サルビア・エレガンスゴールデンデリシャス(しかし長いって!名前がっ!)の株から濃い緑色の葉を付けた枝が一本出て来てます。
葉緑素が適度に抜けて明るいライムグリーンやイエローに見える葉が売りのエレガンスゴールデンデリシャスなのだが
たまにこうやってしっかりと葉緑素が載った葉が出てくることがある。
いわゆる「先祖帰り」と言う現象で、元々は濃い緑色の葉ばかりだった株から突然変異で葉緑素が抜けた葉が出て来て
それを挿し木で繁殖したものだから、植物体内のどこかに緑色だったころの性質が残っていて何かの拍子に現れるものだと思われます。
一般的に斑入り品種に多く見られる現象かな・・。でもこの濃い葉と言うのは生育が旺盛なので放っておくとご先祖の濃い葉に全体が覆われてしまうので、かわいそうだけど切り取っています。ごめんね^^
ま、斑入りに限らず突然変異の枝変わりの場合先祖に帰る事がまれにあるけど、この逆で新しい品種が生まれる事もあるので
日々の観察は入念にやってます^^
当園のオリジナル品種のチェリーセージ「ピーチ」「プラム」、サルビア・バンヒューティーライトそれに
サルビア・ウリギノーサのアップライトタイプ、コバルトセージのコンパクトタイプなどがあり、見つけた時の
「幸福感」は半端ないです(笑)
ぁ・・・最後にですがサルビア・エレガンスゴールデンデリシャスの先祖はサルビア・エレガンスでした~^^