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遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
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大阪アースダイバーと「平清盛」~海民のゆくえ

2012-12-29 09:51:47 | ブックリスト
大阪アースダイバーはとっても大阪人には
面白い本だ。(@とさん私もすごくそう思う。)

最後の岸和田だんじり祭は鯨漁を地上で再現した
ものであるというのがとてもよくわかる。

大阪人は海民で生粋の農耕民族ではないと
書かれているのはとてもうなずける。
読んでいて海民、、、。
最近最終回を迎えたNHKあの視聴率最低を
記録した「平清盛」という名作

ちょっと横道それますけど
視聴率最低ということは
うちの家族の感性は全く世間(ってなによ)
からずれているということですな。

平清盛はまるで海民のお話だったんだ。

この本の中には私の育った北河内や
毎度仕事で訪れる
上町台地や職場の海岸線がたくさん出てくる。

秋によく言った四天王寺も

小学生のころから中学生になるまで
よく踊りに行った夏の盆踊り大会の
「河内音頭」のあのリズムは一緒でも
歌詞が違うことが理解ができた。

なぜ、かなり大きくなるまで
(高1まで参加していた)
私は盆踊りに惹かれたのか?

きっと私なりの死者との会話だったんだ。

大阪に住んでいる人は必読の書

自分のルーツが解る。

なぜ大阪人がリノベーションが得意で
へこたれないのかも理解できる。


  

PS.それと私市(なんと懐かしい地名。これは私の幼少の頃の遊び場)
の河内磐船神社の巨石
物部氏のイニシェーションの場所だったそうだ。

子どもたちが小学生の頃この神社に行ってこの巨石の中をくぐったけど

       

本当に怖かった。今大地震が起きたらどうなるんだろう?って

古代ここをくぐった男の子も同じ思いをしたんだろうか?

去年修学旅行で行った長野善光寺の大仏内部巡りも同じような感覚の体験をしたな~。