鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

啓蟄の頃【二十四節季】

2018年03月06日 | その他
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

鹿沢万座PVの皆さんお元気ですか。
先日の土日をもって今冬のスノーシューイベントも終了しま
したが2月の四阿山麓でのイベントが荒天により中止になった
ことは残念でした。

昨日は今年に入って一番の大雨と強風の春の嵐が全国で吹き
荒れ各地に被害をもたらしました。

そんな今日3月6日からは二十四節季の【啓蟄】に入ります。
先週から昨日までは季節外れの温かさが続いていましたが、
今日から平年の気温に戻り今朝は寒さを覚えました。
このように寒暖を繰り返しながら三寒四温になってきている
ようです。

今冬は平年に比べ偏西風が南に蛇行して吹き抜け、東には
ブロッキング高気圧が鎮座して寒気の行く手をブロックした
ため寒さが厳しくて降雪量も先月のように非常に多く各地で
被害が出ました。

二十四節季の【啓蟄】は陽光も強さを増してきて春の気配が
感じられ、気温も少しづつ上昇してくるので冬の間、木の中
や土の下で眠っていた虫たちが眠りから目覚めて穴から出て
来る頃という意味です。

実際にはまだまだ虫が穴から出てきて飛び回ったりするのを
目にすることはなく柳が芽吹き出したりフキノトウの花が
咲き始める頃になります。

春は気温変動が激しくて体の方がその変化に対し中々ついて
行けずに何かと体調を崩しやすくなる季節です。
しかも体調だけでなく情緒も不安定になりうつ病、そう病、
頭痛等も出やすいと言われます。

3月頃から4月上旬にかけて気温上昇は非常に高く年間では
一番高く「木の芽時には心が動きやすい」と昔から言われて
いるほどです。
昼と夜の長さが逆転して自律神経やホルモンの状態が冬と
少々違ってくるのは確かかも知れませんね。

松の廊下で刃傷沙汰を起こした赤穂藩藩主浅野長矩も吉良による
それまでのイライラ、もやもや等でストレスが溜まり事件を
起こしたようですが、この木の芽時による情緒不安定もその
要因だったのではとも言われています。
   
                  
【この頃によく歌われる唄】

「春よ来い」
相馬御風作詞・弘田龍太郎作曲

春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒(はなお)の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている

春よ来い 早く来い
おうちの前の 桃の木の
蕾(つぼみ)もみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている

では、では。
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