10月の日曜カルチャ―ラジオは、
「パレスチナ・イスラエルの対立の背景と希望」
講師は錦田愛子さん
****解説より*******
パレスチナとイスラエルの対立は、なぜここまで激しくなったのか?
その背景について全4回にわたり
慶應義塾大学教授の錦田愛子さんが語ります。
2023年10月に始まった、
イスラエルとガザのパレスチナ武装勢力との衝突は、
今もまだ続いています。
しかし、エルサレムという土地はもともと
イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の聖地で、
かつては対立もなく共存できていたといいます。
第1回は紛争の発端を歴史的観点から考えます。
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中東の紛争は、これまでにも何度もありました。
その発端は、なんだろうと、ずっと気になっていました。
結論からいうと
1948年にイスラエル建国・・・と言って
ユダヤ民族が、かつてエジプトから脱出して
カナンを目指した時のように
先住するパレスチナの人たちを追い出して、
イスラエルという国を作ったこと。
でも、その背景には、ヨーロッパにおける
ユダヤ人差別があった。
裕福なユダヤ人を、ねたんで、というのもあるかもしれません。
キリストを十字架につけたから?
でもイエス・キリストは、正真正銘のユダヤ人
ダビデ王の家系
イギリス、アラブ諸国、ユダヤ民族、、、、、
政治的な複雑な要因が、からみあっていると
分かりました。
パレスチナ難民を助けるNGOに、大学生のころから
関わっておられただけに、
とても深く研究されていて、
素人の私にも、よく分かるように話してくださいました。
あと3回も期待します。
紛争、戦争をなくして、
平和な世界がくるように願います。
ただ、イスラエルあたりの混乱は、
第三次世界大戦がここから始まるという、
「メギド」のあたりなので、とても心配です。
今年の西方寺 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)