2021年の映画 「護られなかった者たちへ」を観ました。(アマゾンプライムで)
佐藤健さんと阿部寛さんが共演なさっている映画です。
ドラマ「とんび」と、映画「とんび」を調べていたら偶然行きつきました。
東日本大震災から10年後の仙台で起こった連続殺人事件・・・
震災で母親を亡くした女の子、施設で育った男の子、一人暮らしの老婆は、
避難所で出会う。
監督・脚本:瀬々敬久
原作:中山七里 (音楽関連の推理小説は、何冊か読みました)
生活保護受給のこと、助けたい人がいて、不正受給する人がいて、、、
若いころ、社会福祉の道へ進みたいと思ったことがありました。
その道は、閉ざされて、もう一つの道の中・高の教師に。
福祉というのは、きれいごとではない。
現実に病気、貧困、失業など、困難を抱えている人に、
どれほどの助けができるのか。
誠実であればあるほど、苦悩も大きいと思う。
でも、死んでいい人はいない。
命の尊さを再確認する映画でした。
2021年の10月に制作完成・・・・ちょうど10年。
震災の記憶を 映画に留めておく大切さも思いました。
どこかは分かりませんが、この路地。。。生活感があります(親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
ひとり一人のかけがえのない生活を護るという志を、捨てないでください。責任ある人たちへお願いします。