 

最初、表紙をぱっと見たときには、写真かと思いました。

しかし、絵画でした。

どのページも、絵にひきつけられました。

絵本作りとしても、真ん中すぎの見開きにしたページの使い方も、見事。

 そういえば、最初のページも見開きにして描いている。

 

作者は、吃音に苦しんだ少年時代がある。

それを乗り越えたのは、父親が川を指さして、お前の話し方は、川のようなのだと言ったこと。

その川の絵も素敵です。

 

子供のころは特に、障害のある子を、笑ったり、いじめたりする。

 もちろん大人でも、差別と偏見、見下したりします。

その障害を、どのように乗り越えるかは、一人一人違います。

 時には、乗り越えられないで、ずっと苦しんでいる人もいます。

 

そのままでいいんだよ。

 そう語り掛けている絵本です。

 この絵本も、、、ほしいなあ、、、、、。

 なるべく本を増やさないように、決心しているのですが。。。

 いつまで、我慢できるか、、、、。

 絵本『ぼくは 河野ように話す』  (アマゾンの商品紹介のページからお借りしました)

  人生を、川の流れにたとえた人もいますが、

  川の流れを見つめつづけた時を、思い出します。

 

 

 


大雪警報 1/24(火)~1/25(水)

2023-01-24 17:53:58 | 自然

大雪警報が各地に出ています。

みなさまのところは、いかがでしょうか。

こちら関西は、平野部はほとんど積雪のない地域でも、積もるかもしれません。

なので、用心して、いつもは水曜日に行く買い物を、今日火曜日に行きました。

2,3日は、買い物に出なくても大丈夫です。

 

雪深い広島の山のほうに住んでいたときは、

車のタイヤは冬になったら、すぐに4本とも冬用タイヤにしてました。

こちらは、めったに積雪しないので、積もったら、車での外出は控えます。

 

自然の威力に、人間はかないません。

どんなに頑強と思われる堤防を建設しても、それで大丈夫とは言えません。

高層ビルの災害時の弱点も、いろいろあります。

 停電になったら、38階まで歩いて登らなければなりません。

 想像するだけで、気が遠くなってしまいます。

 

安全なところと思われていても、崖が崩れることもあります。

橋が流されることもあります。

 

時々、地震の揺れを予感することがあります。

揺れてはいないのに。

岩の上に家を建てなさい、、、と言われています。

岩なるキリストの上に。

 

大雪で、立ち往生する車が出ませんように。

警戒を怠らず、備えていたいものですね。

 私は家に引きこもっていることにします。

 夕暮れの富士山  (norrthland art studioさんからお借りしました)

  なんともいえない、淡い夕暮れの陽の光に包まれる富士山ですね。

  お写真をありがとうございました。

*****追記

昨日びっくりしたブログ記事のこと、

2007年か2008年の古いものです。

掲載なさった方は、どこから転載したか、記憶がなかったそうです。

 グーブログに変わる前のブログ記事は、消滅しているので、

 ほかの方が保存してくださっていたことは、なんだか嬉しいです。

それにしても、よくまあ行きついたことでした。

太田俊雄先生の「矢と歌」は、私にとって、とても大事な本です。

 

 

 

 

 

 

 


『じゃむパンの日』赤染晶子 作

2023-01-23 20:43:42 | 

高橋源一郎の飛ぶ教室では、いままで知らなかった作家を、たくさん紹介してくださいます。

今回は、赤染晶子さん。

2010年に『乙女の密告』で芥川賞を受賞。

しかし、2017年に急性肺炎で42歳という若さで亡くなった。

『じゃむパンの日』は、2022年に出されたエッセイ。

 いろんなところに書いたエッセイを集めたものらしいです。

 短編を読んでいるような印象をもつエッセイです。

 

早速図書館で検索、『うつつ、うつら』と『じゃむパンの日』と『乙女の密告』を予約しました。

京都の舞鶴市(宇治市)の出身とか。

 

芥川賞や、直木賞は、読むことがなく、

本屋大賞は、面白く外れがないので、読んでいます。

 

いろんな作家が現れて消えていく。

新しい歌を歌う歌手が出てきて、去っていく。

 

でも、その本は残り、歌も残る。

 ロングフェローの「矢と歌」を思い出します。

  矢と歌

私は空に向かって矢を放ったが
落ちた場所は分からなかった。
矢はあまりに速く飛んだので
私の目は方向を追えなかった。

私は空に向かって歌をうたったが
落ちた場所は分からなかった。
歌の方向を追える鋭い視力の
持ち主がどこにいよう?

後で知ったが、矢は折れずに
一本の樫に刺さっていた。
そして歌は最初から最後まで
ある友人の心の中に残っていた。

ロングフェロー

******補足です*****

 こういうことは、初めてなのですが、いま、ロングフェローの「矢と歌」の詩を載せたいと思って、

 検索したら、なんと、私が以前のブログ「風の詩(kazenouta)」に書いた、太田俊雄先生のことを含む

 「矢と歌」の内容が、そのまま、ほかの知らない人のブログに、盗用されていました。

 引用されるのでしたら、いいです。 でもどこにも私のブログの名前は出てきません。

 あたかも、自分の文章のように、私の文章がそのまま載っていました。

 なぜ、こういうことが平気で行われるのか・・・・びっくりしました。

 雨にぬれる薔薇の花  (eriさんからお借りしました)


映画「護られなかった者たちへ」 佐藤健・阿部寛

2023-01-22 18:21:49 | ドラマ・映画・演劇

2021年の映画 「護られなかった者たちへ」を観ました。(アマゾンプライムで)

 佐藤健さんと阿部寛さんが共演なさっている映画です。

 ドラマ「とんび」と、映画「とんび」を調べていたら偶然行きつきました。

東日本大震災から10年後の仙台で起こった連続殺人事件・・・

震災で母親を亡くした女の子、施設で育った男の子、一人暮らしの老婆は、

避難所で出会う。

 

監督・脚本:瀬々敬久

原作:中山七里  (音楽関連の推理小説は、何冊か読みました)

 

生活保護受給のこと、助けたい人がいて、不正受給する人がいて、、、

 

若いころ、社会福祉の道へ進みたいと思ったことがありました。

その道は、閉ざされて、もう一つの道の中・高の教師に。

 

福祉というのは、きれいごとではない。

現実に病気、貧困、失業など、困難を抱えている人に、

どれほどの助けができるのか。

誠実であればあるほど、苦悩も大きいと思う。

 

でも、死んでいい人はいない。

命の尊さを再確認する映画でした。

2021年の10月に制作完成・・・・ちょうど10年。

震災の記憶を 映画に留めておく大切さも思いました。

 どこかは分かりませんが、この路地。。。生活感があります(親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  ひとり一人のかけがえのない生活を護るという志を、捨てないでください。責任ある人たちへお願いします。