カルチャーラジオアーカイブスで
民俗学者 梅棹忠雄先生の2回目を聴いて、
驚きました。
64歳のとき、中国(モンゴル)の調査から帰国したあと
突然、朝起きたら、目が見えなくなっていた。。。。
1986年64歳の時
原因はウィルス性のものらしい。
しかし、その後も、文献を音訳・音読してもらい、
口述筆記で、執筆を続け、失明前よりも多くの著作を残した。
1993年に「梅棹忠雄著作集」全22巻+1巻が完成。
有名な本は、1957年『文明の生態史観』
『情報の文明学』『知的生産の技術』
文化人類学の先駆け。
文化の実態を知るために、フィールドワークを活発に行った。
司馬遼太郎さん、小松左京さんとは、友人だったそうです。
途中失明しても、なお、諦めることなく
自分の研究を続ける強い意志と使命感。
すごい人は、たくさんおられるのですね。
メタセコイアが見える景色 (高谷学さんからお借りしました)