今日は雨。山歩きをあきらめて、神戸市立博物館で開かれているコロー展
「コロー 光と追憶の変奏曲」に行ってきました。初期から晩年に至るコローの
作品、78点が展示されていました。
コローの作品を初期のものから見ていると、この人は、歳を取るにつれてほん
とうにうまくなっていったなぁっと思いました。えらそうな言い方だけれど。
34歳の時に描いたヴィル=ダヴレの池の絵と、56歳の時に描いたヴィル=ダヴレ
の池の絵がならんで展示されているのだけれど、その差は歴然でした。若いとき
には平板だった絵が、歳を取るにつれて奥行きが加わっていくのです。
自然を描き続けたコロー。熟練の深化と、歳を取るにつれて心の奥行きも
深まっていったんだろうな。
近くにある、輪郭がもやっとした、傾いた樹木の暗い色と、遠景の光。
ずうっと遠くまで続いていく道の光と影のコントラスト
「真珠の女」は、とても美しい絵でした。やっぱりこの絵がベストかな。
「ドゥエの鐘楼」は75歳の時のコローの絵です。亡くなったのが78歳。
とても素敵に歳を取ったんだと思います、コローは。僕も、こんな風に
歳をとれたらなぁ
「コロー 光と追憶の変奏曲」に行ってきました。初期から晩年に至るコローの
作品、78点が展示されていました。
コローの作品を初期のものから見ていると、この人は、歳を取るにつれてほん
とうにうまくなっていったなぁっと思いました。えらそうな言い方だけれど。
34歳の時に描いたヴィル=ダヴレの池の絵と、56歳の時に描いたヴィル=ダヴレ
の池の絵がならんで展示されているのだけれど、その差は歴然でした。若いとき
には平板だった絵が、歳を取るにつれて奥行きが加わっていくのです。
自然を描き続けたコロー。熟練の深化と、歳を取るにつれて心の奥行きも
深まっていったんだろうな。
近くにある、輪郭がもやっとした、傾いた樹木の暗い色と、遠景の光。
ずうっと遠くまで続いていく道の光と影のコントラスト
「真珠の女」は、とても美しい絵でした。やっぱりこの絵がベストかな。
「ドゥエの鐘楼」は75歳の時のコローの絵です。亡くなったのが78歳。
とても素敵に歳を取ったんだと思います、コローは。僕も、こんな風に
歳をとれたらなぁ