本を読み始めると、たいていは最後まで読んでしまうのですが、この本は100ページで、ギブアップ。
重松清の「希望が丘の人々」。スーパーいい人たちと読み手の感動(涙)を強要するようなストーリー。どうも、いかんのです。この手のお話は。
癌で妻を亡くして、中学3年生の長女と小学5年生の長男と一緒に妻(圭子)の故郷「希望が丘」に引っ越してきた40歳の男性が主人公。引っ越してから、長男と一緒に妻の思い出探しを始めるのですが、妻の中学時代の同級生から妻の初恋の話を聞かされます。初恋の男性エーちゃんの存在に、40男の主人公がいたく動揺してしまうのです。
で、次の文章。
「圭子の思い出の中に私が登場するのは大学に入ってからで、その前の日々は。私には手出しができない。・・・中略・・・ほのかな初恋に胸を焦がす中学時代は、永遠の輝きを放ち続ける。
圭子―。
お前は亡くなるとき、中学時代の思い出を忘れ去っていたのだろうか。それとも、エーちゃんの面影を抱いたまま逝ってしまったのだろうか・・」
いや、もう、僕なんぞは、「ええやんか、妻がどんな初恋をしていようが、どんな男とつきあっていようが、エーちゃんの面影を抱いていようが、大切なのは二人で暮らした時間なんやろ」って、つっこみを入れてしまうのです。この先にどんな感動的なお話があったとしても、もう、読めないのです。
というわけで、ギブアップ。
重松清ファンのみなさま、ごめんなさい
これはあくまでも好みの問題です。
重松清の「希望が丘の人々」。スーパーいい人たちと読み手の感動(涙)を強要するようなストーリー。どうも、いかんのです。この手のお話は。
癌で妻を亡くして、中学3年生の長女と小学5年生の長男と一緒に妻(圭子)の故郷「希望が丘」に引っ越してきた40歳の男性が主人公。引っ越してから、長男と一緒に妻の思い出探しを始めるのですが、妻の中学時代の同級生から妻の初恋の話を聞かされます。初恋の男性エーちゃんの存在に、40男の主人公がいたく動揺してしまうのです。
で、次の文章。
「圭子の思い出の中に私が登場するのは大学に入ってからで、その前の日々は。私には手出しができない。・・・中略・・・ほのかな初恋に胸を焦がす中学時代は、永遠の輝きを放ち続ける。
圭子―。
お前は亡くなるとき、中学時代の思い出を忘れ去っていたのだろうか。それとも、エーちゃんの面影を抱いたまま逝ってしまったのだろうか・・」
いや、もう、僕なんぞは、「ええやんか、妻がどんな初恋をしていようが、どんな男とつきあっていようが、エーちゃんの面影を抱いていようが、大切なのは二人で暮らした時間なんやろ」って、つっこみを入れてしまうのです。この先にどんな感動的なお話があったとしても、もう、読めないのです。
というわけで、ギブアップ。
重松清ファンのみなさま、ごめんなさい
これはあくまでも好みの問題です。
同感ですよ。
kazenotikaraさんのブログがもどってきて
うれしいです。
でも、あまり無理しないでね。
最近の更新はたまたまです。
無理はしてないで、楽しみながらでやっていきます。