「星の国から孫ふたり」の映画のことについて書こう・・と思っていたのですが、まかまかしていたら、昨日の朝日新聞に槇坪監督の7本目の映画の紹介として記事が掲載されました。
作家門野晴子さんの著書を読み、自閉症児の親や子どもたちを応援するために、自分がやるしかない!と思われて、ご自身の病気をおして、この作品を作ったことが語られています。
自閉症児や発達障害を持つ子どもたちは、思いのほか多いのですが、日本の中では、偏見や、理解不足のために、親も子も大きな悩みを抱えています。お互いを少しでも理解して、親や、子ども自身によりそった教育やサポートをどのようにしたらいいのか、この映画を通して、感じてほしいと思います。
原作はアメリカにいる孫が2人が自閉症なのですが、映画ではアメリカから転勤で日本に帰った親子という設定になっていて、だからアメリカの自閉症の子どもたちへのサポートも紹介しています。
日本では、発達障害の子供のための教育の法律ができましたが、専門家がきちんとサポートできる体制にはなっていないのです。自閉症の子どもたちも、早期の適切な支援で、コミュニケーションの回復が可能になることもあるようですので、そういう情報も、親に届く環境がほしいところです。
秋田市では11月6日に秋田県児童会館で上映会を開催の予定で、今準備を進めています。
一人ひとりのいのちとむきあってきた、槇坪監督ならではのメッセージあふれる作品です。これから宣伝をしていきますので、よろしくお願いいたします。