風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

エレベーターの中で

2024-06-15 19:26:30 | キリスト教会
エレベーターの中にいる時間は、
ほんのちょっと。
名前も知らない人たちと
乗り合わせる。

ときどき、「お先に」とか
「ありがとうございます」とか
声をかける時がある
心がほっと温かくなる瞬間。

あわてて乗り込んできた
4人の高校生男子
私が2階でおりるとき、
「ごゆっくり」と言って笑った

ベビーカーに1歳くらいの赤ちゃん
とても健康そうな男の子
若いお母さんの顔をみて
ニコニコしている

若いお父さんは
それをみていてしあわせそう
思わず「かわいいね」と
声をかけたわたし

ちいさな幸せが
ちいさな喜びが
ちいさな心づかいが
エレベーターの中にある



 今年のうちの百合  (わたしが撮りました)

****昨日の追記の追記****
「虎に翼」の花岡さんの死に対する多岐川さんの言葉を引用
*****
多岐川は正しさを貫いて亡くなった花岡を思いながら
「人間生きてこそだ。
国や法、人間が定めたもんはあっという間にひっくり返る。
ひっくり返るもんのために死んじゃあならんのだ。
法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない。
人が幸せになるためにあるんだよ。
幸せになることを諦めた時点で矛盾が生じる」と声を震わせる。
「彼がどんなに立派だろうが、
法を司る我々は彼の死を非難して怒り続けねばならん。
その戒めにこの絵を飾るんだ」
と花岡の死を悔やみながら寅子たちに訴えかけた。
*************
 キリストの十字架の愛を描いたように思ったあの絵
 法は、人を幸せにするためにある。
 同感です。