風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

『じゃむパンの日』赤染晶子 作

2023-01-23 20:43:42 | 

高橋源一郎の飛ぶ教室では、いままで知らなかった作家を、たくさん紹介してくださいます。

今回は、赤染晶子さん。

2010年に『乙女の密告』で芥川賞を受賞。

しかし、2017年に急性肺炎で42歳という若さで亡くなった。

『じゃむパンの日』は、2022年に出されたエッセイ。

 いろんなところに書いたエッセイを集めたものらしいです。

 短編を読んでいるような印象をもつエッセイです。

 

早速図書館で検索、『うつつ、うつら』と『じゃむパンの日』と『乙女の密告』を予約しました。

京都の舞鶴市(宇治市)の出身とか。

 

芥川賞や、直木賞は、読むことがなく、

本屋大賞は、面白く外れがないので、読んでいます。

 

いろんな作家が現れて消えていく。

新しい歌を歌う歌手が出てきて、去っていく。

 

でも、その本は残り、歌も残る。

 ロングフェローの「矢と歌」を思い出します。

  矢と歌

私は空に向かって矢を放ったが
落ちた場所は分からなかった。
矢はあまりに速く飛んだので
私の目は方向を追えなかった。

私は空に向かって歌をうたったが
落ちた場所は分からなかった。
歌の方向を追える鋭い視力の
持ち主がどこにいよう?

後で知ったが、矢は折れずに
一本の樫に刺さっていた。
そして歌は最初から最後まで
ある友人の心の中に残っていた。

ロングフェロー

******補足です*****

 こういうことは、初めてなのですが、いま、ロングフェローの「矢と歌」の詩を載せたいと思って、

 検索したら、なんと、私が以前のブログ「風の詩(kazenouta)」に書いた、太田俊雄先生のことを含む

 「矢と歌」の内容が、そのまま、ほかの知らない人のブログに、盗用されていました。

 引用されるのでしたら、いいです。 でもどこにも私のブログの名前は出てきません。

 あたかも、自分の文章のように、私の文章がそのまま載っていました。

 なぜ、こういうことが平気で行われるのか・・・・びっくりしました。

 雨にぬれる薔薇の花  (eriさんからお借りしました)