夏しか旅行できない。
今年の夏は娘高三のため、近場で。
息子の希望で白川郷、世界遺産
&息子とだんなはその後白山登山
本来は白山登山の後、白川郷という
予定だったがよんどころない
事情によってその予定が逆になった。
これは後々よかったと思う。
一日目雷鳥で京都から金沢まで
JR西日本おでかけネットで予約し、カード決算したのだが
帰路、新幹線も名古屋から予約しようと思ったが
これができない。カード会員になっていないとできない。
これってどうよ。カード会員は要は社用などでよく新幹線を
利用する人の特典みたいだった。当方一年に一度
新幹線に乗るかどうかあやしい。結局は半額近くの値段で
すむ高山~京都 発車オーライという長距離バスをネットで予約。
これはコンビ二発券。カード決済できず。
この濃尾バス、金沢~白川郷、白川郷~高山をネットで予約
するも乗車10分前までに営業所で発券番号を告げてお金を
払いチケットを受け取らねばならない。
もう少しどうにかならんもんか?
白川郷、金沢から3人とも爆睡の中到着。
荻町地区ど真ん中の民宿を予約していたので
便利だった。
でもなんと外国勢が多いこと。
日本人かなと思っても実はアジア勢
日本人の方が数では劣っていたのではなかろうか?
荻町はほどよく観光化され、白川郷らしさを醸し出すつつも
美しく整備されていた。
だんなは「氷、氷!」と小学生並にだだをこねていたが
何しろ山の荷物を背負っているので
息子と二人「まずは荷物を置いてから。」とさとされ
歩いてすぐの民宿「一茶」へ荷を解く。
2時頃なれどすぐにチェックインしてOKだった。
街の中心部に再びむかい冷たい物を摂取。
暑いが木陰は涼しい。これが都会とは大違い。
まずは民家園へ
ここだけ回ればだいたい合掌造りのノウハウ、雰囲気はわかるように
なっている。5時閉園だったけど人も少なくのんびり見て回れる。
中に人工の滝が設けてあり、ブランコがあったり、公園のようにもなっている。
ゆっくり5時まで2時間くらいかけて見る。
こういうところが個人旅行のいいところだし、そこに泊まる利点だ。
そろそろお腹も空いたし、詳細を見物するのは明日にしようと宿へ
隅々まで掃除が行き届いたいい民宿だ。
お宿の人も少人数でやっているのでかまわないでいてくれる
所がまた、いい。でも頼んだ事は快くやってくれて親切。
ご飯は6時からなのでお風呂に今の間に入る。
トイレとお風呂は共通。歩いて数分の所に
公営の露天風呂温泉もあった。
私たちの部屋は仏間と続きの間の二間。
夕食、まるで自分の家で調理したようなお味、薄くておいしかった。
信州と違って飛騨は山中と言えど料理法にセンスがある。
飛騨牛
夜、息子と散歩。空には満点の星。こんなにたくさんの星があったのかという
くらい久しぶりに宇宙の広さに感心する。
まだ8時くらいなのに人通りは本当にない。荻町メーンストリート
朝は例のごとく早朝散歩。展望台まで上ってみる。
荻町の全貌が見渡せる。雪の季節などはもっと素敵だろうな。
朝食、例のごとく朴葉味噌が出る。これが私苦手なの。
味噌を焼くと余計に味が濃くなるような、辛い!
確かにこれでご飯を何杯も食べられる。
朝から観光、東の端のは鳩谷八幡神社からJR駅近くの道の駅まで行ってみようと
するが、遠くて断念。小学校は廃校になったような、、、。
朝から暑い。茶店で一服。ダンナはどこでも宇治金時。
ところでこういう地方の店、必ず装飾過多なのよね。
時間を経て訪れた有名人のサイン色紙やら色の完全に褪せた昔の
ポスター、ありとあらゆるその地方の民芸品、わけのわからない
額、時間差を経てオリのように沈殿している感じ。
全ての隙間を埋め尽くしている。
私個人民芸品は嫌いではない。むしろ、興をひかれる物も
たくさんある。でもくどすぎるのだ。
もう少しすっきりするとその良さも出てくるのではなか
ろうか?
