築地 老舗鰹節屋がざっくり語ります

築地で鰹節屋を営み70余年、現在三代目。築地ネタ、料理ネタ、ざっくり語ります。
店舗:中央区築地6-26-8 尾林商店

映画「うまれる」感想

2010-12-07 13:39:56 | 日記
金曜日、行ってきました。

予定がつまっていて
そんな時に限って急用の電話が入ったり
全く予定通りに行かず、
本当に駆け込みで映画館に入りました。
でも丁度予告が終わった頃だったので
ラッキーだったかな?

両親の不仲、虐待の経験から
親になることに戸惑う夫婦、

完治しない障害を持つ子を
育てる夫婦、

出産予定日に我が子を失った夫婦、

子を望んだものの授からない人生を
受け入れた夫婦、

この四組を夫婦を追ったドキュメンタリー映画。

感想は、みかさんと同じく
うまく言葉では言い表せません。
だから、気になる方は
もしDVD化等されたらぜひ
手にとってほしい。

受け止め方、感じ方もそれぞれだと
思うので・・・。

私個人としては
子供や母に対しての感謝の気持ちを
呼び起こしてくれるかな、と
思って行ってきましたが
それ以上に
自分に対して少し優しく
なれたかな、と。
カリカリする自分も
ダメな自分も
そのままに生きていていいんだよ、って
もう一人の自分から
そう優しく言ってもらえたような。
そうやって今の自分をそのままに
受け入れることが出来ると
周りにも優しくなれるんですね。

・・って相変わらずまだ
カリカリは完全に消化(沈火?)
できてませんが
ちょっと 落ち着いたような気がします。

そして生まれてから今日に至るまでの
子供達との日々を思い出し
今、目の前にいてくれることに
感謝しました。
母も よく今まで
頑張ってきたよなぁぁ、と。

それから こんな生活を
一緒になって支えてくれる
主人に感謝です。
ブチ切れたいのは
主人の方かもしれないのに
冷静にこの現実を一緒になって
受け入れていて。

まぁ、喉元すぎればナントカなんて
言いますから
またウッキーとなるかもしれませんが
そんなときはパンフレットを見て
落ち着かせましょう。

ちなみに映画の帰りちょっと
デパート寄って
渡された香水のテスターを
パンフレットに入れていたので
今でもとてもよい香りがします。

ちょうど、パンフレットを入れてもらった
映画タイトルの書いてある

きれいな空色の紙袋に似合う香り。

こんどこの香水買ってみようかな。