風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

作家  有吉佐和子さん

2023-03-07 19:08:09 | 文学

NHKラジオアーカイブスで、作家の有吉佐和子さんのを取り上げていました。

今まで知らなかったのですが、父方は長州のエリート、母方は紀州の名家、「お嬢様」

小学生時代は、銀行員である父親の仕事の関係で、オランダ領インドのパダビヤで過ごす。

今日のインドネシア。

幼少期に西洋文化の中で過ごし、昭和16年の戦争が始まるころに帰国 母方の和歌山県に住む。

 

「恍惚の人」「複合汚染」など、いま問題になっていることを、鋭く指摘して書いていた人。

「華岡青洲の妻」は、朗読で取り上げることもあった。

「紀の川」は、ずっと読みたかったけれど読めず、NHKNの朗読の時間でやっていて

3か月くらいかけて、聴き終えました。

女性のアナウンサーの朗読でしたが、とても落ち着いた聴きやす朗読でした。

 

才気に富み、とても活発な、気性のきついところのある女性だったようです。

進んだ考えを受け入れることのできる、柔軟な感性を持っていらしたのかもしれません。

 

有吉佐和子さんの本に刺激されて、認知症、公害問題などに目覚めた人が、

社会の問題を、より明らかにしていった。

 

歌舞伎が好きで、劇作家になりたかったとか。

 

書くことが、自分の業(ごう)だとおっしゃっていた。

 

1931年(昭和6年1月20日~1984年8月30日

53歳、心不全で亡くなった。

 

ベストセラーになった作品は多く、

その小説の名前は知っていても、読んだことのない作家でした。

あまり、ご縁がなかったということかもしれません。

駆け抜けていった女性のひとり。

 

 三月の花たち  (eriさんからお借りしました)

  とても華やかな、野の花ですね。

  春がそこまで来ているような。

 

 


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