片っ端から民家を見て回る。どこも協定を結んでいるようで
入場料高校生以上一律300円。
いっその事、見学場所ルートにして共通ルート券みたいな
物を販売したらと思うのだが、、、。少しお得になるように。
街全体の美観が非常に考えられていて田畑や花がとても
丹精されていた。
長瀬家の前の池
朝の散歩の時は咲いてなかった
睡蓮が見事に咲いている。
どの民家も3階まで上がれるようになっていて
養蚕の様子(中には本物のお蚕さんを飼っている)や
さまざまな昔の道具を展示してある。
少しの隙間に活けておいてある花が美しい。
こんな家で最大40人以上が生活していたなんて
すごいと思う。大変だっただろうな。場合に
よっては個人のプライバシーなんてないだろう。
こうやって古い古民家を再生している家がある。
どこかのお国の人が熱心にメモを取りながら見ていた。
お昼は例のごとくお蕎麦。
私は少しソバアレルギーの気があるので
米麺というお米の粉を使った麺を食べる。
これが腰があって冷麺にしたら
おいしかった。冷たいどぶろく。
この地域ではどぶろく祭りというのが
あるくらいなのでどぶろくを飲んでみる。
容器ごと冷やしてある。
どろっとして辛口の甘酒みたいだ。
それにしても日中日向は暑い!
少し歩きは水分補給。
3時高速バスで高山へ
バスはかなり埋まっていた。1時間弱で
高山に到着。飛騨古川まで行くので
バスのチケットを買ってしまったが
JR(駅で3つ目)で行く方がほんの少し早く着いて
安かったようだ。でも街中も見物できるし
路線バスで飛騨古川まで向かう。
途中のバス停で降りて「八つ三館」という料理旅館へ
飛騨古川で泊まりたいというのはだんなの希望である。
ネットで3ヶ月前に旅館を探しているときに
安くていいやと駅前のホテルに電話した。「満室」
次にちょっとしゃれたプチホテルも「満室」
どうやらこの日飛騨古川でサッカーの大会があるらしいという
事がわかった。ここだったら空いてる思いますよと
教えてもらったのがここ「八つ三館」料理旅館なので
お値段高いめ。まあしょうがないかと取った宿。
まずはレトロな(昔、細腕繁盛記という旅館をモデルに
した連ドラがあったがあの山水館をしぶくしたみたいな
旅館)玄関。入るとちりんちりんと涼しげな風鈴の音。
出迎えた旅館の男性はなんとはかま姿!
明治時代の書生といった風情。
鹿鳴館という応接間に通され(まさに鹿鳴館と言う感じの
部屋だった)
お薄とくず饅頭が出される。
待たされることしばし。
お部屋は新館の端。部屋内は新しくデザインもすっきり。
まずはお風呂へ 露天あり 女風呂には五右衛門風呂に
バラの花。
夕食は曲がりくねった館内を案内され(温泉旅館って
建て増し建て増しで迷路のようになっている所が多いの
よね。アネックスとか新館とか別館とか)とある
一室へ。中は1本のろうそくの火。
ひぇー今から稲川淳二の怪談でも聞くの?って感じ。
すぐに仲居さんが電気を点けてくれた。和ろうそく
がここの名物でもあるので「ろうそくの火でお迎えしました。」
という事でした。
料理の温度が適温で出てきてしかもそれなりに食べる速度に
あわせてくれるのがよかった。
これあゆです。
お酒は日本酒の冷酒を三種少量ずつのセットとワイン。
次の日、古川の駅近くほんの小規模に疎水がある。
そこで丸々と肥えた鯉に麩のえさをやる。
匠博物館という所に入って飛騨木造家屋の構造を知る。
もし一戸建てを建てるとしたら息子と縁側のある家がいいね
と夢のような話をする。
すばらしい、すかし彫りの欄間などを見ていると
こんな日本の技術はどうなるんだろうと本当に思う。
うまく現代のインテリアに生かせないものだろうか?
