国立国際美術館で開かれている「ルノワール 伝統と革新」展に行ってきました。初期から後期までのルノワールの作品、約80点が展示されていました。歳をとるにつれて、ルノワールの絵が、豊満で、やわらかくて、明るい色彩になっていくのがとてもよくわかりました。リューマチに苦しみながら、描き続けるという苦痛はあっただろうけれど、画家としては、精神的にゆらぐことがなく、充溢した老後を生きたのだろうと思いました。
これは好みの問題だけれど、ルノワールの絵を一通り見終わったあとで一番感じたことは、悲しみやせつなさ、苦しみや不安が絵から伝わってこないということでした。同じ美術館で見たモディリアーニの絵は、とても哀しかったけれど・・・。
「絵とは、好ましくて、楽しくて、きれいなもの。そう、きれいなものでなければいけないんだ。」これは、ルノワールの言葉。悲しみや苦悩を描かない、それがルノワールの絵なのでしょうね。
きれいなものというと、今回の展覧会での僕のお気に入りは次の3枚でした。
「ブージヴァルのダンス」。黄色の帽子に青いスーツ。赤い帽子に薄いピンクの服、黄色の腰帯。この色彩が、なんともいえず美しかったです。モデルの女性は、ユトリロのお母さんだとか。ユトリロの絵も哀しい。
「シャトゥーのセーヌ河」。この絵を見ていると、ルノワールが印象派の画家であったというのがよくわかります。
それと「花瓶の花」。
これは好みの問題だけれど、ルノワールの絵を一通り見終わったあとで一番感じたことは、悲しみやせつなさ、苦しみや不安が絵から伝わってこないということでした。同じ美術館で見たモディリアーニの絵は、とても哀しかったけれど・・・。
「絵とは、好ましくて、楽しくて、きれいなもの。そう、きれいなものでなければいけないんだ。」これは、ルノワールの言葉。悲しみや苦悩を描かない、それがルノワールの絵なのでしょうね。
きれいなものというと、今回の展覧会での僕のお気に入りは次の3枚でした。
「ブージヴァルのダンス」。黄色の帽子に青いスーツ。赤い帽子に薄いピンクの服、黄色の腰帯。この色彩が、なんともいえず美しかったです。モデルの女性は、ユトリロのお母さんだとか。ユトリロの絵も哀しい。
「シャトゥーのセーヌ河」。この絵を見ていると、ルノワールが印象派の画家であったというのがよくわかります。
それと「花瓶の花」。