築地 老舗鰹節屋がざっくり語ります

築地で鰹節屋を営み70余年、現在三代目。築地ネタ、料理ネタ、ざっくり語ります。
店舗:中央区築地6-26-8 尾林商店

車椅子

2010-12-09 13:30:28 | 日記
築地の店頭に立っていると
車椅子で散策されていらっしゃる方々を
見かけます。

築地はちょっとばかり無法地帯だから
気をつけてね。。と心の中でいつも
思います。

月曜日、車椅子のお母様と一緒に
ウチの一押し商品を買っていかれた方に
思わず「車椅子でちゃんと外出されて
えらいですねぇぇぇ」と言ってしまいました。

車椅子オッケーのトイレの場所確認したり
色々大変なんですよね。
入ったはいいけど
手すりの位置が合わなくて
結局別のトイレを探したり
明らかに
「はい、とりあえず作りました。
これでいーでしょ?」みたいな、
利用者側の意見やら一切取り入れたり
考えずに作ったな、というのが
みえみえなのとか
あるので 注意が必要です。

自治体が運営する建物が一番
安心かな。

これから更に寒くなり、また
築地は混雑してきますので
皆様どうぞ気をつけて
築地散策を楽しんで
いただきたいです。

うちも母に銀座に行きたいわと
せがまれてます。
でもついつい後回しにしてしまいます。
どこかでつれていってあげないとな。。。
今 銀座はクリスマスイルミネーションが
キレイだからなぁぁぁ
 
はやく科学技術が進歩して
自力歩行できるお助けロボットとか
できないかな!!

映画「うまれる」感想

2010-12-07 13:39:56 | 日記
金曜日、行ってきました。

予定がつまっていて
そんな時に限って急用の電話が入ったり
全く予定通りに行かず、
本当に駆け込みで映画館に入りました。
でも丁度予告が終わった頃だったので
ラッキーだったかな?

両親の不仲、虐待の経験から
親になることに戸惑う夫婦、

完治しない障害を持つ子を
育てる夫婦、

出産予定日に我が子を失った夫婦、

子を望んだものの授からない人生を
受け入れた夫婦、

この四組を夫婦を追ったドキュメンタリー映画。

感想は、みかさんと同じく
うまく言葉では言い表せません。
だから、気になる方は
もしDVD化等されたらぜひ
手にとってほしい。

受け止め方、感じ方もそれぞれだと
思うので・・・。

私個人としては
子供や母に対しての感謝の気持ちを
呼び起こしてくれるかな、と
思って行ってきましたが
それ以上に
自分に対して少し優しく
なれたかな、と。
カリカリする自分も
ダメな自分も
そのままに生きていていいんだよ、って
もう一人の自分から
そう優しく言ってもらえたような。
そうやって今の自分をそのままに
受け入れることが出来ると
周りにも優しくなれるんですね。

・・って相変わらずまだ
カリカリは完全に消化(沈火?)
できてませんが
ちょっと 落ち着いたような気がします。

そして生まれてから今日に至るまでの
子供達との日々を思い出し
今、目の前にいてくれることに
感謝しました。
母も よく今まで
頑張ってきたよなぁぁ、と。

それから こんな生活を
一緒になって支えてくれる
主人に感謝です。
ブチ切れたいのは
主人の方かもしれないのに
冷静にこの現実を一緒になって
受け入れていて。

まぁ、喉元すぎればナントカなんて
言いますから
またウッキーとなるかもしれませんが
そんなときはパンフレットを見て
落ち着かせましょう。

ちなみに映画の帰りちょっと
デパート寄って
渡された香水のテスターを
パンフレットに入れていたので
今でもとてもよい香りがします。

ちょうど、パンフレットを入れてもらった
映画タイトルの書いてある

きれいな空色の紙袋に似合う香り。

こんどこの香水買ってみようかな。

映画「うまれる」

2010-12-02 13:36:04 | 日記
明日、映画「うまれる」を
観にいってこようかと思ってます。
詳細は以下。。
http://www.umareru.jp/cinema/index.html#02

私の園ママ友達がこの映画にちょっと出演なさった
というお友達とお店に遊びにきてくれまして、
そのときにこの映画のチラシをくださいました。
園ママ友達の彼女もとても素敵で
行動力ある、カッコイイ女性なんですが
そのお友達もおおらかで底抜けに明るい感じで

だからこれはきっと素敵な映画に
違いない!と思ってずっと気になってました。
とはいいながら
気がつくと、な、なんと明日が最終日。
(映画館によってはまだ上映してます)
これは大変!!!
なんか、何故だかこれは映画館で
観ないと絶対後悔しそうな気がして・・・

ハンカチとティッシュが必須な気がします。
メイクも気をつけないとパンダになるかも?

最近めっきりトシを感じるようになったせいか
主婦業、子育て、店の手伝い、母の介護の日々が
ちょっとキツく思えてきまして
子供に当たってしまったり
母にそっけない態度とってしまったり
かなりカリカリぴりぴりしてしまっていたので
この映画で初心にかえりたい私・・・

左半身不随の身体でも私を産み育ててくれた母への
感謝の気持ち、

私自身については・・・
妊娠四ヶ月の頃にパパがアメリカ長期出張となり、
いつも一人部屋の中でお腹の中の長男に話しかけ・・
ホント、たーくさんいろんな話をしたんだった・・・
愚痴や悩みをお腹さすりながら話すと
なぜだかまるで励ますかのように
お腹が動いて・・、
破水した時も一人でタクシー乗って病院行って。。
(パパは生後一ヵ月後に帰国しました)
産まれてすぐ抱っこしたとき
私の口から出てきた言葉は
「ありがとう」だったのをよく覚えてる・・・


と、そんな初心に戻って・・いや、
戻る以上にもっと良いママになれる
きっかけをくれそうな気がして

だから明日が楽しみです。

今、このブログ書いてる時点で
結構反省してますが

また観たら感想を載せますね。

鰹節から遠ざかってますね。。。
でもまぁこれも
お店から発展した出逢いなんで
こんな出逢いも築地発であるんだよ~って
ことで!!

追伸
出産当日駆けつけてくれ、其の後も
色々気にかけてくれた 粟さんには
感謝しても感謝してもしきれないです。
ありがとう。