生徒の木彫を見ているとうまく育てたらいい職人に
なるような子が結構いる。
ここからまた高山へ
高山の駅で男チームと分かれる。
私は京都まで高速バスに乗る。
別れを惜しむように息子が手を振ってくれる。なんとなく
寂しいような。男チームは明日から白山登山。
どうも不安が胸をよぎる。
それが的中するとは、、、。
登山話はまた後日。
今年の夏は娘高三のため、近場で。
息子の希望で白川郷、世界遺産
&息子とだんなはその後白山登山
本来は白山登山の後、白川郷という
予定だったがよんどころない
事情によってその予定が逆になった。
これは後々よかったと思う。
一日目雷鳥で京都から金沢まで
JR西日本おでかけネットで予約し、カード決算したのだが
帰路、新幹線も名古屋から予約しようと思ったが
これができない。カード会員になっていないとできない。
これってどうよ。カード会員は要は社用などでよく新幹線を
利用する人の特典みたいだった。当方一年に一度
新幹線に乗るかどうかあやしい。結局は半額近くの値段で
すむ高山~京都 発車オーライという長距離バスをネットで予約。
これはコンビ二発券。カード決済できず。
この濃尾バス、金沢~白川郷、白川郷~高山をネットで予約
するも乗車10分前までに営業所で発券番号を告げてお金を
払いチケットを受け取らねばならない。
もう少しどうにかならんもんか?
白川郷、金沢から3人とも爆睡の中到着。
荻町地区ど真ん中の民宿を予約していたので
便利だった。
でもなんと外国勢が多いこと。
日本人かなと思っても実はアジア勢
日本人の方が数では劣っていたのではなかろうか?
荻町はほどよく観光化され、白川郷らしさを醸し出すつつも
美しく整備されていた。
だんなは「氷、氷!」と小学生並にだだをこねていたが
何しろ山の荷物を背負っているので
息子と二人「まずは荷物を置いてから。」とさとされ
歩いてすぐの民宿「一茶」へ荷を解く。
2時頃なれどすぐにチェックインしてOKだった。
街の中心部に再びむかい冷たい物を摂取。
暑いが木陰は涼しい。これが都会とは大違い。
まずは民家園へ
ここだけ回ればだいたい合掌造りのノウハウ、雰囲気はわかるように
なっている。5時閉園だったけど人も少なくのんびり見て回れる。
中に人工の滝が設けてあり、ブランコがあったり、公園のようにもなっている。
ゆっくり5時まで2時間くらいかけて見る。
こういうところが個人旅行のいいところだし、そこに泊まる利点だ。
そろそろお腹も空いたし、詳細を見物するのは明日にしようと宿へ
隅々まで掃除が行き届いたいい民宿だ。
お宿の人も少人数でやっているのでかまわないでいてくれる
所がまた、いい。でも頼んだ事は快くやってくれて親切。
ご飯は6時からなのでお風呂に今の間に入る。
トイレとお風呂は共通。歩いて数分の所に
公営の露天風呂温泉もあった。
私たちの部屋は仏間と続きの間の二間。
夕食、まるで自分の家で調理したようなお味、薄くておいしかった。
信州と違って飛騨は山中と言えど料理法にセンスがある。
飛騨牛
夜、息子と散歩。空には満点の星。こんなにたくさんの星があったのかという
くらい久しぶりに宇宙の広さに感心する。
まだ8時くらいなのに人通りは本当にない。荻町メーンストリート
朝は例のごとく早朝散歩。展望台まで上ってみる。
荻町の全貌が見渡せる。雪の季節などはもっと素敵だろうな。
朝食、例のごとく朴葉味噌が出る。これが私苦手なの。
味噌を焼くと余計に味が濃くなるような、辛い!
確かにこれでご飯を何杯も食べられる。
朝から観光、東の端のは鳩谷八幡神社からJR駅近くの道の駅まで行ってみようと
するが、遠くて断念。小学校は廃校になったような、、、。
朝から暑い。茶店で一服。ダンナはどこでも宇治金時。
ところでこういう地方の店、必ず装飾過多なのよね。
時間を経て訪れた有名人のサイン色紙やら色の完全に褪せた昔の
ポスター、ありとあらゆるその地方の民芸品、わけのわからない
額、時間差を経てオリのように沈殿している感じ。
全ての隙間を埋め尽くしている。
私個人民芸品は嫌いではない。むしろ、興をひかれる物も
たくさんある。でもくどすぎるのだ。
もう少しすっきりするとその良さも出てくるのではなか
ろうか?
