1日1日感動したことを書きたい

本、音楽、映画、仕事、出会い。1日1日感動したことを書きたい。
人生の黄昏時だから、なおそう思います。

「遠い太鼓」(韓国語版)

2013-07-31 07:48:30 | 
今朝電車の中で、村上春樹の「遠い太鼓」(韓国語版)を読んでいた時に、
目にとまったトルコの民謡です。

멀리서 들려오는 북소리에 이끌려
나는 긴 여행을 떠났다.
낡은 외투를 입고
모든 것을 뒤로한 채・・・

遠くから聞こえてくる太鼓の音に導かれ
ぼくは、長い旅に出た。
古びた外套を着て
すべてのものを後にして・・・

村上春樹の「遠い太鼓」。こうして読み返してみると
とてもよくできた紀行文だと思う。
この前の読んだのは40歳になったときだったけれど。
朝から、かっこつけているようでちょっと恥ずかしいけれど
僕にも、遠くから太鼓の音が聞こえているような気がするのです。

人生の転換点を迎えた方に、おすすめの一冊です。

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