旧正月の二日、昼のNHKで名取の生産農家のせり鍋を梅沢富美男さんがうまそうに食べていたので、セリの香りを味わいたくなって、野外へ、とはいっても近所の八百屋さんに行ってセリを一束買ってきた。
セリの下半分はせり鍋にして、上の半分はスパサラに和えて、昨日と同じよう菜の花も交えて春を感じながら酒の友として、夕餉のひと時を過ごす。やはり、セリ鍋のほうがセリの香りが引き立つ。山道の沢沿いで野生のセリと落ち合う機会は少ないだろうが、幸いにして会えたなら、摘んで鍋にしよう。山に持ってく調味料にチキンスープとそばつゆも持参しよう。ちょうどセリ鍋の出汁になるのだろう。
今日は、3月に迫った熊野古道ロングトレイルの計画を練って過ごした。3月の標高1000M前後の紀伊半島の山道にはたして何が生えているかまったく未知数ではあるが、本州の南国なので何かしらは食材を提供してくれるのだろう。
明日は、節分。忘れもしない2005年、石垣島滞在時に、マックスバリューの特別コーナーで生まれて初めて目にした「恵方巻」なる巻きずし。たしか、390円だったか、1本買ってきて食して以来、すっかりお気に入りとなって、毎年楽しみにしているが、年々海鮮だ、カツ入だ、と手にするものが豪華で高価となっているのが気になる。明日は、(海鮮は外せないとしても)、17年前当時の390円と同じような恵方巻をイオンで探してみよう。17年の物価の推移と.いうものが分かるのかもしれない。
鶏モモ肉、両面を焦がしたネギ、かつお節、絹豆腐、酒みりん、昆布茶、しょうゆ、.セリ
4分早ゆでサラスパ70ℊ、生セリ、チンした菜の花、シーチキンL、マヨネーズ、塩、黒コショウ