1日1日感動したことを書きたい

本、音楽、映画、仕事、出会い。1日1日感動したことを書きたい。
人生の黄昏時だから、なおそう思います。

あかん。。。途中でギブアップ

2009-07-14 19:39:10 | 
 本を読み始めると、たいていは最後まで読んでしまうのですが、この本は100ページで、ギブアップ。
 重松清の「希望が丘の人々」。スーパーいい人たちと読み手の感動(涙)を強要するようなストーリー。どうも、いかんのです。この手のお話は。

 癌で妻を亡くして、中学3年生の長女と小学5年生の長男と一緒に妻(圭子)の故郷「希望が丘」に引っ越してきた40歳の男性が主人公。引っ越してから、長男と一緒に妻の思い出探しを始めるのですが、妻の中学時代の同級生から妻の初恋の話を聞かされます。初恋の男性エーちゃんの存在に、40男の主人公がいたく動揺してしまうのです。

 で、次の文章。

「圭子の思い出の中に私が登場するのは大学に入ってからで、その前の日々は。私には手出しができない。・・・中略・・・ほのかな初恋に胸を焦がす中学時代は、永遠の輝きを放ち続ける。
 圭子―。
お前は亡くなるとき、中学時代の思い出を忘れ去っていたのだろうか。それとも、エーちゃんの面影を抱いたまま逝ってしまったのだろうか・・」

 いや、もう、僕なんぞは、「ええやんか、妻がどんな初恋をしていようが、どんな男とつきあっていようが、エーちゃんの面影を抱いていようが、大切なのは二人で暮らした時間なんやろ」って、つっこみを入れてしまうのです。この先にどんな感動的なお話があったとしても、もう、読めないのです。

 というわけで、ギブアップ。

 重松清ファンのみなさま、ごめんなさい
 これはあくまでも好みの問題です。


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2 コメント

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は、は、は (ふうこ)
2009-07-14 23:48:48
ハ、ハ、ハ。爆笑しました。
同感ですよ。
kazenotikaraさんのブログがもどってきて
うれしいです。
でも、あまり無理しないでね。
返信する
おはようございます (kazenotikara)
2009-07-15 08:37:39
ブログは、ぼちぼち続けていきます。
最近の更新はたまたまです。
無理はしてないで、楽しみながらでやっていきます。
返信する

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