片っ端から民家を見て回る。どこも協定を結んでいるようで
入場料高校生以上一律300円。
いっその事、見学場所ルートにして共通ルート券みたいな
物を販売したらと思うのだが、、、。少しお得になるように。
街全体の美観が非常に考えられていて田畑や花がとても
丹精されていた。
長瀬家の前の池
朝の散歩の時は咲いてなかった
睡蓮が見事に咲いている。
どの民家も3階まで上がれるようになっていて
養蚕の様子(中には本物のお蚕さんを飼っている)や
さまざまな昔の道具を展示してある。
少しの隙間に活けておいてある花が美しい。
こんな家で最大40人以上が生活していたなんて
すごいと思う。大変だっただろうな。場合に
よっては個人のプライバシーなんてないだろう。
こうやって古い古民家を再生している家がある。
どこかのお国の人が熱心にメモを取りながら見ていた。
お昼は例のごとくお蕎麦。
私は少しソバアレルギーの気があるので
米麺というお米の粉を使った麺を食べる。
これが腰があって冷麺にしたら
おいしかった。冷たいどぶろく。
この地域ではどぶろく祭りというのが
あるくらいなのでどぶろくを飲んでみる。
容器ごと冷やしてある。
どろっとして辛口の甘酒みたいだ。
それにしても日中日向は暑い!
少し歩きは水分補給。
3時高速バスで高山へ
バスはかなり埋まっていた。1時間弱で
高山に到着。飛騨古川まで行くので
バスのチケットを買ってしまったが
JR(駅で3つ目)で行く方がほんの少し早く着いて
安かったようだ。でも街中も見物できるし
路線バスで飛騨古川まで向かう。
途中のバス停で降りて「八つ三館」という料理旅館へ
飛騨古川で泊まりたいというのはだんなの希望である。
ネットで3ヶ月前に旅館を探しているときに
安くていいやと駅前のホテルに電話した。「満室」
次にちょっとしゃれたプチホテルも「満室」
どうやらこの日飛騨古川でサッカーの大会があるらしいという
事がわかった。ここだったら空いてる思いますよと
教えてもらったのがここ「八つ三館」料理旅館なので
お値段高いめ。まあしょうがないかと取った宿。
まずはレトロな(昔、細腕繁盛記という旅館をモデルに
した連ドラがあったがあの山水館をしぶくしたみたいな
旅館)玄関。入るとちりんちりんと涼しげな風鈴の音。
出迎えた旅館の男性はなんとはかま姿!
明治時代の書生といった風情。
鹿鳴館という応接間に通され(まさに鹿鳴館と言う感じの
部屋だった)
お薄とくず饅頭が出される。
待たされることしばし。
お部屋は新館の端。部屋内は新しくデザインもすっきり。
まずはお風呂へ 露天あり 女風呂には五右衛門風呂に
バラの花。
夕食は曲がりくねった館内を案内され(温泉旅館って
建て増し建て増しで迷路のようになっている所が多いの
よね。アネックスとか新館とか別館とか)とある
一室へ。中は1本のろうそくの火。
ひぇー今から稲川淳二の怪談でも聞くの?って感じ。
すぐに仲居さんが電気を点けてくれた。和ろうそく
がここの名物でもあるので「ろうそくの火でお迎えしました。」
という事でした。
料理の温度が適温で出てきてしかもそれなりに食べる速度に
あわせてくれるのがよかった。
これあゆです。
お酒は日本酒の冷酒を三種少量ずつのセットとワイン。
次の日、古川の駅近くほんの小規模に疎水がある。
そこで丸々と肥えた鯉に麩のえさをやる。
匠博物館という所に入って飛騨木造家屋の構造を知る。
もし一戸建てを建てるとしたら息子と縁側のある家がいいね
と夢のような話をする。
すばらしい、すかし彫りの欄間などを見ていると
こんな日本の技術はどうなるんだろうと本当に思う。
うまく現代のインテリアに生かせないものだろうか?
生徒の木彫を見ているとうまく育てたらいい職人に
なるような子が結構いる。
ここからまた高山へ
高山の駅で男チームと分かれる。
私は京都まで高速バスに乗る。
別れを惜しむように息子が手を振ってくれる。なんとなく
寂しいような。男チームは明日から白山登山。
どうも不安が胸をよぎる。
それが的中するとは、、、。
登山話はまた後日。
これを読んだら、もう白川郷は行った気分ですね~
あ、でも白山気になる(^^;
今年の遠出は@とさんと違って
ここだけだったもんで
でもあの外国勢はすごかった。
私たちがモンサンミッシェルに
大挙して行くようなものかな?
とある雑誌によると厳島神社なんかも
ここはどこ?状態だそうです。
スピリチャルな場所って世界的に
人気なんだ。
登山、そうなんです。大変だったんです。
たつるん楽しみです!