「ラストチャイルド」を読んで、即、図書館で予約したジョン・ハートの「川は静かに流れ」。こちらも一気に読んでしまいました。
「ラスト・チャイルド」と同じで、こちらのほうにも「家族の崩壊」というテーマが、物語の底流に流れています。舞台も、同じノースカロライナのソールズベリー。「ラスト・チャイルド」では、かつて多くの黒人が白人に殺された川にある中州が物語の大切な場所になるのですが、こちらのほうでは、多くのネイティブアメリカンが殺害され、血によって川が赤く染まったレッドリバーというところが殺人事件の現場になります。
荒廃していく農業と原子力発電所を受け入れるかどうかで対立する町の人々。アメリカ社会が抱える困難と負の歴史を、さらりとおりこんでしまうところにジョン・ハートのおもしろさがあると思いました。
殺人の罪を着せられた故郷を離れた主人公が、5年ぶりに故郷に帰るところから物語は始まりまるのですが、故郷で主人公を待っていたのは新しい殺人事件だったというミステリー小説。犯人は、これも「ラスト・チャイルド」と同じで、なんどかそれらしき人にいきあたって、最後の最後に明らかになります。
おもしろかったです。でも、三冊目はもう読まんでもええかな。
「ラスト・チャイルド」と同じで、こちらのほうにも「家族の崩壊」というテーマが、物語の底流に流れています。舞台も、同じノースカロライナのソールズベリー。「ラスト・チャイルド」では、かつて多くの黒人が白人に殺された川にある中州が物語の大切な場所になるのですが、こちらのほうでは、多くのネイティブアメリカンが殺害され、血によって川が赤く染まったレッドリバーというところが殺人事件の現場になります。
荒廃していく農業と原子力発電所を受け入れるかどうかで対立する町の人々。アメリカ社会が抱える困難と負の歴史を、さらりとおりこんでしまうところにジョン・ハートのおもしろさがあると思いました。
殺人の罪を着せられた故郷を離れた主人公が、5年ぶりに故郷に帰るところから物語は始まりまるのですが、故郷で主人公を待っていたのは新しい殺人事件だったというミステリー小説。犯人は、これも「ラスト・チャイルド」と同じで、なんどかそれらしき人にいきあたって、最後の最後に明らかになります。
おもしろかったです。でも、三冊目はもう読まんでもええかな。
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