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唐津、下関の旅 その① ~春霞の唐津の街~

2024-04-15 09:21:43 | 旅行
ここ最近、旅の初めはなんだか憂鬱から始まる。
この旅もそうだった。
初日の北九州の天気は午後から雨。
トンネルばかりの山陽新幹線も西に向かうほどに雲が厚く垂れこめる暗鬱な天気。
旅行の初日から気分がウキウキするときもあるけれど、なんだか今回は気分が乗らなかった。

新幹線はあっという間に関門トンネルを抜けて九州へ。地下鉄を乗り継ぎ、JRで唐津まで。
肥前前原で乗り換えるのだが、ここからが遠かった。
最近は高速バスがあるそうだ。


唐津に着いたら、カフェっぽいランチを食べたかったので街の中心部のKARAEテーブルへ。

一体型のビルは上階がホテル、ギャラリーやミニシアターなどがある。
壁に唐津焼きのタイルが。



最近カフェにはいろんな本が置いてある。ふと横を見ると野村友里さんの「春夏秋冬おいしい手帳」の料理本。パラパラめくると好みの料理満載。
帰って購入することにする。
私はクロワッサンサンド。ブレンドコーヒーとジャガイモのポタージュを付ける。

 
旦那はスペシャルランチ。

 
  
暖かいポタージュに気持ちがほっとする。気分にピッタリのランチだった。
 
曇り空の中、次の日に息子と合流するので、窯元やギャラリーを下見して回る。
駅のロッカーに荷物を預けて、駅の北側の昔の窯跡から観る。

 
  
中里家は江戸時代の御用窯として作陶していた窯跡である。
廃藩置県と共に窯は廃れ、有田や伊万里の磁器におされ、唐津焼きは一時衰退の一途をたどる。
この日は中里太郎右衛門のギャラリーと陶房は休館だったので、次の日に再訪することにする。

道のタイルも有田焼


近くのあや窯のギャラリー

 
  
中野窯ギャラリー

ここで珍しい松葉の柄の箸置きを見つける。素朴だけれど少し現代的でピンと来た。他も見て決めることにする。

今年は散り残した桜がそこかしこにまだ花をかろうじてつけている。

今現在は昔の展示場が建て替えのために駅の近くの展示場にある曳山展示場

 
  
   
     
勇壮でビビッドなカラーの曳山が勢ぞろいしているが、一基は修復のために別の場所にあるそうだ。
一年に一度11月初めの唐津くんちの時にひかれる。

江戸時代がから作られた物もあり、そのままずっと修理を繰り返しながら使用するそうだ。

 街中のギャラリーものぞきながら荷物を持って、早々に宿に入ることにする。



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