スローライフガーデン 花苗栽培農家日記

G&B川端園芸が綴るスローライフな生活

まずは2株になりました^^

2018-06-28 05:31:21 | 日記

ちょっとピントあまいですが

少し前にこのブログでも記事にしたチェリーセージの枝変わりで出現したnewface君(さん?)の小苗。

 

ピンク花のオーキッドと言う品種の水やりをしていて偶然見つけた。

色合いはこんな感じ↓

単色のオーキッドに比べ少し淡いピンクと光を反射しているかのように見えるさらに淡いほとんど白の部分が中心部にある複色品種。

これはオーキッド↓

今何千何万と出荷している品種も最初はほんのひと枝でこの世に現れてくれたもので、このまだ名前はまだない品種もまずは2株からスタートです。

 

 


サルビア・アズレアなのだが…あら(^_^;)

2018-06-26 17:21:22 | 日記
当園が生産するサルビア・アズレアは3品種…「アズレア」、「アズレアアーリー(早咲き)」そして「アバランシェ(白)」を揃えている。
「アズレア」は柔らかなブルーで自分は勝手にミルキーブルーって呼んでます(笑)
「アズレアアーリー」はひとまわりアズレアよりも花が大きいのと名前の通り早咲き(7月から開花)なのだが株のボリュームが出来ない。株が出来る前に花がどんどん咲いてくる(笑)

そして「アバランシェ」はめずらしい白!話せば長くなるがその存在を知ってから当園にやって来るまで数年かかった(;゜∇゜)
入手を試みあちこちの植物園やサルビアの趣味家に問い合わせたが枯らしてしまったケースばかりだった。ま、この話はまたの機会に(笑)

で、この「アズレアアーリー」と「アバランシェ」を今回取り違えて育てていた事が発覚(;゜∇゜)「アバランシェ(白)」だと思っていたら「アズレアアーリー(ブルー)」だった(^_^;)
管理能力の無さが露呈m(._.)m

開花前は似てはいるものの良く見れば違うのは明らか!以後気を付けます。

ここはぐっと我慢や^^

2018-06-25 20:50:27 | 日記

これはサルビア・インボルクラータの画像で良く見ると頂芽が切り採ってある。そう・・頂芽を切り採りそれを挿し木をした跡。

一株だけ見るとこんな感じ

そして今までならこの頂芽の下の部分も挿し穂として使っていたけれど、この部分を使った苗は側枝が鈍角で横に伸び草姿がよろしくないし、枝が欠けやすくなってしまうので個体数を増やしたいのは山々だけここはぐっと我慢(笑)

姿の良い株だけを生産しないとね


サルビア・リパラサイト(´・ω`・)エッ?

2018-06-24 07:44:59 | 日記

この画像を良く見るとサルビアが2品種育ってる。左側ににゅ~っと枝を伸ばしているのはリパラで右側にひょろりと一本枝を真上に伸ばしているのがアバランシェ。

挿してあるラベルにはサルビア・アバランシェと記してある事から分かるように元々はアバランシェが育っていたのだが、どこからかリパラの種が運ばれて芽を出して育ったものと思われる。当園の自然下ではあまり結実する事が無いので、これ自体かなりレアなケース^^リパラの生命力に驚く

なんかアバランシェの鉢に寄生したみたい(笑)

そうこうしていたいたらサルビア・エレガンスゴールデンデリシャスにもパラサイトしていたリパラを発見!!


静岡よりのサポーター^^

2018-06-22 06:46:29 | 日記

今冬の低温でいつもなら越冬できるはずのサルビア・インボルクラータの親株が不調で、ほとんど芽が採れない状態になってしまいどうしようかと弱っていた時に、静岡県の生産農家さんが親株を譲ってくれる事になり一昨日わざわざ掘り起こして送ってくれました。

畑で植え着いていたモノを掘り起こすのは大変だっただろうし何よりも、自分も必要であろう親株を送ってくれてた事に心よりの感謝を禁じ得ない。そんな感謝でいっぱいの気持ちをどうやってお返しすればいいのか考えながら鉢に植えこみ大事に育てる事をお約束したのでした。本当にありがとうございました。

・・・このブログの存在は多分ご存知ないかと思うけれど^^

 


便秘?・・・いや弁秘か・・・^^

2018-06-19 20:24:29 | 日記

明日ポインセチアの挿し木をするのでミスト散布装置の点検をした・・もっと早くにやっておけばいいものを!・・・

と言う事態にこの後陥るの事も知らずにスイッチを入れて・・あれ?・・入れて・・Σ(゚д゚lll)ガーン出ない!!

再度スイッチをON!・・ちょろちょろとしか出ない!!まずい!明日やぞ挿し木は!!

さっそく分解点検に取り掛かる

年代物でしかも1年間放置で弁が錆びついたのかもと思い中を見るとそうでもない

仕掛けはスイッチが入ると磁力で弁を開放して水を流すと言うシンプルな構造なのだが、その磁力が弱って弁が完全に開放されないのかもしれない。

とか思っていると突然調子が戻ったりしてミストが噴霧されるのだが、すぐまた止まる

参ったな~(´;ω;`)

 

 


北は金沢から南は小松まで^^

2018-06-18 21:24:55 | 日記

当園が位置する石川県白山市(松任地域)は鉢花園芸的に見ればかなりの過疎地

この仕事に就くために研修させてもらった愛知県江南市では当時鉢花農家が20名以上いた記憶があるのだが

白山市では数名・・石川県全部でも鉢花農家と言えるのは10名いるかいないかで何百名といる先進地とでは雲泥の差がある。

こうなるとどうなるか・・・生産技術に関する情報量や資材のコスト面で大きく水をあけられる事になる。ま、このあたりはやり方次第で差を縮められない事もないが、どうしても物流面では引けを取られてしまう。

今日も愛知県の市場から注文を頂いたのだが出荷時期から外れていたために集荷に来てくれる定期便が無く、臨時便がある小松市までに足を運ぶ事になったしかも今日は金沢市内にも出荷があったので最初は金沢市へ行き、そのままUターンして白山市を通り過ぎ小松まで行ってきた(;^ω^)所要時間は約120分・・・かかりすぎやろ・・