なんと高知県のスポーツ店からアルトラのトレランシューズ「LONE PEAK6」が届いた。
LONE PEAKシリーズは、トレランをやっていた頃だから、もう7,8年前になるか、3代目の「LONE PEAK3」を御徒町のアートスポーツでたまたま試着して、その足入れの柔らかさに惚れて防水のを1足購入して以来、同じ型式のトレランシーズ(非防水)をもう1足、そして同じアルトラ製のランニングシューズを2足購入するなど継ぎ足して、ランニング系のシューズはもうアルトラ以外は履きたくないとさえ思うようになっていた。
アルトラのランニングシューズは、足先の前方、とくに、つま先部分の足指を包む靴の形が異常に広く扁平で、運動していても足指に負担がかかることが少なく、かつ足底のクッションが厚くないのにとても柔らかくて、歩いていても気持ちがいいのが気に入っていた。
そんな、自分に合ったシューズだからトレランをやめてからも3代目を散歩などに大事に履いてきたのだが、もう靴底はペラペラにすり減って、靴布も破れてきたので、ついに買い替えようと決意した。
それで、しばらくぶりにトレランシューズコーナーをネットで調べたが、LONE PEAKシリーズは、いまや7代目となって、新品価格は2万円を超えている。が、どの店も品薄気味でサイズも限られている。人気なのか、前モデルの6代目も辛うじて販売する店が見つかったが、オイラの履いているやや大きめのUS8サイズ(26.5CM)がなかな見つからなかったで焦った。
が、連休前に、とうとうUS8サイズを販売している店が「残り1足」で売りに出しているのを見つけた。それが高知のお店だったのだ。
当たり前だが、靴や洋服のたぐいは、試着できない通販で買うことはリスクが高かったが、届いた新品を履いてみて、これまで同様気持ちの良い足入れ感だったので、ホッとした。
もうトレランはしないが、これからはあまり重い荷物を背負わないUL(ウルトラライト)系の軽登山を行う機会が増えてきそうなので、(というよりそうしたい)、この6代目のLONE PEAKくんは、いい相棒になってくれればと思う。走らないので靴底はそう減らないものと信じて、長く大事に履いていこう。
購入時にあまり意識はしなかったが、届いてみればコバルト色の青い生地に、靴紐と靴底がレモン色の黄色だ。野鳥ならば幸福の青い鳥の「ルリビタキ」にも似ているし、ウクライナ国旗の豊饒の大地と青空色だ。なにか、ゲンがいい。
きっとオイラのこれからの歩きに幸いをもたらしてくれるにちがいない。(と言い聞かせよう)