遊びをせんとや

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奥の細道、東北の旅 その① ~松島や~

2023-07-25 09:18:31 | 旅行
今年の旅第二段
私は松島に行ったことがない。旦那の希望の山寺。宮城と山形。2つを回ることにした今年の夏旅。

例のごとく、国内旅はできるだけ鉄道でということで東京乗り換え、東北新幹線で行くことに。
初めて乗る東北新幹線、はやぶさ。仙台から分かれて走るこまちを連れて東京から出発。



朝6時24分東京行きののぞみに乗ったので車中で朝ご飯のフルーツとアイスカフェラテ。


早朝というのに東京行きの新感線は結構満席。
はやぶさもほぼ満席。
あっという間に仙台に。仙台駅は思ってた以上に大きなターミナルだった。
仙石線に乗り換えて、もう少しで仙石線東北ラインという線に乗りそうになった。内陸部を走る線だ。
私たちは海岸沿いを走ること1時間30分で松島海岸の駅に到着。仙石線も大学とか学校が多いみたいで若い人が乗っていた。
駅のロッカーに荷物を預けて、ネットで予約した観光船のチケットを買う。100円の割引。船内の二階に座るためにはもう600円船内で支払う。結局50分1500円。
何だか人が沢山いる。
そこで空に轟音。水族館のイルカショーのように空にブルーインパルスが三機。
なんとこの日は日本三景の日。松島には自衛隊の基地がある。

それを記念してブルーインパルスの航空ショーが行われていたのだ。
観光船の時間が迫ったいたのでまずは腹ごしらえということで海岸沿いの何でもある入りやすそうな店南部屋に入る。
ここはカキフライ定食で。この時に調子に乗って生ビールを飲んだのがあかんかったと後から思う。

牡蠣は旬ではないが結構ジューシーで美味しかった。正午に航空ショーが終わった後にどんどん座席が埋まる。

湾内巡り。残念ながあら曇天。でも涼しい。


チリ沖地震で二つに分かれたチリ島
 
今では根本を補修している仁王島

奇怪はというか変わった島が大小沢山点在している。その間に牡蠣の養殖。
この沢山の島が東日本大震災の時の津波も防いでくれたよう被害が少なかったようだ。

湾内巡りの他は次の日に観光する予定なので一駅乗って高城町の駅でタクシーに乗る。小さな駅だったが、ちゃんとタクシーが待っていて先客がいたのですぐに折り返すとのこと。
タクシーで数分の宿へ。

松庵

エントランス

少ない部屋数でプライベートの湾に面している。


お部屋で出された冷たいお抹茶と干菓子

さっそくお庭を散策する。

 
空への小径を抜けたところ

段々お天気が良くなる。
お庭と言ってもちょっとしたハイキングコースのようになっているので下駄が泥で汚れた。後で考えたら長靴のようなゴム靴も準備されていたのだ。
どのお部屋からも小さな湾や向こうの松島の海が見渡せて、蜩の声しか聞こえない。流れ混む潮によって芳醇な餌場になっているのだろう。鷺や野鳥が沢山くる。ゴミも見当たらない。

楽しみの夕食はレストランで。海音という併設されたレストラン。内装も素敵。

神様も祀られている。

テーブルの間は離れていて個室もありゆったりしている。
但し個室からは景色が見えないのでテーブル席にした。

日本酒飲み比べセット、お高い方。



前菜

椀物

お刺身の盛り合わせ。ウニ丸ごと。旬だそうだ。美味しかった。

メインの盛り合わせ

ステーキ柔らかかった。ソースも美味しい。

ここで赤ワイン追加。これがあかんかった。

お口直しや色々出て

最後の穴子ご飯。

これがほんまは美味しかったのだがもう私のお腹の容積を、完全に超えていた。豊満状態。
そんなに量は多くなかったのにお昼に生ビールを飲んだりコーンで藻塩アイスも食べたやん。

最後のフルーツのデザートとアイスカモミールも意地でもいただいた。

這々の体でお部屋に帰り帯を解き、陣痛を我慢する妊婦のようなぽーずでしばし
いつのまにか月も観ずに寝てました。トホホ。